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2008.07.23

F22の生産を継続?

NHKニュースより「F22戦闘機の継続を主張

アメリカ空軍の新しい参謀長に指名されたシュワルツ大将は、2011年に生産が終了する予定の最新鋭戦闘機F22について、生産を継続するよう求める考えを示し、自衛隊の次期戦闘機の選定にも影響を与える可能性が指摘されています。

アメリカの最新鋭戦闘機F22をめぐっては、製造コストがかかりすぎるなどの理由で、当初の計画より調達機数が大幅に減らされ、2011年末には生産が終了する予定になっています。
これについて、空軍の新しい参謀長に指名されたシュワルツ大将は22日、議会上院軍事委員会の公聴会で証言し

「F22は、アメリカ軍にとってかけがえのない存在だ。今の183機という生産機数の上限は低すぎる。少なくとも当面は生産を継続すべきだ」と述べ、生産終了予定を見直すよう求める考えを示しました。
F22については、日本政府も、自衛隊の次期戦闘機の有力候補とみていますが、アメリカ議会が軍事機密の保護を理由に現時点では輸出を禁止していることや、現状のままだと2011年に生産が終了する予定であることなどが障害とされています。
このため、アメリカ空軍のトップがF22の生産継続を求めたことは、将来の日本輸出にわずかながらも可能性を残すものといえ、次期戦闘機の選定にも影響を与える可能性が指摘されています。

自衛隊の機種決定に影響するでしょうが、それは主に「混乱する」事と同義語でしょう。

制服組は基本的にハードウェアを欲しがるのは常で、有名な例ではB1A爆撃機をカーター大統領が止めたのをレーガン大統領がB1Bにして(別モノにして)復活させた例があります。

F22の運動性能は大石英司氏が撮影したビデオで見ると「こりゃすごい」とは思います。

見所としては、2分過ぎの爆弾倉オープン。何しろあそこは、いろんなメーカーがこっそりとパッシブ・センサーを持ち込んで新鋭機の情報を探っている所ですから、そんな環境下であんなことをするなんてよほど性能に自信があるということでしょう。

もう一箇所は、5分過ぎかな、垂直状態での長いホバリング。エレベータが小刻みに動いている様子が分かります。ロシア機ではこんなの無理。

全体としては、演技に慣れきっている感じでした。たぶんアメリカで見せているデモとほぼ同じメニューだと思います。

確かにあれを見せつけられると、空自さんのみならず欲しくなりますよ。これはメルマガのおまけで書いたのですが、直前に飛んだのがタイフーンだったんですよ。そもそもが正面からのRCSが段違い。タイフーンの厚さが餅くらいあるとすると、ラプターのそれは煎餅か餃子皮ですよ。それほどに薄く見える。

これであの性能となると、空自さんが欲しがるわけですよ。二世代分くらい、他国の新鋭機を引き離しているんだもの。

確かにこの通りで、普通にカメラで撮ってもシルエットがよく分からなくなるくらいなのだから、レーダーでは見えませんよ。

ステルスの理屈は今では良く理解されていますが、それを実現するとこんな形になる、というのは理屈とは別物ですね。
やはり、SR71あたりからやっている、アメリカのステルス技術のこなれた面が見えたと思いました。

1機が200億円以上とも言われて、いくら何でも価格的に無理だろう。とも思うところです。

何となくですが、簡易版(?)のF22改が登場しても不思議はないように思います。

現在のF22は「何をやらせてもチャンピオン」といったところを狙っていて推力ノズルを動かしてトンでもない飛行が出来ますが、このような機能がステルス性能よりも優先するのか?と個人的には疑問があります。

万能型ではない、F22というのがあっても良いかと思います。
その時には、日本は一番先に手を出すでしょう。

7月 23, 2008 at 01:16 午後 海外の政治・軍事 |

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