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2008.03.29

数百億円を詐取事件の続報

「数百億円を詐取?」の続報です。

読売新聞より「丸紅嘱託社員が虚偽の保証書、経営破たんで数百億円焦げ付く

東京都中央区の医療コンサルタント会社が病院再生事業への投資名目で、米大手証券の関連会社から二百数十億円を集めたまま経営破たんし、資金が回収不能になっていることが分かった。

医療コンサルタント会社は、出資金が回収できなくなった場合、大手商社「丸紅」が肩代わりするという虚偽の保証書を投資家に示していたという。

丸紅の嘱託社員2人が資金集めに協力したとみられ、同社は2人を懲戒解雇し、警視庁に相談している。

問題のコンサルタント会社は、東証マザーズ上場の医薬品開発会社「LTTバイオファーマ」の子会社の「アスクレピオス」。
経営不振の病院を再生させる事業を行っていたが、今月19日、東京地裁に破産を申し立てた。

丸紅によると、アスク社は「丸紅が出資金を保証する」という丸紅名義の偽の保証書を投資家に示し、病院再生事業への出資を募っていた。丸紅の嘱託社員2人は、投資家を勧誘する際に同席するなどアスク社に協力しており、今月10日に懲戒解雇された。

関係者によると、出資金のうち、米大手証券リーマン・ブラザーズの関連会社の二百数十億円を含め、総額で数百億円が焦げ付いているとみられる。

丸紅広報部は「被害者として警察に相談している」とコメントしている。

ようやく仕組みが分かりましたね。
こうなると問題は、保証書が虚偽であることが明らかなのか?に移るでしょう。
状況から言えば、数百億の投資があっていきなり破産では丸紅の保証というのがインチキであったと言えるでしょうが、出資段階で分からなかったからこんな事になったわけで見抜けないような事情があっただろうし、それについて丸紅に全く責任が無いと言えるのか?と問題になりそうですね。

帝国データバンク倒産速報より「株式会社アスクレピオス

「東京」 (株)アスクレピオス(資本金2億1280万円、中央区日本橋室町3-4-7、代表森重和氏、従業員30名)は、3月19日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は髙松薫弁護士(千代田区霞が関3-2-5、電話03-3595-7070)。

当社は、2004年(平成16年)9月に設立された。医療法人向けの経営コンサルタント業務を中心に、融資業務、投資事業の斡旋業務などを手がけていた。医療機関に対して、企画運営・医療設備コンサルティング、医療機器・医療設備などのリース斡旋・販売、建設工事などの斡旋を行っていた。

医療法人をはじめ、大手商社などを主力取引先として業容を拡大し、2007年3月期の年収入高は約50億9300万円を計上していた。

2007年9月1日には、株式交換により(株)LTTバイオファーマ(東証マザーズ上場)が完全子会社化。
近年では、投資事業や事業再生事業が順調に推移していた。

親会社のリリースによると、不正な取引を行っていた疑いがあったことで、3月19日に当社を営業者とする匿名組合契約に基づく出資金5億5000万円を資金不足のため投資家に償還することができず、かつ、債務超過状態に陥ったため、混乱を可能な限り避けるため、今回の措置となった。

負債は約52億7000万円。

3月 29, 2008 at 01:56 午後 事件と裁判 |

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