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2008.06.18

小学校の天窓から6年生が転落死

朝日新聞より「明かり窓割れ小6転落死 校舎屋上で授業中 東京・杉並

18日午前9時25分ごろ、東京都杉並区和田の区立杉並第十小学校から、「児童が屋上から転落した」と119番通報があった。6年生の男児(12)が屋上の明かり取り用窓から1階に転落。救急車で病院に運ばれたが、頭などを強く打っており、約4時間後に死亡が確認された。警視庁が原因を調べている。

杉並署によると、男児のクラスの児童は、算数の授業の一貫として屋上で歩幅を測るなどしていた。屋上の床面にある明かり取り用ガラス窓の上に男児が乗った際、ガラスが割れ、約12メートル下の1階床に落ちたという。窓の下は吹き抜けになっていた。

明かり取り用窓は、屋上の中央付近に3つ並んで設置され、囲いなどはなかったという。

ニュースのタイトルだけ見たときには、いたずらで転落したのかと思ったら「授業中に」とのことなので、他のニュース記事も集めてみました。

フジニュースネットワークより「東京・杉並区の小学校で6年生の男子児童が3階建て校舎の屋上から1階に転落」(ニュース動画)

東京・杉並区の小学校で6年生の男子児童が屋上から転落した。児童は、頭などを強く打っていて、18日午後2時現在、集中治療室で治療を受けている。

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8日午前9時20分ごろ、杉並区和田の区立第十小学校で、女性教師の指導のもと、算数の授業で3階建ての校舎の屋上に上っていた6年生の男子児童(12)が、1階の床に転落した。

児童は病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて、18日午後2時5分現在、集中治療室で治療を受けている。 児童は、教室に戻ろうと、ドーム状のガラスの屋根の上を通ったところ、突然ガラスが割れ、吹き抜けになっている1階の集会場の床まで転落したという。

警視庁は、事故のくわしい経緯を調べている。

日テレニュース24より「屋外授業中に天窓割れ転落 小6男児死亡

東京・杉並区で18日午前、小学校の屋上で6年の児童らが算数の屋外授業を受けていたところ、突然、天窓が割れ、男子児童(12)が1階に転落して死亡した。

通常、屋上には鍵がかけてあったということで、警視庁が事故の原因を調べている。

赤字にしたところがポイントかと思いますが、

  • 屋上への出口は通常鍵掛かっている
  • 明かり取りの窓には柵など無い

この条件で、歩測の実験を屋上で行い、自動が転落死したと言うのは、単純に「通常は立入禁止になっているところで授業を行い、危険を予測できなかった」とは言えないでしょう。

屋上に出る扉にカギを掛けていることが、危険を通知しているのは明らかと言えるでしょう。
こんな事になるというのは、鍵を開けるところが、大問題だろうと思います。

6月 18, 2008 at 05:12 午後 事件と裁判, 教育問題各種 |

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» 小学生の転落事故? トラックバック いい加減社長の日記
杉並区の区立杉並第十小学校で18日起きた男児の転落死事故。 屋上にあった天窓に乗って、吹き抜けの12m下まで転落したそうです。 なんとも、痛ましい事故です。 小学校に明り取りの天窓があって、その下が多目的ホール、なんていう洒落た構造にもビックリしましたが... 続きを読む

受信: 2008/06/19 7:45:53

» 天窓から小6男児 転落死 トラックバック 王様の耳はロバの耳
小6男児転落死 学校屋上の天窓割れ 杉並(産経新聞) - goo ニュース 18日の朝授業の一環として校舎の屋上で歩幅の計測を行っていた杉並の小学校6年生の男児が天窓(に乗り?)それが割れて落下し死亡すると言う気の毒な事故が起きました。 亡くなったお子さんの冥福をお祈りします。          合掌 {/hiyoko_cloud/} 爺は天窓がどんな構造かで学校の責任の度合いが変わるのでないかと思っていたのです。 近頃は建造物の中で透明の強化ガラス板かアクリル板を使って階段の踏み板に仕立てたり床... 続きを読む

受信: 2008/06/19 9:54:06

コメント

報道にも誤り(勘違い)がありますね。

あのトップライトは、上に出ているドームはFRPかブラスチック、その下に防火区画用の網入りガラス厚6.8mmでできていま
す。

建設から約20年経っているから、ドームの材料は紫外線劣化してボロボロだったと思います。まして、上に人が乗ることなど考えていません。下の網入りガラスも水平なので、上から重量物が落ちてくれば、ガラス諸共落っこちます。落下を防ぐには、網入りガラスの下に、ネットや鉄網を置けばよいのですが、下からの見栄えが悪くなるのでデザイナーが嫌います。

屋上の建物外周の手摺は、高さが1m程度はありそうなので、当初から屋上利用を考えていたかも知れません。或いは、学校側は使えるものだと思っていた可能性もあります。もし、屋上利用が前提なら、トップライト周囲に、鉄・アルミ・コンクリなどの手摺を設けておけば良かっただけなのですが、それも無かった。色々調べてみると、使用開始当初は屋上利用が前提だったようです。

http://www.jia-kanto.org/members/bulletin/2006/12/12.html
または
http://s03.megalodon.jp/2008-0619-1208-14/www.jia-kanto.org/members/bulletin/2006/12/12.html

>通常、屋上には鍵がかけてあった

今時、公立学校だと、屋上利用可能な施設でも、必ず鍵は閉めていますね。何故って、学校が管理しきれないから。たまに開けても、教諭が見張っていますね。特に今回のような落下の危険のある箇所は・・・。学校の施設管理能力と、指導教諭のチョットした不注意から起きた悲惨な事故と見ています。

投稿: 昭ちゃん | 2008/06/19 12:09:12

>学校の施設管理能力と、
>指導教諭のチョットした不注意から起きた悲惨な事故と見ています。

確かにその通りだと思いますが、注意不足だったのか?危険無視だったのか?と考えると危険無視であったと思います。

日ごろはカギを掛けているところに出て授業をするということを「鍵が掛かっている=危険がある」と認識していれば、注意したでしょうし、そもそも危険なところで事業をせざる得ない状況の判断、をしたでしょう。

それをした形跡がないのだから、危険だと思っていなかったのだと思います。

ヘリコプターからの映像だと、エアコンの屋外機があったり、配管走っていたりして、メンテナンス業務以外に立ち入ることは考えていない状況だと思うのです。

それを、使っていたというところかおかしいと思うのです。

投稿: 酔うぞ | 2008/06/19 18:17:50

>>それを、使っていたというところかおかしいと思うのです。
 今回の教材は屋上に上がる必要はなかったと思います。そういう意味で、引用した部分に同意します。
 でもさ、小学校6年生が乗るなよ。小学校1年生くらいのときから何度も屋上に上げて、危ないんだって言い聞かせ続けるべきだったと思うな。危険な場所だから普段は鍵をかけておくっていうのはOKだけれど、小学校6年生が危険を予測できないっていうのも、学校の指導の問題かも知れないと思うのです。
 亡くなった男の子はかわいそうだし、親御さんの悲しみも想像を超えたものと思いますので、軽々しく発言してはならないと思いますが……。それでも、屋上に連れて行った先生ばかりを責められないと思うなぁ。先生方、怖くてなんにも出来なくなっちゃうと思います。
 校長先生も、「小学校6年生があんな所にのぼるとは思わないのは責められることではない。危険性については十分に配慮した」くらいのことを……言えないんだろうなぁ……。高速道路を横断するくらいの危険性があるっていう想像力を子どもに持ってもらいたいです。
 それにしても、足あとが沢山あったのに注意していなかったのかなぁ?今回、子どもを屋上に上げたことよりも、危ないことをしている子どもがいたのに、全体に対して注意していなかったということが……。

 結局まとまりませんでした。ごめんなさい。

投稿: Nと〜 | 2008/06/19 21:59:50

昨日、都立の高校の生徒の職場訪問を引率しました。

まあ、学校内では意識の高い女子ばかり10人だったのですが、集合したところで「服装チェック」と言っても何をすれば良いのか分からないらしい。

それでも、やや考えてネクタイを結び直したりしてか、職場に向かいました。
それで2時間も会社の人にちゃんと対応してもらうと、朝のなんとなくシャッキリしない生徒とは別人のようでまるで会社に面接に来たかのように会社の人の動きに合っていました。

どうも、言葉で細かく注意しても通り抜けているようなところがあって、いろいろやらせることが結局は安全な生活に直結するのだろうと思います。

Nと〜 さんは「小学校6年生が乗るなよ」と、つまりは6年生だから当然分かっている事だろう、という意味でしょうが、どうもこういう極めて原初的なところが分かっていないのが、最近の子どもたちなのではないか?と思うのです。

バイト先では、学校の時とまったく様子が違うなんて話はよく聞くことで、広い意味での年相応の経験を積まずに、学生時代を終わってしまう若者が多いように思います。

投稿: 酔うぞ | 2008/06/19 22:24:56

>>Nと〜 さんは「小学校6年生が乗るなよ」と、つまりは6年生だから当然分かっている事だろう、という意味でしょう
 それはそうなのですが……。「小学校6年生が乗るなよ」に続けて書いた部分の方がNと〜は重点を置いたつもり。
 危険なことを危険だと知らせてこなかった責任があるのではないでしょうか?危険な部分には簡単に入れないようにすることも大切ですし、今回の場合も先に児童をおろして教員が最後に屋上を後にするべきだったと思います。しかし、学校の外にだって沢山の危ない場所があるのですから、機会を捉えて危ないもの/ことは危ないのだと指導してくるべきだったのではないかと思うわけです。
 今回、実際に引率していた先生に責任がないとは言えませんが、今回直接関わった先生(や、先生の監督者=管理職や教育委員会)にだけ責任を被せるわけにはいかないと思います。
 鉄道のホームで走り回っている子どもを見ると、自分も怖いですし、自分の子どもは大丈夫かと怖くなります。といって、注意して“逆ギレ”されるのも怖いし……。[また脇道にそれてしまいました]

投稿: Nと〜 | 2008/06/20 22:50:15

 酔うぞさんの
>>バイト先では、学校の時とまったく様子が違うなんて話はよく聞くことで、広い意味での年相応の経験を積まずに、学生時代を終わってしまう若者が多いように思います。
 には全く同感です。そういう意味で、6年生がねぇ……。
 子どもが亡くなったことはそれ自体大変悲しいことですが、分別を育てられなかったことも悲しいです。
 危なくない危険なこと(ってなんだ?)を経験させる必要があるっていうことでしょうかねぇ?

投稿: Nと〜 | 2008/06/20 22:52:43

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