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2008.09.07

国際協同制作の時代

ITmesia News より「日本人が優しすぎるから ――ニコ動で“育つ”香港の歌姫

歌は下手だと思ってた。ただ日本人の優しさに感動し、その気持ちを伝えたくて「ニコニコ動画」で歌い始めた。「私には歌うことしかできないから」――香港に住む18歳。歌で思いを届けようともがく。

そんな彼女が歌声を届け始めたのは、日本のニコニコ動画ユーザーの優しさに感動したから。透んだ声が今、「ニコ厨」たちの心に響く。

ハンドルネームは「ほんこーん」。香港に住む高校3年生・18歳の女の子だ。母語は中国語だが、日本語を話し、丁寧な日本語で歌う。

この夏5回目の来日を果たした。これまでのような家族旅行ではない。NHK BS2の番組「ザ☆ネットスター! 9月号」(9月5日午後12時~)で歌うために。

小学生からオタクなんです

日本語を学び始めたのも5年生の夏休み。ゲームマニアのおじさんの家で暇を持て余し、日本のゲームを手に取った。「セガサターン」の「サクラ大戦」だ。

日本語は分からなかったが、漢字から意味を推測してやってみたら面白くて、ハマった。グッズやポスターで部屋を埋め、アニメDVDやキャラクターソングの入ったCDを買って日本語を勉強した。中学2年生から日本語の塾に通い、本格的に学んだ。

香港では日本のポップカルチャーが流行しており、両親はアジア好き。日本の食べ物や音楽、ファッションには小さいころから親しんでいた。家族旅行で初めて来日したのは6歳のとき。前回の来日――16歳のときは夏コミにも足を運んだ。

「ニコ厨」に

中学生のころからネットが好きで、学校から帰るとすぐPCに向かう。1日8時間ほど、台湾や日本のサイトを見たり、友人とメッセンジャーでチャットする。

ニコニコ動画を知ったのは昨年5月。台湾のサイトで面白いMADが紹介されていたのを見て興味を持ち、アカウントを取った。毎日ランキングをチェックし、夏休みはずっと見ていた。「中毒になりました」

投稿したことはなかったし、しようとも思わなかったが、ある日出合った1つの動画に心打たれ、歌を歌って投稿しようと思い立った。

300円のマイクで「歌ってみた」

といっても機材もないし、録音法もよく分からない。日本円で300円ほどの簡易マイクをPCのマイク端子につなげ、歌を歌って吹き込んだ。自画像を描いたイラストに日本語の文字を添え、PhotoshopとWindows Movie Makerで動画を作った。ただ感動を伝えたかった。

歌い終えた後、こんなメッセージを吹き込んだ。「私だって日本のみなさまのことが大好きだから。サーセン」

日本語も歌も下手だと思っていたし、音も悪かった。1000人も聴いてくれれば十分だった。だが再生数はすぐ1万を超え、2万、4万を超えた。9月5日までに10万回近く再生されている。「本当に、びっくりしました」

「みんなに届けたいから、感情を込めて歌います」

「この子、練習したらすごくうまくなる」――ほんこーんさんの「ニコニコ組曲」を聴き、そう確信した日本人の男性がいた。NNT団の1人・あてっくすさん(31)だ。音楽大学で声楽を学び、卒業後はIT企業勤務。何人かのニコニコ動画の歌い手に、趣味で歌を教えている。

ネットで声をかけ、メッセンジャーを使って歌を基礎から教え始めた。ほんこーんさんには、音楽の知識はほとんどない。五線譜も読めないし、鍵盤を見ると「頭が痛くなる」というが、あてっくすさんはその成長の早さに舌を巻く。「普通の子が2~3年かかることを数カ月でマスターした。歌で一番難しいのは感情表現だが、彼女は高度な感情表現をさらっとやってのける」

最近、ニコニコ動画にはまっていて(^_^;)色々なものを見ていますが「これは文化の創造に立ち会っているのだろう」と感じております。

初音ミクが発売された時の騒動と同時に誰でも出来るものではない事が分かって「どうなっていくのかな」と思っていたのですが、ティッシュ姫の「メルト」にぶつかって「!!!」であったのです。

「ザ☆ネットスター! 9月号」の中で解説が出てきますが、最初に作った作品を寄ってたかって、改善しちゃうわけです。
「メルト」は初音ミクのオリジナル作品ですから、歌手は機械です。そこに、ベースの達人のティッシュ姫がベースを付けたわけですね。

さらに、バンドもネットワーク上で成立してしまう。「メルト-Band Edition~女性キーVer-

もちろん、ネットワークだから世界中に繋がっているわけで、国際展開もあるとは分かっていたし、「magibon」もいたけれど、「共同制作」のような展開になったというのは、ちょっと以上に驚いた。

「メルト」のオリジナル版は静止画なのです。
それをほんこーんは「【微修正】「メルト」PVを描いてみた(原曲Ver.)【ほんこーん・ステレオ】」で見入ってしまうような絵を付けてきた。
これが全部ネット上で出来上がっているところがすごいと思うのです。

すごい時代になってきたな、とつくづく思うところです。

9月 7, 2008 at 01:45 午後 日記・コラム・つぶやき |

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