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2008.06.21

韓国・牛肉輸入反対運動の正体

韓国朝鮮日報より「>【記者手帳】「朝中東文」の取材を拒否する対策会議

市民団体の「狂牛病牛肉全面輸入に反対する国民対策会議」は19日午後、記者会見を開き、李明博(イ・ミョンバク)大統領が同日開いた特別記者会見に対する立場を表明した。

記者会見場は対策会議が事務所を構えるソウル市鍾路区通仁洞の市民団体「参与連帯」の地下講堂。しかし、記者は会見場に入ることができなかった。時間通りに会見場に向かったが、対策会議の関係者二人がドアの前に立ち、記者に所属社名を尋ね、「朝中東文(朝鮮日報、中央日報、東亜日報、文化日報)の取材は受けられない」と入室を拒否した。

当初、取材拒否の対象に含まれていなかった国民日報の記者も会見場には入れなかった。当日の同紙に掲載された「狂牛病国民対策会議は看板を下ろせ」という社説が問題になった。対策会議側は国民日報記者の抗議に対し、「(社説を書いた)論説委員をクビにするならば入れてやる」と話したという。

記者を阻んだ関係者に「李明博大統領には国民との意思疎通を訴えておきながら、あなたがた自身はなぜ多数の新聞読者と意思疎通しようとしないのか」と尋ねた。彼は「対策会議が朝中東文と意思疎通する必要などあるか」と声高に反論した。さらに、「朝鮮日報は歪曲(わいきょく)報道をしているので、編集局長がやってきて謝罪するまでは会見場には入れない」との一点張りだった。

会見終了後に聞いたところでは、対策会議側は会見場内にいた記者20人余りの記者証をそれぞれ確認し、意向に沿わないマスコミの記者には退室を要求したという。自身の主張に合わないからといって特定マスコミの取材を拒否するのは、独善的だった盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権がよく見せていた姿だ。対策会議側は現政権に対し、「時代に合わせて変わらなければならない」と盛んに注文を付けているが、自分たちが一つも変わらずにいることを知らずにいた。

キム・ジンミョン記者

韓国のアメリカ産牛肉輸入反対運動は、「韓国の大規模政治集会」で紹介した大規模な政治集会になり、続けて燃料高騰に反対するトラック業者のストライキでコンテナー埠頭が機能しなくなる、といったほとんどゼネストか?という状況になっています。

さすがにこんな事は続かないし、そもそも米国産の牛肉に反対する運動が数十万人のデモになること自体が想像できないのですが、これには韓国MBC放送の「PD手帳」が4月に放送した「米国産牛肉は狂牛病から安全なのか」がきっかけになったとされています。

それにしても、数十万人の大規模政治集会が自然発生的に行えるわけが無く、かなり強力な組織が指導したのは明らかでした。

そのような組織の一つが「狂牛病牛肉全面輸入に反対する国民対策会議」なのでしょう。

韓国では、朝鮮日報・中央日報・東亜日報といった大手新聞には反発する人が少なくないようで、「朝鮮日報だから信用しないのが当然」といった声もあるくらいです。日本の新聞社に日本人が反発するよりも強く反発するようです。

そういった背景があるにしても、大手新聞社を全部排除するというのでは、評判が悪くなるだけだろうと考えますが、どうも韓国の規準は違うようです。
隣国の行動原理もなかなか理解できないものなのですね。

もちろん、現実には李明博(イ・ミョンバク)政権の支持率の劇的な下降があり、これが目的だろうと考えると「各方面での反政府運動」とも理解できます。
現政権に反対するのは、盧武鉉政権の支持者でしょう。さらにその背景には北朝鮮問題があると言って間違えないでしょう。

さすがに今回の大規模政治運動となった牛肉輸入問題が北朝鮮の政治工作とは思いませんが、米国産の牛肉輸入反対 → 反政府運動 → 前政権支持 → 左右対立、進んだ(仕組んだ)のだとすると、やはり大変だな、となりますね。

6月 21, 2008 at 12:00 午前 海外の話題 |

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