ガザ地区・国境の壁を爆破しエジプトに脱出
AFP BB より「国境の壁を爆破、数百人がガザ地区脱出」
【1月23日 AFP】
イスラエルによる封鎖が続くパレスチナ自治区のガザ地区で23日、武装勢力がエジプトとの国境沿いに建設された壁の少なくとも5か所を爆破し、パレスチナ人数百人がエジプト領に脱出した。目撃者によると、エジプト治安部隊はまだ対応していない。
現地では前日22日、南部ラファのエジプト国境にある検問所で、イスラム原理主義組織ハマス主導のデモ隊が強行突破を図り、エジプト治安部隊との間で銃撃戦が発生。緊張した膠着状態が続く中で今回の脱出劇が起きた。デモ隊は、数か月におよぶイスラエルのガザ地区封鎖に抗議していた。
イスラエルは17日に封鎖措置を強化。物資の欠乏に苦しむガザ地区は一層の困難に陥った。22日になってようやく限定解除され、一定量の燃料搬入が許可されたばかりだった。(c)AFP
ガザ地区とイスラエル・エジプトはこんな位置関係です。
今回の「エジプトとの国境沿いの壁」というのは、13キロに渡って作られている物で、子細に見ると、ラファの市街と飛行場が見えます
飛行場は、ご覧通りイスラエルの空襲によって破壊されています。
2008年1月17日にイスラエルはガザ地区を封鎖し、ガザ地区では燃料が無くなって発電所が停止してしまい、このために上下水道設備が動かなくなる事態にまでなりました。
イスラエル側の言い分は、ロケット攻撃などするハマスがガザ地区に本拠を置いているから、ということですが市民生活が成り立たなれば、今回の国境突破も当然の成り行きといえるでしょう。
現時点では、エジプトはまだ対応していないとのことですが、全くの難民として国境を突破してくるような事態になった場合、その原因が明らかにイスラエルにあるとなれば、イスラエルとエジプトの緊張を引き起こすかもしれません。
極めて難しい状況になっていますが、イスラエルが強攻策を緩和することで、この国境突破が元のように修復されるのかどうかが、とりあえずの緊張が回避できるのかどうか?の分かれ目になるような気がします。
1月 24, 2008 at 12:31 午前 海外の政治・軍事 | Permalink
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