日本郵船タンカー攻撃される
サンケイ新聞より「日本郵船タンカー、ロケットランチャーで攻撃される イエメン沖」
国土交通省に21日入った連絡によると、日本郵船の大型タンカーが、イエメン沖で、不審船から発砲を受け、被弾した。不審船はロケットランチャーのようなもので発砲してきたとの情報がある。
けが人はいないもようだが、船尾が損傷したという。同省や同社で情報収集にあたっている。イエメン沖で日本郵船の大型タンカーが、不審船から発砲を受けた事件で、タンカーは船尾部が損傷し、燃料漏れを起こしていることが21日、日本郵船などに入った連絡で分かった。
日本郵船に入った連絡によると、同日午前10時40分(日本時間)ごろ、中東イエメンのアデンの東約440キロの沖合で、同社の大型原油タンカー「高山」(15万53トン、乗組員23人)が小型不審船から発砲を受け、被弾した。けが人はなかった。
国土交通省によると、不審船はロケットランチャーのようなもので発砲し、高山は船尾部が被弾して損傷、燃料漏れを起こしているという。
高山の日本人乗組員は7人で、4日に韓国の蔚山(ウルサン)港を出港、原油を積むサウジアラビアに向け空荷で航行しているところだった。
図に示した線が「アデンから440キロ」ですから、紅海に続くアデン湾に入ったばかりのところのようです。日本時間の10時40分ですから、現地時間は4時40分。薄明だったのでしょうか?
対戦車ロケットだと船に穴は開きますから、怪我人がなければ幸いであったと言うべきでしょう。
燃料が漏れているとのことだから、喫水線から高いところに命中していないのでしょう。
仮に撃たれたのが一発でそれが命中したのか、何発か撃たれてその一発が命中したのか?は大きな問題だと思いますが、日本郵船の発表「大型原油タンカー「高山」被弾の件」によると
本日21日午前10時40分頃(日本時間、現地時間同日午前4時40分頃)、イエメン共和国アデン沖東方約440kmにて当社が所有・運航する大型原油タンカー「高山」が、小型不審船1隻からの発砲により被弾しました。なお、小型不審船は午前11時3分頃、本船よりその船影を確認できなくなるまで離れたとの報告が入っております。
本船「高山」は、4月4日午前2時40分(日本時間)に韓国ウルサン港を出港し、積み地のサウジアラビア王国ヤンブー港に向け空荷での回送航行中でした。
本被弾による負傷者はありません。また、本船は航行可能で、被弾状況は現在確認中です。
引き続き、損傷個所の確認に努めるとともに、詳細な情報が明らかになり次第お知らせ致します。
「高山」の概要
1. 船名 : 高山(TAKAYAMA) 2. 総トン数 : 150,053トン 3. 全長 : 332.0m 3. 船籍 : 日本 4. 建造年月日 : 1993年11月 (旧日本鋼管 津造船所建造) 5. 船長 : 岡村秀朗(おかむら ひであき) (国籍:日本) 6. 乗組員 : 日本人7名、フィリピン人16名、 計23名(船長含む) 7. 船舶管理会社 : TMM株式会社
とのことですから、15万トン、330メートルのタンカーに海賊行為を働くとは考えがたいです。
むしろ本格的なテロ攻撃あるいはその訓練といったことを考えた方が妥当かもしれません。
4月 21, 2008 at 05:45 午後 海外の政治・軍事 | Permalink
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