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2008.06.27

教育関係者は直視せよ

「大学総長・強制猥褻で実刑」を書いたら途端に、イザにこんな記事がを見つけた「小5女児性的暴行の“事実”把握 中学、適切処置怠る?」

小学5年で11歳だった女子児童に対する強姦容疑などで茨城県行方市立北浦中学校教諭(38)=鉾田市札=が逮捕された事件で、同校が「性的暴行」の具体的な情報を早くから把握していたにもかかわらず、疑惑を否定する教諭を一方的に信じ、警察や児童相談所への通報など適切な処置を怠っていた疑いがあることが26日、分かった。

関係者によると、女児が当時通っていた小学校は、容疑者による性的暴行の噂が流れた昨年4月以降、女児の保護者や北浦中学校の職員らを同席させ、数回の話し合いを実施。
同中は、容疑者の逮捕容疑とほぼ同じ「性的暴行」の疑惑を把握しながら十分に調査することなく放置し、警察などへの通報を行わなかったという。

複数の関係者は「女児は性的暴行があった日付や内容を小学校に説明していた」と指摘。
「中学校は小学校からの情報で性的暴行の具体的な疑惑を把握していたし、会議も行っているはず」としている。

一方、同校は産経新聞の取材に対し、「小学校を含め、女児周辺に接触して聞き取りを行ったことは一切ない」と全面的に否定。

市教委も「『性的暴行』に繋がる具体的情報は把握していなかった。
『女児を車に乗せて一緒にいた』という情報をもとに事情聴取したが、容疑者が強く否定したため、(学校側も)信用してしまったようだ」などと説明している

市教委のこれまでの発表などによると、中学校は昨年4月以降、容疑者に何度も事情聴取。強く否定する容疑者の言葉を信じ、副担任として教壇に立たせ続けていた。

逮捕に関するニュースです。朝日新聞より「小5を強姦容疑、中学教諭を逮捕 茨城県警

小学校5年生だった女児(当時11)に性的暴行を加えたとして、茨城県警は23日、同県行方(なめがた)市立北浦中学校教諭(38)=同県鉾田市札=を強姦(ごうかん)と児童福祉法違反の疑いで逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

行方署などによると、07年2月中旬、顔見知りの女児をドライブに誘い、同県神栖市内のホテルで性的暴行を加えた疑い。
今年5月、女児から相談を受けた人から行方署に通報があって発覚した。

容疑者は96年4月に教員採用された。北浦中には03年4月から勤務。
技術を教え、女子テニス部の副顧問も務めていた。一昨年、昨年と学級の担任だったが、現在は受け持っていない。

行方市の教育長や校長は23日午後6時から記者会見し、「大変申し訳ない。二度とこういうことが起きないよう、対応策を考えたい」と陳謝した。

23日早朝、校長の自宅に容疑者の両親から電話があり、容疑者が泣きながら「子どもに迷惑をかけ、申し訳ない」と話したという。

同容疑者は独身で、一緒に住む両親も小学校の校長を務めたことがあり、近所でも教育一家で知られていた。

同中学の女子テニス部の生徒は「熱血先生で、土日もないくらい部活の指導に熱心だった」。卒業生の一人は「いつも明るく笑っていて、授業では一人ひとり見回ってくれるいい先生だった」と話した。

事件そのものずいぶんひどい話だと思いますが、その後の展開には「関係者はどう考えているか?」と大いに疑問を感じます。

2007年2月事件を起こした
2007年4月ウワサが流れた
2007年4月以降被害児童の親と中学校は話し合いを行う
2008年5月警察に通報

にもかかわらず、

一方、同校は産経新聞の取材に対し、「小学校を含め、女児周辺に接触して聞き取りを行ったことは一切ない」と全面的に否定。

市教委も「『性的暴行』に繋がる具体的情報は把握していなかった。

『女児を車に乗せて一緒にいた』という情報をもとに事情聴取したが、容疑者が強く否定したため、(学校側も)信用してしまったようだ」などと説明している

などと言っているわけです。
「一切ない」なんて言うからこういう反撃を世間から食らうわけですが、2月の事件が4月にウワサになったということ自体が、事件の重大性を示しているわけで、それに対して「関わっていない」のごとき方向に引っ張った関係者の鈍感さは、地域社会を崩壊に向かわせるものです。

なんというか、視野狭窄に陥っているのではないでしょうか?

6月 27, 2008 at 07:22 午後 教育問題各種 |

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