747-400の胴体に大穴
朝日新聞より「機体に穴、カンタス航空機が緊急着陸 365人乗り」
AP通信などによると、ロンドン発オーストラリア・メルボルン行きの豪カンタス航空ボーイング747―400が25日、経由地の香港を離陸後、爆発音に続いて機体に穴が開き、マニラ国際空港に緊急着陸した。365人の乗客と乗員にけがはなかった。
穴は右翼近くに直径2.5~3メートルの大きさで開き、機内でも天井の一部が壊れるなどした。同機は高度約9千メートルから3千メートルまで緊急降下したという。ある乗客は「機体の破片がファーストクラスの客席にも飛んできて、酸素マスクも飛び出した」と語った。
豪デーリー・テレグラフ紙(電子版)は、今年3月に内装を新しくした際、整備士が機体に数多くの腐食を確認していた、と報じた。同紙は老朽化が事故の一因とする専門家の見方や、整備を外注化したことで整備の水準が低くなったとのパイロットの証言も伝えている。
読売新聞によりクローズアップの写真がありました。
主翼の付け根の整形部分ですから、脱落したのがフェアリングで主翼側には取り付けのための穴が多数見えています。
多分、着脱できるのでしょう。
黄緑の部分は胴体そのもので、与圧されていますから大きな穴の部分が破断して外側のフェアリングを吹き飛ばしたのでしょう。
茶色の格子縞は、胴体の骨組みですが、どう見ても腐ってます。
豪デーリー・テレグラフ紙(電子版)は、今年3月に内装を新しくした際、整備士が機体に数多くの腐食を確認していた、と報じた。
今回壊れた部分は、基本的に床下なので、上部の客室と下部の貨物室との間の、安全扉が開いて圧力を逃がしたために床が脱落せず、結果的に乗客乗員には怪我人がなかった、ということでしょう。
ずっと以前に、貨物ドアが脱落したか何かで、貨物室の与圧が急速に失われ、生じた圧力差によって客席の床が崩壊・脱落し、そのため操縦系統が破断して墜落という事故がありました。
その事故以来、圧力差を生じさせない安全扉が設置されていますので、今回は助かったのでしょうが、最近は飛行機の腐食による事故が多くなってきました。怖いことです。
7月 26, 2008 at 08:43 午前 事故と社会 | Permalink
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コメント
怖いですね、こういう事故に空中で遭遇したと想像するだけでも。。。
カンタス航空は今年に入ってからロスアンジェルスとオーストラリア各地の往復国空拳の安売りをしていました。
これを機にオーストラリアに行ってみようかなと気になっていましたが、カンタスに乗る気がしなくなりました。
投稿: koneko04 | 2008/07/26 13:13:35
ボーイング747って、1985年に521人の死者を出したJALの墜落機と同型じゃなかったかな?この型にも何らかの問題があるということはないのでしょうか?
投稿: 沈まぬ太陽 | 2008/07/27 12:14:33
フレームの跡が茶色なのは腐食ではありません。
フレームとスキンやパネルの接合部はコロージョン発生を抑えるために防錆塗料が塗られています。
あの茶色は樹脂系の塗料が塗られているためです。
間違った憶測は余計な噂を招きますので参考までに。
ちなみにフェアリングは着脱可能です。いうたらプラスチックの板です。
1985年の123便については今回と全く異なった原因でしょう。販売機数が1000機を越える747ですが、本当に欠陥があればもっと事故が起きてるはずです。
投稿: およ | 2008/07/28 0:48:35
こんにちは。
人様のコメント欄だからといって、根拠無く妄想を垂れ流すのはやめてほしいですね。
せめて、なぜ同じと推定したのかくらいは書いてください。
747繋がりってだけなら、噴飯モノですが。
投稿: com | 2008/07/29 15:42:46
新たな情報ですと酸素シリンダーの爆発が原因というのがでてきました
憶測で平気にもの言う人のために、ここだけでも「747」「カンタス」にマイナスのイメージが検索にかかるようになってしまいます。
言葉の重みを感じます。(自戒を込めて)
投稿: tune | 2008/07/31 22:31:18