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2008.03.31

数百億円を詐取事件・やっぱり

サンケイ新聞より「破産直前に親会社株売却 アスクレ前社長 証券監視委が調査

大手総合商社「丸紅」の偽造書類を悪用した投資話で400億円以上が焦げ付いている問題で、投資の勧誘を主導したとされる医療コンサルタント「アスクレピオス」(東京都中央区)の前社長(46)が、自社の自己破産申請が発表される当日などに、個人で所有していた親会社の株式を大量に売却していたことが30日、分かった。
株価下落を予測したインサイダー取引の可能性があるとして、証券取引等監視委員会が調査を開始した。

アスクレ社は昨年9月、東証マザーズ上場の医薬品研究開発「LTTバイオファーマ」(港区)と、株式交換で100%子会社となるとともに、前社長がLTT社の株式の約26%を持つ大株主となっていた。

有価証券大量保有報告書などによると、前社長がLTT株を最初に売却したのは今月4日。6500株(4・93%)を2億7300万円で売却。

その直後、丸紅が投資資金の元本や分配金を保証するかのような偽造文書を使い、投資銀行などから400億円以上を集めていたことが発覚、7日にアスクレ社社長を解任されている。
ところが、10日から14日にかけても4000株(3・03%)が売却された。

この間、前社長の売却の動きを知ったLTT関係者が、「この不祥事は株価の動きを左右する重要事実にあたるのではないか。インサイダー取引になる可能性が高いので売却はやめてもらいたい」と、前社長に強く忠告したが、聞き入れられなかったという。

LTT社は19日夕、アスクレ社が5億5000万円の償還ができず、その背景として「不正な取引を行っていた可能性」などを理由に、同社の自己破産申請を発表。
アスクレ社の前社長はその数時間前にも、1000株(約1800万円)を売却していたことも判明した。この一連の売却で、前社長は計4億1000万円あまりの売却益を得ていた。

LTT株は2月28日時点で6万1700円だったが、今月28日には1万3020円まで下落している。

なんか予定通りといった感じですね。 落合洋司弁護士も「[不祥事]「丸紅幹部は替え玉」 出資企業が詐欺で告訴」で

「ハイエナ外資」をまんまと騙していて、詐欺としてはたいしたものだと思いますが、今後は、丸紅の責任が問題になりそうですね。

丸紅側は、純然たる被害者であり責任はない、と主張しているようですが、現役の社員が関わり「本社の会議室」まで詐欺の小道具として利用されていることから見て、何の過失もなく純然たる被害者で責任はゼロです、では、とても済まないように思います。

今後は、ハイエナ外資対老舗商社の、金を弁償しろ、いや、できない、という泥沼のような争いになりそうです。

と丸紅に全く責任が無いというのは無理だろうという見解です。
わたしはさらに踏み込んで、別に辣腕外資でなくても単に本社の会議室とかニセモノといった一回だけのことで全面的に信用するわけがない、複数の調査や複数のチャンネルの確認を取っているはずで丸紅が主張する「嘱託社員2名だけ」のはずがないと考えます。

事件はより拡大するでしょう。

3月 31, 2008 at 11:23 午前 事件と裁判 |

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