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2008.01.06

文科省・学校裏サイト「対策」だと

毎日新聞より「学校裏サイト:文科省が実態調査 対策案策定も検討

文部科学省は、いじめの温床にもなっていると指摘されるインターネット上の掲示板「学校裏サイト」の実態調査を始めた。
学校裏サイトは子どもたちが情報交換のために立ち上げた掲示板で、匿名性を背景にひぼう中傷の書き込みがエスカレートしがちだ。
文科省は「子どもたちのネット利用を見守る体制を作りたい」と実態調査後の対策案の策定も検討しており、3月末までに調査結果をまとめる方針。【高山純二】

昨年11月に公表された文科省の06年度いじめ実態調査では、初めてパソコンや携帯電話でひぼう中傷や嫌がらせなどを受けた例を聞き(複数回答)、全体の3.9%にあたる4883件で「ネットいじめ」があったことが判明。顔写真とアダルト画像を組み合わせた合成写真が掲示板に掲示されるケースも報告されたという。

ネットいじめを巡っては、毎日新聞の取材で、実名や携帯電話の番号を公開されたうえ、「うざい」「カンニングしている」と書き込まれ、無言電話や中傷メールの被害に遭い、不登校になった男子高校生がいることが分かっている。
また、知らない男からわいせつな電話がかかり、自宅のチャイムが鳴るなどストーカーまがいの行為をされた女子高校生の被害も明るみになるなど、いじめ以上の問題に発展するケースが出ている。

一方、携帯電話各社は昨年12月、出会い系など有害サイトへの接続を制限する「フィルタリングサービス」について、契約者が未成年の場合は、従来の任意加入から原則加入とする方針を表明した。
しかし、フィルタリング機能だけでは学校裏サイトへの接続制限に限界があり、ネットいじめを解決する「即効薬」にはなりそうもない。

このため、裏サイトの実態に基づく対応策が求められているのが現状だ。
文科省青少年課は「どんな書き込みがあるのか一つ一つ当たっていき、次の対策を練らないといけない」と説明している。

文科省はすでに大学教授やNPOの協力を得て調査を開始。学校裏サイトの総数のほか、有害情報と判断する具体的な基準を作り、書き込み内容を詳細にチェックしている。

調査の責任者を務める下田博次・群馬大大学院教授(情報メディア論)は「子どもたちの有害情報発信の全体像を調べる調査は今までなかった。全体像の把握は、学校裏サイトがなぜ問題を生み出すのかを明らかにすることにつながる」と意義を強調している。

◇抑止効果を期待

ネット上でいじめなどの悩みを聞く活動をしている「全国webカウンセリング協議会」の安川雅史理事長の話

今まで「氷山の一角」しか見えていなかったものが明らかになる。
また、大人たちが調査を始めれば、子どもたちへの抑止効果も生み出すだろう。
ただし、すべての学校裏サイトを調べることは不可能。
実態を知っている子どもたちを調査に参加させるなど、手法を工夫すべきだ。
そうしなければ、せっかく調査しても本当の実態が分からない恐れもある。

【ことば】学校裏サイト 各学校の公式ホームページとは異なり、子どもたちが管理しているインターネット上の掲示板やブログ。主に携帯電話を使って接続し、ハンドルネーム(ネット上の名前)を使って書き込みをすることが多い。接続にパスワードが必要なサイトもあり、いじめの確認が難しい例も出ている。

文科省のネット対応の遅さを中心に強く批判してきましたが、

「どんな書き込みがあるのか
一つ一つ当たっていき、
次の対策を練らないと
いけない」

そういう問題なのか?子どもは無謀ですぐに人を傷つけたりするものだろう。
社会人になるとは、そういう子どもの無謀さを社会性で抑えて、なるものではないか。

つまりは、社会人が使って便利なツールを何の措置もしないで子どもに与えれば、当然ひどいことになるだろう。

日本でも起きてしまったが、アメリカでは銃を使って幼児が幼児を殺すという事件がはほとんど定期的に起きている。
人を殺せる道具を子どもが勝手に使うというのは銃の所持が憲法で認められているアメリカですら、大人の管理不行き届きとして強く非難される。

文科省が教育を扱う役所として、子どもたちがネットワークにどのように接するべきかをコントロールしてきたのか?を問題にするべきだ。

実際問題として何もしていない。
学校現場でも、携帯電話はヘンに浮いた状態になっているし、校内のコンピュータネットワークも情報が得意な先生が作ってシステムが、転勤によってノーコントロールなってしまったりしている。

その一方で、事務処理用として先生にメールが届かないといった例もある。
すでに、政府もe-ジャパン計画と称して電子政府と称する行政の電子化を進めている。
公教育は間違えなく、行政の一端であってその運営主体は文科省だろ。

どこをどう考えても、文科省はネットワークのトラブル解決だけをするのではなく、子どもたちのネットワーク利用はどうあるべきかという具体的な学校現場への指導要領を策定する責任がある。

文科省に緊急に課せられている仕事は、対策ではなく政策だ。

1月 6, 2008 at 10:37 午後 教育問題各種 |

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コメント

>文科省はネットワークのトラブル解決だけをするのではなく、子どもたちのネットワーク利用はどうあるべきかという具体的な学校現場への指導要領を策定する責任がある。

ネットワークのたぐいは総務省所管。省庁縄張り争いの被害が子供達にまで及ぶのです。文科省は口を出せない、きまってることへの対処しかできない。対策は作れるけど政策は作れない。省庁間縄張り意識を根本的に撤廃しない限り、こんなことは永遠に続きます。

投稿: 昭ちゃん | 2008/01/07 12:35:19

昭ちゃん

    ネットワークのたぐいは総務省所管。
    省庁縄張り争いの被害が子供達にまで及ぶのです。
    文科省は口を出せない、きまってることへの対処しかできない。
    対策は作れるけど政策は作れない。
    省庁間縄張り意識を根本的に撤廃しない限り、こんなことは永遠に続きます

そこが悩ましいところですが、そこらはなんとかなって来たわけですよ。
日本があまり教条的な行政を好まないというところもあるのでしょう。

昔、ワープロが出たての頃に
「ワープロの文字は点の集まりだから、タイプの活字とは別物だ。
だから公文書には使えない」
なんて話がありました。

結局はこういうのは、行政の一部の意見であって社会の利便性とか社会の要求を行政全体が排除するなんてことは出来ないわけです。

ただし、問題点が分かっていないというのはインターネット関係については一部の人しか理解していないから伝わらないという面は非常に大きいわけです。

2002年だったかと思いますが、高校で2003年から必修になった情報科目の教科書をまとめて何十冊か見る機会がありました。

感想は「弱ったものだ」でしたよ。
ビットがバイトがなんて話が情報科目で必須のことなのか?と思いました。
その一方でネットワークのことなんて事実上無し(本当に皆無かもしれない)

それでも、世の中はインターネットを使っていくのです。
良く出される例ですが「運転免許もないのに暴走を許している」だと思います。

結構以上にネットワークに詳しい親の話でも
「なんで、ネットワークの専門家である自分の子どもがこんな無茶をするのだ?!」
なんて話も出てきました。

こうなると「どこの役所が」とか「誰が」という議論とは別に、あっちこっちで色々な人が意見を発表することは、とても重要だと思います。
おそらくは、大半の親は「なんか怪しげだな」とは思っているでしょう。
しかし、ネットワークをめぐる問題について多少とも詳しいと「専門家」になってしまうほど層が薄いわけですから「一発逆転」が現実のものになるとは思えない。
結論は「あっちこっちで声を上げること」が比較的簡単な「対策」でしょうし、役所の対応に変化を求めることも含まれますよね。

投稿: 酔うぞ | 2008/01/07 14:48:50

>こうなると「どこの役所が」とか「誰が」という議論とは別に

したくないけどノドから出てきちゃう。だって、いつになってもこの問題が多少とも改善されないから・・・。

>結論は「あっちこっちで声を上げること」が比較的簡単な「対策」でしょう

結局、無駄な議論をしないで、これをするしかないんですよねー。頑張るベー。

投稿: 昭ちゃん | 2008/01/07 16:51:09

 まず、匿名掲示板がかなりの程度まで匿名じゃなくて、それなりに責任を伴うということを教えないと。
 大人ですら、それを忘れて、威力妨害罪や名誉毀損罪で訴追されたり、あるいは民事裁判になるのだし。
 2ちゃねら~な人々は、大半が脇が甘すぎますね。無視すれば大して害もないんですけれど。

投稿: Inoue | 2008/01/07 17:41:05

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