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2007.07.28

豊岡町のコウノトリ・ライブ映像

carefree-fieldさんが紹介してくれました。

「コウノトリのひなのライブ画像を9時30分から18時まで配信しています。 豊岡市百合地(ゆるじ)に設置されている巣塔で、43年ぶりに誕生した 野生のコウノトリのひなが巣立ちの時期を迎えています。 記念すべきコウノトリのひなの巣立ちを見守りましょう。」 http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/news/2007/live/index.html 今日にでも巣立ちするかも!

なんか口を大きく開いてますね。
立ち上がって羽ばたきするといった様子は今は無いです。
12時頃です。

ライブカメラには結構興味があるのですが、ここまで注目できるライブはちょっと無いですね。

12時16分お、巣の縁に立ち上がっている。
12時25分巣の中央に歩いて戻ったが、立っている。
というか歩いているね。
12時38分パッと羽を広げた。
やはり大きいねぇ。
すぐに畳んでしまったが・・・・。
12時44分いかにも飛びそうな感じに羽を広げて下を向いた。
が、すぐに戻る。
羽ばたきにはならないな。
12時50分飛びそうな動きになる間隔がどんどん短くなってきてます。
一時間ぐらいでもどんどん成長するのね。
今も、すごく下向きに突っ込みそうな姿勢になった。
12時52分う~む、身体を縮めて下を見ていた。
動きがどんどん激しくなる。
Webカメラが追い切れない。
コマが飛ぶ
12時55分Webカメラにはオペレータが付いているようで、たまにフレームが変わるが、オペレータもかなり焦っている雰囲気が伝わってきます。
正に飛び立ちそうな姿勢。
12時56分落ち着いた姿勢。
コウノトリらしい形になって、悠然と周囲を見ている。
13時05分あ、ライブ中継がブラックアウト
何が起きた??
13時18分動きはますます激しくなって、あっち向いたりこっち向いたり、羽根を繕ったり。
鳥になっていく感じ
13時25分巣の縁に立ってます。
一歩踏み出すと空です。
13時32分相変わらず羽根の繕いをしているが、段々と風になびくようになってきたような感じ。
そんなことあるのかね?
夕方に向かって風が強くなってきたのかな?
13時47分極め不思議な格好をする。
前に向いて首を伸ばした飛ぶような姿勢で、羽根を半分広げて、左足を後ろに伸ばした。
まるで器械体操のようだ。
13時50分大きく羽を広げた。
13時59分下を向いて羽根を広げるが、巣の内側に向いてしまった。
どういうことだ?
その後、巣の反対側に移動した。
14時10分カメラの真正面位置に立っている。
巣はテレビでも放送されたが、鉄柱の上に巨大な皿を置いたような形状だから、どっちも飛び出せる。
カメラからみて左右なら「巣の縁」と分かるが、前後だと分からない。
今、巣の中で瞬間的に移動した。
つまり、フレーム間で移動したからジャンプしたのかもしれない
14時34分巣の中でジャンプ状態で飛び回る。
エアボーン間近。
14時36分その場でジャンプを繰り返す。
結構飛び上がる(1メートル程度)
15時03分ジャンプを繰り返す
巣から飛び出しそう、カメラも引いて飛行に備える。
しかし、巣を踏み外さないもんだねぇ。
15時05分羽を広げたまま歩く。
どうも色々なことが同時に出来るようにならないと飛べないらしい。
リアルタイムで見ているのは面白い。
目が離せません。
15時09分親鳥が戻ってきた。
15時14分親鳥は飛んでいってしまった。
餌をたらふく食べた様子で、座り込んでいる。
確か、巣立ちは空腹とセットだと思うから、これは飛ぶのかな?
15時35分ようやく立ち上がる
しかし動きは緩慢。
15時45分巣の縁に立ってはいるが、何となく呆然としている感じ。
15時58分ようやく羽ばたいたが、相変わらず緩慢に周囲を見ている感じ。
16時14分ようやく巣の中をゆっくり歩いて範囲側に移動したが、相変わらずそのまま立っている。
16時57分少しずつ動きが出てきたが、まだままだ飛ぶといった動きにはほど遠い。
のんびりと羽根を繕っていたりする。
17時13分ジャンプしそうな羽ばたきを一瞬するが、その後は静止状態。
どうも腹が減らないと飛ぶ気にならないらしい。
17時22分座り込んじゃった・・・・。
17時33分特には書かなかったけど、巣の中を餌をついばむような行動をするのね。
今もその状態、これと羽ばたきがセットになると「飛ぶのかな?」という感じになります。
お、ゆっくりと羽ばたき。
まあ、鳥も一人前になるのは大変だということか。
17時49分巣の中を歩き回る、ちょっと羽を広げたり落ち着かない。
しかし、そろそろ夕暮れなのだが・・・・。
17時51分ジャンプした。
足を縮めたぞ。
夕暮れに向かって飛行か?
17時52分カメラも引いてちょっと緊張気味
なんかヘンな操作するなよ>カメラ。
今にも飛び立ちそう。
17時54分身構えていると思うのは見ている側の思い込みか?
17時55分巣の中をジャンプで飛び回って一休み。
これほど面白いとは思わなかった、目が離せない。
17時59分なんか悟ったような感じ。
落ち着きを感じる。
18時18時になっちゃった。
ライブ中継としてはタイムアウトなのだが、どうなるのだ?
18時3分啼いたらしい。
18時8分座り込んじゃった。
夕方になってきたためかコウノトリの淡いピンクのような色がライブカメラの画像でも目立ってきた。
18時10分ライブカメラがブラックアウト。
今日はこれまでなのかな?
10時18分このライブ映像は9時30分から18時までとなっていて、今朝も始まったが巣の中で立っているね。
10時26分羽ばたいた、昨日よりも飛びそうな雰囲気
10時28分巣の中で繰り返し羽ばたきとジャンプ、一回のジャンプで2秒ぐらい宙に浮いている。
10時45分座り込んだので「何が起きた?」と思ったら親が来た。
あ、片方の親が飛んでいったら別のが来たな。
子供は座り込んだまま。
餌はやらない。
親は啼いているようだ。
なんか「飛べ飛べ」と促しているような感じ。
子供は座り込んだまま、羽根をちょっと動かしている。
10時49分親は飛んでいってしまった。
子供は座ったまま、首をめぐらしている。
11時17分この20分ぐらいほぼ巣の縁に立って静止状態だが、今は映像的に本当に縁でギリギリの先端に立っているように見える。
12時10分啼いたようだ。
それにしても、ずーと立ったままだ。
12時22分今までは巣の縁に立って外側を向いていたが、今は内側を向いている。
鳥なのだから風向きの問題で巣の内側・外側どちらに向いても風を捉えれば同じだと思うのだが、どうも今までは「巣の内側の床を見ている」という雰囲気だったので「縁に立つ」=「空に向かう」としていたのだが、ちょっと違ってきた。
12時29分頼むからカメラはちょっと引き気味で固定してくれ、ヘンに画面が揺れるとそれだけで「何事か?」と感じてしまう。
12時38分立っていることに変わりはないのだが、頻繁に羽根の繕いなどをして落ち着きが無いですね。
13時0分巣の中でくちばしを床につけるような感じで後ずさりという珍しい動きをしたと思ったら、羽ばたいて巣の中ではあるが飛んだ。
今までは上下のジャンプだったが、いわば立ち幅跳びといったところ。
13時07分大きく羽を広げて羽ばたき。
ふわりと浮いて、降りる
今まではバタバタと羽根を動かす感じだったのだと分かる。
なんか人間の水泳の練習のようだな。
10時10分今までなく高いところまで上昇。身体の倍以上は上がった。
13時13分大きく羽を広げたまま、ウロウロしている。飛ぶ気十分に見える。
13時14分翼の先端の羽根(名前を忘れた)も開いているから飛ぶ気十分に見えるんだ。
13時19分ライブカメラブラックアウト、13時にメンテナンスとあったからそれでしょう。
13時25分ライブカメラ復旧。座り込んでいるねぇ。
13時46分巣の縁を歩き回っているが、飛ぶような気配はない。
疲れちゃうのかな?
14時07分ちょっと目を離していたら、ライブカメラがブラックアウトしている。
14時19分ライブカメラ復旧。相変わらず飛びそうな感じで羽ばたいてはいるが浮かび上がるほどではない。
14時58分ちゃんと羽ばたいて飛び上がり、先に降りた。
ただし巣の中。
しかし、離陸・飛行・着陸なのだから大きな進歩だ。
15時28分する端に前進してから羽を広げて飛び上がった。
そのまま飛ぶかと思ったら後方に着地。
器用なことをする。
15時29分親鳥が来た。餌をやっている。
親鳥はすぐに飛び去ってしまったが、どうも様子ヘンだ。
ドジョウなどをそのまま置いていったのかな?
15時36分食事後は当然のように座り込んでいる。
16時15分ウェブカメラを動かしているが、何なのだ?
そんなに大きく動かす理由はあるまい。
17時17分また親鳥が来た。
さっきと同じ感じでどうも餌を置いて取らせているように見える。
17時25分親鳥はまだ巣にいるが、何もしないで立っているだけ。子供は例によって座り込んでいる。大きさにほとんど違いがないのね。
17時43分親鳥が意味不明の動きをしている。
なんか巣の材料を動かしているように見えるが、まるで暇つぶしのような感じ。
17時55分そろそろライブ中継も終わりの時刻だが、カメラの画像がブラックアウトしたりモザイク表示になったり激しく乱れている。
結局、親鳥は何をするわけでもなく巣の中に立っていて、一方子供は見えないか寝ているような状態かもしれない。
親鳥が巣の端で片足立しているのはなかなか良い風景。
大きさは似たようなものだが、鳥にも大人の落ち着きといったものがあるのが良く分かる。
9時40分立っているだけだ、カメラが別の位置に移動したのかあるいは別のカメラから撮っているのか背景に木が写っている。
11時05分ず~となのだが、巣の中を適当に動き回ったり、巣の端から端に飛んだりしている。
羽も広げてることが多いが、気負っている感じではなくて、暇を持てあましているような感じ。
11時25分座り込んでキョロキョロしている。
11時35分ジャンプした。いかにも飛びそうな感じに足を曲げている。
12時01分親鳥が来た。
ちょっと餌を渡してすぐに飛び去った。
12時08分また親鳥が来た。
餌を運んできたのだろうが、飛び去らないで、巣の縁に立っている。
12時24分ずいぶん長い間親鳥が居たが、飛んでいってしまった。子供は例によって座っている。
13時36分目を離しているうちに親鳥が来てる。
両方とも立ったままだが・・・・・
13時39分親鳥の前で羽ばたいてジャンプを繰り返す。
13時57分親子同時に羽ばたくが、どっちがどっちか区別が付かない。
13時59分目を離している隙に親鳥飛び去る。
17時46分見ている側が忙しいせいもあるが、昨日までほど動きに変化が無い。
落ち着いているとも言える。全体に動きは豊かで色々なことをするところが成長していると感じる。
カメラの位置がこの午後になると太陽が背になる位置になったようで、きれいに見えるようになりました。

7月 28, 2007 at 12:03 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (0)

2007.07.27

求む・思考援助型アプリケーション

パソコン通信が始まったのは1985年の法律改正からでASCIIネットなどが早めに始めたのを1987年に始めたNIFTY-Serveがあっと言う間に先行各社を抜き去った理由として、事実上の専用端末であるオアシス30AFの存在が大きかった。

わたし自身はワープロは発表された1980年当時から使っていたから、オアシス30AFでパソコン通信の世界に入ることにはなんの問題もなかった。
パソコン通信を始めてすぐに Macintosh 信者の話を聞いた。 Macintosh Plus で日本語が使えるというのですぐに買って、DTPの世界も体験してみた。

そこで分かったのは、 Macintosh が当時盛んに触れ回っていた「WYSIWYG」ディスプレーで見えたとおりの印刷結果が得られるというのは、日本語ワープロでは当たり前であったということ。

Macintosh は当時プログラム用の機械とそのドキュメント作りにオアシスを使っていた目から見ると「万能の機械」のように見えたものです。
しかしながら業務用のプログラムの世界では「画面の見た目に凝ると遅くなる」のが問題ということで、MS-DOS の世界に向かい、日本語が使えるということもあって PC9801 の天下となります。

その後は、 Windows がPCそのものになってしまいました。

この経過は、クリエイティブというか試行錯誤とか、わけの分からないものをとりあえずやってみる、といった目的が不明瞭なものを追い出して「分かっていることだけを高速度で処理する」という「合理化」そのものだったように思います。

その結果として、現在販売されているアプリケーションが「目的別」になってしまった。と強く感じます。

Macintosh 時代から使い続けているアプリに「インスピレーション」があります、今ではあまり聞かないアイディアプロセッサです。
ハイパーカードなんてのもありましたね。 マックプロジェクトというのがあって、これは強力だったし今でも欲しい。

これらのアプリに共通するのは「思考を援助する」といったところでしょうか?

最近ちょっと困っているのは、よそからの要求でわけの分からないことをまとめる必要があるのです。

高校でロボットを作るという授業をしていて、明らかに有用なのですが、それがうまく説明できない。
まとめる必要があるのだけど、色々な要素例えば「ものを作って動かしてみる」「目的があるプログラムに挑戦してみる」「サッカーゲーム勝つために工夫する」なんてのは高校生がやって有用なのは明らかですが、他にも「チームワークを作る」「自分の考えをチームの中で主張する」「学校外の講師と関わってみる」「他人の考えを理解する」といった効果も大きいのです。

ここに挙げたのは「ロボット授業の成果」ですが、それだけでもこれだけバラバラに出てきている。
だいたい、世の中は Windows が定義している作業で表現できるほど単純じゃないのは明らかで、こういった「メモ」のようなものしか無いようなところから、なんかまとめるための「思考援助」になるようなアプリケーションは無いものか?と強く思うところなのであります。

Windows には利点に並んで多くの罪があるのは古くからやっている人にはよく知られていることですが、最大の問題は「曖昧なことに挑戦するアプリを駆逐してしまった」事ではないかと思う。

7月 27, 2007 at 09:10 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (11) | トラックバック (0)

2007.07.26

家庭用ビデオのBGMをめぐる裁判

AFPBB より「踊る幼児のネット映像削除でユニバーサルを提訴

【7月25日 AFP】幼い息子がプリンス(Prince)の曲に合わせて踊る映像を動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿した母親が24日、同映像を無断で削除させたとしてユニバーサルミュージックパブリッシング(Universal Music Publishing)を訴えた。

訴訟は消費者保護団体「米電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation、EFF)」が原告となり、ユニバーサルミュージックパブリッシングを相手取ってサンフランシスコ連邦地方裁判所に提訴された。
この母親の公正な利用権と表現の自由の保護を求めている。

EFFによると、サンフランシスコに住むStephanie Lenzさんは2月、幼い息子がベビーカーにつかまり立ちしながら、プリンスのヒット曲「レッツ・ゴー・クレイジー(Let's Go Crazy)」に合わせて踊り跳ねる29秒間の映像をユーチューブに投稿した。

ところが6月になって、この映像を削除したとの連絡を受けた。
ユニバーサルミュージックから著作権侵害の苦情があったためだという。

Lenzさんは「突然のことで、非常に驚いたし怒りを感じた」といい、「ユニバーサルミュージックは法的措置を持ち出して、個人がホームビデオ映像を家族や友人間で共有する権利を侵害するべきではない」と主張する。

「デジタル・ミレニアム著作権法」には、ウェブサイトが著作権保有者から依頼を受けて、著作物を削除することを認める条項がある。
しかし電子フロンティア財団の弁護士は、今回のケースはこの条項の乱用にあたるとの見解だ。

著作権法が乱用されれば、ネット上で活動する芸術家、政治評論家や今回のように個人のささやかな日常生活を公開したサイトなどが、みな閉鎖される恐れがあると同財団は指摘。
「この映像のように著作権侵害に当たらない公正な利用を著作権者が阻止した場合、その責任を問われるべきだ」と訴えている。

Lenzさんのビデオ映像はその後、ユーチューブに再掲載された。

一方、AFPはユニバーサルミュージックに訴訟についてのコメントを求めたが、返答は得られていない。(c)AFP

考えてみると、著作権法は著作者の権利については権利団体があることなども含めて、保護する仕組みが現実のものとしてありますが、著作物を利用する権利については当然のことという以上になっていないし、著作物利用権については団体も無いようなものですね。

アメリカの事ですが、ちょっと注目したい事件です。

それにしても、地上デジタルテレビの録画の回数を1回から9回にするとかいう議論は何なんだろう?と思う。

ことの本質が「録画させたくない」のであれば「録画不可」にすれば良いではないか。
そうすればDVDなどで作品を買う人が増えるだろう。作品を売る形態としては放送を映画の予告編に当たるものだとすれば、視聴者はお金を払っても見るものを買うだけの事で、なんの問題もあるまい。

ワケの分からない回数制限なんてのは、供給者側の一方的論理であって、消費者側にとっては面倒なだけだ。面倒を消費者に押しつけるのであれば、もっと明快なルールを採用して「録画させません」の方がはるかに分かりやすく、サービスの向上そのものだろう。

7月 26, 2007 at 10:42 午前 事件と裁判 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007.07.25

ホーオブハート裁判夏の陣

2007/07/24は「ホームオブハート裁判」の名誉毀損裁判がありました。
複数の裁判が進行中なのですが、2007/2/26に「消費者被害損害賠償訴訟」の判決が出ました。
ホームオブハートは自己啓発セミナーを事業としている会社ですから、消費者被害なのかどうかという争いだったのですが、弁護団の見解としては「全面勝訴」となりました。

判例時報1965号に事例紹介されています。

本判決の事実認定、判断の概要は、 次のとおりである。

自己啓発セミナー の主催者らは、セミナー生の積極財産 の全部を主催者側に提供させることは もちろんのこと、
セミナー生の借入能 力も主催者側に提供させる(返済のあ てもなく貸金業者から借り入れさせて
セミナー代や主催者側が販売する商品 代金の支払等に充てさせる)ことを企 てた。

主催者らは、悩みを抱えている 女性に対して、まずはセミナー実施会 社が癒しの商品やサービスを提供する 会社のようであるかのように装い、悩 み等を聞き出した上で、心理学等の研 究成果を基礎とする自己啓発セミナー のノウハウを流用してマインドコント ロールを施し、セミナー参加を中止し たりすると地獄のような生活を送らざ るを得なくなると信じ込ませた。

このようにして、セミナー主催者らは、セ ミナー生に、猜疑心を持たないこと、 思考を停止すること、借金が返せなく なることへの恐怖をなくすことなどの 考え方を刷りこんでいき、そのような 過程で、錯誤に陥ったセミナー生ら は、高額のセミナー料金や商品代金等 を支払わせられたものと認定した。

そして、主催者側は、セミナー勧誘の当 初からこのような罠にかかる女性の出 現をまっていたものであり、その一連 の行為が心理学等の研究成果を濫用し た社会通念上許されない違法行為であ って、勧誘当初からの全部の行為が違 法行為になると判断した。

その上で、損害の証明のあった支払金銭の全額、 慰謝料ニ○○万円及び弁護士費用の合 計一五四三万円余りを認容したもので ある。

三 一部の宗教団体等において、商 品を非常に高額で買わせたり、役務提 供の対価として非常に高価な金銭を支 払わせたりする行為が違法行為である と判断されることがある。

そのような 裁判例として、東京地判平12/12/25 判夕一○九五・一八一、広島高岡山地 判平12・9・14本誌一七五五・九三な ど多数の請求認容事例があるようであ る。

本件は、これらの裁判例に類する 事案であるが、自己啓発セミナーにつ いての事案は本件が初めてのようでも あり、事例として紹介する次第であ る。

判決文は、判例時報で20ページにわたって紹介されている長文のもので、上記の引用は判例時報が注目点をまとめたものです。

この敗訴があったためか、以後の裁判ではホームオブハート側の弁護士が増えて裁判の進行もちょっと雰囲気が変わりましたが、2007/07/24の裁判はちょっと驚いた。

まるでテレビドラマのような印象でした。
民事訴訟では基本的に証拠書類のやり取りで進みますから、法廷で双方がやり合うことが珍しいし、法廷が公開されている最大の理由は事前に書類をやり取りしたことを明らかにして、裁判のやり取り自体を証拠として残すことだ、と理解しています。
こういう観点だと、テレビドラマのような「隠し球」のようなものがいきなり法廷に出てくることが無いわけです。

もちろん、証人自問で予想外の発言が出ることがあるといったことあり得ますが、予想していない証人が出てくる事はない。

昨日の裁判では新たに加わった弁護士から、ちょっとそれに近い発言があって「いったい何のことだ?」と注目して聞いていましたが、まだ先の手続きについて述べたようで、少なくとも昨日の段階では確定している話でもなかったようです。

当事者には失礼かもしれないけど、法廷でのやり取りが傍聴して面白い珍しい民事訴訟として今後も展開するかもしれません。

今後のホームオブハート裁判予定

7月27日 金曜日10時15分~東京地裁527号法廷
8月2日 木曜日15時~東京高裁810法廷
9月3日 月曜日10時30分~東京地裁527法廷
9月11日 火曜日13時15分~東京地裁611法廷

8月2日の高等裁判所での裁判は、上記に紹介した被害者勝訴の控訴審です。 これも裁判の進行という意味で非常に興味深いものがあります。

7月 25, 2007 at 05:08 午後 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.24

平塚5遺体事件・判決

サンケイ新聞神奈川版より「平塚5遺体事件 被告に実刑判決 判決理由で動機ふれず

「被告人を懲役12年に処する」。平塚市のアパートで男女5遺体が見つかった事件で、娘当時(19)=に対する殺人罪に問われ無罪を主張していた被告(56)に、横浜地裁は実刑判決を言い渡した。
公判では、殺害に至った経緯や動機、さらにDNA鑑定で同被告の子と断定された乳幼児3人の死についても明らかにならず、社会を震撼(しんかん)させた「平塚5遺体事件」は依然多くの謎を残したままだ。(青山綾里)

逮捕時からだいぶやつれ白髪も増えた被告はこの日、濃いグレーのスーツ姿で出廷。判決が言い渡された瞬間、直立したまま身動きひとつしなかった。

約1年間続いたこれまでの公判では、平成17年10月に被害者が自宅アパートで死亡後、腐敗防止のためドライアイスを並べた遺体と一緒に、被告と異母兄=18年3月に自殺、当時(35)=が暮らす奇妙な同居生活が明らかになった。
被告は、異母兄を被害者殺害の「真犯人」と名指しし、最終弁論では「子供はたった一つの宝物。殺したことはありません」と、声を震わせながら無罪を訴えていた。

判決理由で大島隆明裁判長は、異母兄が被害者を殺害した可能性について「事件前の2人の関係からは、被害者を殺害するほどの強い動機は全くうかがわれない」とし、もし被告人が留守中殺害していたのならば、帰宅してこのことを知った被告人の言動は極めて不自然と指摘。
被告を犯人と断定した理由については、

  • 首を絞めた凶器とみられる帯ひもを所持していた
  • 友人らに被害者の生存を装っていた
  • 被告人には虚言癖がある
などを挙げ、「母親としての情愛も感じられない冷血な犯行」と厳しく批判した。

一方、殺害動機については

  • 「娘の外出を嫌い、一時の感情にまかせて殺害した」と指摘したものの、
  • 「これまで被害者をかわいがって育てており、確たる具体的な動機は証拠上認めがたい」
などと述べ、わが子を手に掛けるに至った親子の確執や感情のもつれなど、動機の核心部分は明らかにならなかった。

また、同じアパートから見つかった被告の息子=約22年前に失踪(しっそう)、当時(6)=と新生児2人の計3遺体については公訴時効(3年)が過ぎていたため裁かれることはなく、依然謎に包まれたまま。
公判で被告は「昭和60年ごろから持っていたが、詳しくは言いたくない」と説明を拒み、大島裁判長も判決で「起訴されていない点を量刑で考慮することはできない」とした。

約1時間半にわたって判決理由が読み上げられている間も、被告は裁判長をじっと見据えたまま表情を崩さなかった。
だが、朗読が終わると、被告は涙をこらえるような表情を見せ、裁判長に深々と頭を下げた。そのとき、被告の脳裏によぎったものは何だったのだろうか。

判決をテレビのニュースが「殺人で実刑」と報道したときに「良く判決できたな」と思ったのですが、新聞の記事を読んでもこの感じは無くなりません。

動機を分からないとしていて、他も状況証拠ですよね。
これで判決できるものなのだろうか?検察の証明が不十分ではないのか?

確かにヘンな事件ではあるのだが、世の中にはヘンなこともあるわけで、もうちょっと明快な判断でないと、判決としてまずいのではないか?思うところです。

7月 24, 2007 at 10:45 午前 事件と裁判 | | コメント (0) | トラックバック (0)

参議院選挙

神奈川新聞より「期日前投票が前回の1・56倍/参院選神奈川選挙区

県選挙管理委員会は二十三日、参院選神奈川選挙区(改選数三)の期日前投票について中間集計をまとめた。
二十二日までの投票者は三年前の参院選の同時期より56%(九万四千三百四十四人)増え、二十六万千九百三十三人だった。
同選管は「有権者の関心の高さを反映しているのではないか」と今後の伸びに期待している。

二〇〇四年の参院選は最終的に四十六万九千九十人が期日前投票をした。
このペースだと、二年前の衆院選(六十一万五千八百四十九人)を上回る可能性がある。

市区町村別では、綾瀬市が前回同時期比で三・五七倍、開成町が二・三四倍、松田町が二・〇七倍と高かった。横浜市は一・六〇倍、川崎市は一・五二倍。

今回の選挙は投開票日が夏休み中で、統一地方選と同じ年に行われることから投票率の低下が懸念されている。
このため、候補者の中には期日前投票を呼び掛ける陣営もある。期日前投票は、投票日前日の二十八日までできる。

期日前投票がすでに、261,933 人というのはすごい数字です。
前回の参議院通常選挙データは次の通り

有権者7,008,142
投票者3,817,887
投票率54.48%

期日前投票なので無効票が無いとすると、380万票に対して26万票ですから、7%に近いわけです。かなりすごい数字と言えるでしょう。

7月 24, 2007 at 10:26 午前 国内の政治・行政・司法 | | コメント (1) | トラックバック (2)

2007.07.23

学位商法の実態調査が始まる

日経新聞より「文科省、「学位商法」の調査開始・全国の大学対象に

研究や教育活動の実体が確認できず、実在するかどうかさえはっきりしない海外の大学で取得した“学位”が、日本国内で大学教員の採用の際などに悪用されている実態を把握するため、文部科学省は23日までに、国公私立大の人事部局を対象にした全国調査に乗り出した。
今秋にも結果を公表する。

こうした海外の大学は「ディグリーミル(DM、学位工場)」などと呼ばれ、米国では取得した博士号などの学位を就職に悪用するケースが問題化。国内でも最近になって大学案内の教員紹介などで、DMとみられる大学・研究機関の学位が十分にチェックされないまま掲載されている事例が表面化している。

調査は(1)教員の採用、昇進の審査でDMとみられる機関の学位が重要な判断材料になった例(2)入学案内やホームページなどでこうした学位を公表している例――などについて、該当する教員数などの報告を求めている。

いきなり「大学の教員を対象に学位商法の浸透ぐあいを調べる」と読める記事だから、「Matimulog」さんや「事象の地平線」さんといった大学の先生が取り上げています。

日経新聞は「海外の博士号売る「学位商法」、文科省が実態調査へ」という記事を5月13日付で発表しています。

教育活動の実態がほとんどない海外の大学から、お金と引き換えに博士号などを受ける「学位商法」について、文部科学省は初めての実態調査に近く乗り出す。
国内の国公私立大・短大約1200校が対象で、講義をほとんど受けることなく授与された学位に基づき採用された教員がいないかどうかなどを調べる。
大学教育への信頼低下を防ぐのが狙いだ。

外国の大学を舞台に行われている学位商法は「大学にお金を払い、履歴書を送るだけで学位証明を入手できる」「わずかの授業に出席するだけで卒業資格が得られる」などの方法で知られる。

結局は5月に文科省が「調査するぞ」と言い出して、それが始まったという一連の記事です。
さらに、町村先生が示している調査報告「ディプロマ(ディグリー)・ミル」問題について」は、2003年11月28日付けの「国際的な大学の質保証に関する調査研究協力者会議(第3回)議事次第」で報告されています。

つまり、文科省としては2003年には調査に取りかかっていて、かつ問題視もしていたのでしょう。
しかし、それから4年経ってようやく実態調査の結果が出るということですね。

この手のヘンテコな権威付けはすぐに詐欺事件に広がりますから、とりあえず博士号といったものについては、勝手に出せないとするべきでしょう。ちょっと時間が掛かりすぎではないかと思う。

7月 23, 2007 at 10:23 午後 国内の政治・行政・司法 | | コメント (4) | トラックバック (0)

携帯電話から携帯端末に

朝日新聞より「ケータイは電話にあらず? 通話「ほとんどない」44%

ケータイはもう「電話」ではない? 携帯電話のヘビーユーザーの4割強が、携帯をほとんど通話に使っていない実態が、民間研究所の調査で浮かび上がった。1人当たりの利用料金も減少する一方で、携帯電話会社は新たな収益源探しを迫られている。

民間研究機関「モバイルマーケティングデータ(MMD)研究所」(東京都渋谷区)が携帯サイト経由で調査。9584人の有効回答を得た。約97%はデータ通信の定額サービスに入っており、携帯電話をよく使うヘビーユーザーといえる。

だが、1日の通話回数は「ほとんどない」が最も多く、44%を占めた。「3回未満」(35%)と合わせ、約8割がケータイを「電話」として活用していない格好だ。

1日の平均通話時間も、最も多いのが「5分未満」(49%)。「5~10分」(23%)、「10~30分」(15%)と続き、「携帯の長電話」も過去の話のようだ。

同研究所は「ヘビーユーザーの4割以上が『電話』として使っていない結果には驚いた」。

NTTドコモによると、利用者が払う1人あたりの月額「通話料」は減少の一途。03年3月に6380円だったが、07年3月は4690円まで落ち込んだ。

一方、メールや音楽ダウンロードなどネット利用によるデータ通信量は増え続けているのに、定額サービスなどの普及で、同じ期間のデータ通信使用料は、1750円から2010円と伸び悩んでいた。利用総額では、約1400円減った計算だ。

同社は「もはや『電話』サービスには頼れない。クレジット機能など新しいビジネスモデルの開発が急務だ」と話している。

今さら何を言っているのかという印象ですが、電話は即時に連絡を取る必要が場合に優れた手段であって、それを携帯できるようにしたことも重要なことではありましたが、実際にそれほどの即時性が必要か?となると、出先で待ち合わせる場合など以外にはあまり用がないわけです。

一方で、即時性は不要だが連絡はしておきたい、という時に有効なのかメールでパソコン通信では大勢にメールをしてオフを成立させた時には「便利になったものだ」と思ったものでした。

携帯電話が電話から端末になったことでこの二つの連絡手段を一つの機械に同居させてしまったわけですが、そりゃ即時性の方が利用機会が少ないのは明らかで「電話として使わない」方向に向かうのは当然でしょうね。

この文章を書いていて「あれ?なんで無いのだ」と思ったのは、留守電というかボイスメールとでも言うかといったサービスです。

  • 音声でデータを作る
  • 相手には留守電のように伝わる
  • 即時会話は出来ない
  • 操作は電話とメールの中間

要するに携帯メールのすごく面倒なキーボタン操作を減らそうというのもので、例えば複数人で集合するといったシーンで、一斉に連絡する場合などに便利だろうと思うわけです。

こんなサービスの携帯電話ってありますか?

7月 23, 2007 at 10:02 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)