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2007.05.05

ジェットコースター脱線死亡事故

NHKニュースより「コースターで事故 1人死亡

5日午後0時50分ごろ、大阪・吹田市の万博記念公園にある遊園地「エキスポランド」で、「風神雷神II」というジェットコースターが走っている途中、車両が手すりに衝突しました。

吹田警察署や吹田市消防本部によりますと、ジェットコースターには22人が乗っていて、このうち女性1人が死亡し、21人がけがをして病院で手当てを受けています。
さらに、事故を目撃した12人が気分の悪さを訴えて病院に運ばれました。

エキスポランドの事業部によりますと、事故が起きた「風神雷神II」は、車両が6両つながっていて、1つの車両に4人の乗客が立ったままの姿勢で乗り込みます。
事故は車両が脱線して起きたということですが、詳しい状況や原因はまだわかっていません。

事故のあと、エキスポランドでは園内のすべての乗り物の営業とアトラクションをとりやめて新たな入場を中止し、園内に入っている人も外に出てもらっています。
5日は大型連休中ということもあり、大勢の人でにぎわっていたということです。

NHKの上記サイトではテレビ放送のネット版を見ることが出来ます。
その説明によると

目撃した人の声
「ジェットコースターは数百メートル手前からベールから車輪が離れ、左右に大きく揺れながら走っていた。乗っていた人は大きな悲鳴を上げていた。」
15分ぐらい前に乗っていた人の声
「揺れがすごくてて、一回目よりもすごくて。ジェットコースターの特有のことかなと思っていたが、ちょっとおかしかったなあと思います。」

ということで、かなりすごいことです。

新聞社の空撮写真などを見ると、脱線していますが、ジェットコースターは構造上、車輪が上下左右から押されえているので脱線するためには車輪が吹っ飛ぶといったことなります。
報道では「部品が飛んだ」という情報もあります。

NHKのインタビューに答えた女性の証言「2回目に乗ったら1回目よりも揺れが大きく異常にも感じた」ということだとすると、突然壊れたのではないのかもしれません。
しかし、今回は現実の死亡事故になるまで、チェックされなかった、となってかなり重大な問題と言えるでしょう。

5月 5, 2007 at 05:11 午後 事故と社会 | | コメント (1) | トラックバック (1)

マニフェスト頼りの選挙活動に反対

読売新聞より「民主党の中堅・若手議員、首都圏マニフェスト作成へ

東京、千葉、埼玉など首都圏を地盤とする民主党の中堅・若手議員有志が、夏の参院選に向けて、党公約の首都圏版(首都圏マニフェスト)の作成に乗り出した。

小沢代表の地方重視に対する懸念が背景にあり、都市部の無党派層対策に焦点を絞る。
5月中に素案をまとめ、執行部に対し、参院選公約に取り込むよう求める方針だ。

首都圏マニフェスト作りは、長島昭久(衆院比例東京ブロック)、高山智司(衆院比例北関東ブロック)両議員らが昨年秋から、準備を進めてきた。
背景には、小沢代表らが格差、農業など地方を意識した政策を重視しているため、都市部の参院選候補らが「これだけでは都市部での支持を失いかねない」と危機感を強めていることがある。

首都圏マニフェストの柱には、教育、税制、社会保障、経済政策、労働の5項目を掲げる予定だ。
所得税の累進税率を見直してサラリーマンの負担を軽減することや、産婦人科医や小児科医不足の解消のため、診療報酬制度を大幅に見直すことなどを検討している。

民主党は従来、都市部で強いとされてきた。
しかし、2005年衆院小選挙区選での獲得議席は、東京都が25選挙区で1議席、神奈川県が18選挙区でゼロなどと、都市部で惨敗した。
長島氏は「都市部の無党派層にアピールできるような政策を打ち出した方がいい。
公約には工夫が必要だ」と話している。

公約の内容を吟味するのは当然のことであって、大いにやって欲しいところですが、マニフェストを作れば良い、というのには賛成できない。

マニフェストは元が目標値設定であって、当然のことながら次の選挙では「達成率が何%だったか?」として論点になります。

マニフェストの達成率が高ければよい政治なのかな?となると、目標設定を低く抑えて高い達成率を誇る、とする政治家が出てくるのは必定です。

ましてや、そもそもマニフェストの項目を設定するのは候補者自身であって、別に世論を直接反映する必要もないし政治的信念の自由の観点からも「候補者がマニフェストを揃える」なんてことをやってはいけない。

とういうわけで政治家が「マニフェストに頼りすぎる」のは政治能力が弱体化していることの現れではないでしょうか?

5月 5, 2007 at 02:41 午後 国内の政治・行政・司法 | | コメント (0) | トラックバック (0)

裁判員の心得だぞうで

東京新聞より「証拠と常識で判断 裁判員に審理前説明へ

2009年から始まる裁判員が加わった刑事裁判で、裁判長が審理に先立ち、裁判員に口頭で説明する内容のモデル案が4日、明らかになった。
「法廷の証拠だけに基づき、常識に従って判断する」「報道情報で判断しない」「意見は裁判官と同じ重み」「務めた印象は話しても構わない」などと裁判のルールや注意事項が並んでいる。

裁判員への説明は、裁判員法で「裁判長は最高裁規則で定めるところにより、権限、義務その他必要な事項を説明する」と規定されている。最高裁は規則で「立証責任の所在」「証拠主義」などと大枠を示し、具体的内容は各裁判所に任せる方針。

裁判員はこうした説明を了解し「公平誠実に職務を行う」と宣誓する。

今回のモデル案は東京地裁を中心に作成され、諮問委員会準備会で法曹三者(最高裁、法務省、日弁連)や法学者らからも意見を聴いた。モデル案は23日に開かれる最高裁規則制定のための諮問委員会で報告され、全国の裁判官に配布される予定。

この記事は、東京新聞、中日新聞に載っていて、共同通信の配信です。
共同通信が配信して、新聞社の中で一社だけ取り上げた場合には後から訂正があったりするのですが・・・・

まぁこういう説明にならざるをえないでしょうねぇ。
しかし「常識に基づき判断する」だけでは「報道情報で判断しない」というのと「世評を判断基準にするかしないか」が矛盾しませんかねぇ?
さらに言えば、あまり無いかもしれませんがたまたまその事件の問題について極めて専門的な知識の持ち主が裁判員になっていたらどうするのか?

現行のプロの裁判官だけが判決する、という仕組みが誇張して言えば「裁判官は世間知らずだが、判決そのものは平均値に収まる」(判決には保守的安定がある)とは言えると思います。
わたしはその点について批判的であるから、一般市民が判決に加わる方が良いと考える者ですが、それは「判決(裁判)の不安定性」とか「裁判官+裁判員の構成が当事者にとって不公平になることがある」に直結します。

逆に言えば「今までと同じ裁判結果ではない」ことは明らかであるし、裁判員制度の導入そのものの目的がこれであった。

であるのなら「報道情報で判断しない」とだけ言い切れば済むことなのだろうか?
証拠の採用については自由心証であるから、裁判官と裁判員の知識によって証拠採用は決まるわけで、知識が自力で判断するほどのレベルではないから「報道情報で判断しない」というのは良く分かるが、その逆に「報道情報よりも深く知っている裁判員」が参加している場合には証拠採用も大きく変わる可能性があります。
つまり「報道情報で判断しない」では説明になっていない、と感じるところです。

今まで、トンデモ裁判として記事にされたものの中に「裁判官の常識欠如」が幾つもあります。
つまり「常識に従って判断する」という「常識」とはナンなのか?となりそうです。

5月 5, 2007 at 02:22 午後 裁判員裁判 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.05.03

裁判員が自信を持って良いわけがない

読売新聞より「裁判員制度、最高裁長官が「自信持って参加を」と呼びかけ

最高裁の島田仁郎長官は2日、憲法記念日を前に記者会見し、2009年に始まる裁判員制度について、「制度の認知度や参加意欲も少しずつ上がっている。制度開始前にさらに多くの人が前向きな気持ちになれるよう、環境整備に総力を挙げて取り組みたい」と抱負を述べた。

昨年12月の内閣府調査では約65%が参加の意思を示す一方、半数以上が「責任が重い」などの理由で不安を感じていると回答した。この点について、島田長官は「裁判官と十分に意見交換をして、一緒に結論を出すのだから心配ない。自信を持って参加してほしい」と呼びかけた。

なんか違和感のある発言だと思っていたら、落合洋司弁護士がガッチリと批判しています。

弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」より「[話題][裁判制度]裁判員制度、最高裁長官が「自信持って参加を」と呼びかけ

この話を聞いて、「そうか、心配ないんだな、自信を持とう」と思うような人は、人の運命を左右する裁判員になる適性に問題があるおめでたさ、安易さの持ち主と言えるでしょう。

この問題の深刻さを、このような安易な発言でごまかそうとする最高裁長官も、長官としての資質に問題があるのではないかと思います。

わたしは裁判員制度に当初から賛成していますし、今でも反対ではありません。
その理由は、いくつかのトンデモ裁判やトンデモ法曹関係者の情報に接して「社会に対して畏れを持たない司法は無いだろう」と感じたからです。

少なくとも社会に畏れを持っているのであれば、刑事裁判に自信を持って参加しちゃいかんでしょう。
これは職業裁判官だって同じ事だ。

最高裁長官がこんなコメントを出すような状態だから、社会が裁判に関わるべきだと。
裁判を信用しなくなったのだと。

遠因はこういうところにあるのだと思う。

5月 3, 2007 at 01:22 午後 裁判員裁判 | | コメント (0) | トラックバック (1)

弁護士懲戒を目的に調書化??

朝日新聞より「県警・地検、弁護士懲戒狙い調書化 鹿児島選挙違反無罪

12人全員の無罪が確定した03年の鹿児島県議選をめぐる公職選挙法違反事件(買収・被買収)の捜査中に、県警と鹿児島地検が、弁護人を懲戒する意図で、接見時の容疑者(当時)と弁護士とのやりとりを調書にしていた疑いが強いことが分かった。
実際に、地検は「弁護活動に行き過ぎがある」として国選弁護人2人の解任を鹿児島地裁に申し立て、2人は解任されている。

捜査関係者によると、当時の捜査側は容疑者から「自白」をとるために弁護士を引き離そうと、懲戒を狙ったという。

調書化の意図が懲戒だったことは、朝日新聞が入手した県警の内部文書にも記されている。
内部文書は、公判対応について地検と県警が協議した内容を県警側がまとめた。

捜査側が接見時のやりとりを容疑者側から聞き取って作成した調書は75通。
「『あなたは(現金を)もらっていないんでしょう。否認しなさい』と(弁護士に)言われた」「『(現金を授受した)会合はなかったと言いなさい』と(弁護士に)言われた」などの内容だった。

弁護側はこうした調書の作成は「接見交通権の秘密を侵害するものだ」として04年4月に国家賠償請求訴訟を提起。
これに対し、国側は答弁書などで、(1)容疑者は自発的に接見内容を話した(2)弁護士が容疑を否認するようそそのかした疑いがある――などとしたうえで、この事件での接見内容の調書化は問題ないと主張。いまも係争中だ。

だが、内部文書によると、04年10月末から11月にかけて行われた県警側との公判対策をめぐる協議で、地検側は「(当時、調書化の)指示を出したことは承知しているが、懲戒申請のために『弁護士の悪性を引き出した』ということは口が裂けても言えない」と発言。
「懲戒申請目的の資料収集との主張は、何の捜査なのかという反論を呼ぶし、国家賠償請求訴訟に影響を及ぼす」などとして、公判などで懲戒を意図して調書を作成した旨の証言をしないよう県警に求めている。

さらに地検側は「検事から指示があったこと、懲戒請求を考えていると言われたことも証言していい」としながらも、「あくまでも罪の立証に付随して出された指示だったと証言すべきだ」などと指導していた。

内部文書の内容について、地検は「コメントしない」、県警は「何も言えない」としている。

これは朝日新聞の独自調査なんでしょうかねぇ?
何が出てくるのか、それともこのまま闇の中で終わってしまうのか、ちょいと記録しておきましょう。

5月 3, 2007 at 11:08 午前 事件と裁判 | | コメント (0) | トラックバック (1)

リナックスの販売!強化だって

日経新聞より「無償基本ソフト「リナックス」販売で連合・米オラクルなど

米オラクル、IBM、NECなど有力IT(情報技術)企業10社以上が無償基本ソフト(OS)の「リナックス」を日本で本格販売するための企業連合を発足させる。

政府調達でリナックスの採用を促す方針が打ち出されたことに対応。
オラクルが各社と契約を結んで保守を一手に担うほか、特許侵害の賠償も全面補償する。

OS市場で圧倒的なシェアを持つ米マイクロソフトに対抗する。

6月にも日本オラクルの主導で発足する企業連合は情報システムの中核となるサーバー用OSが対象になる。

NECなどのほか、日立製作所、ヒューレット・パッカード、デルなど大手サーバー各社が軒並み加わる見通しだ。
NTTデータなど大手システム開発会社の参加も内定している。

う~む・・・・・・。
これはこれで色々な問題が発生しそうですね。

ちょっと(だいぶ)前に気になるニュースがありました。

slashdot.jp より「中央省庁では互換性を重視し、Word、Excelは購入の対象外へ?

NHKニュース(12/31の19時~)によると、「中央省庁で使うコンピューターソフトについて、国は、特定の製品への依存を防ぐため、平成19年からはほかの製品との互換性を重視して調達することになりました。
これによって、現在広く使われている「ワード」や「エクセル」などは、今のままでは原則、購入の対象外になります。」

他にもタレコミがあったが、既に記事は消滅。
よって詳細は不明だが、中央省庁のどこかがそうしたいと思っているのだろう。

わたしもこのニュース確認しているので「おっ!!」と思ったのですが、瞬時にして後続のニュースがないので「ガセですか」と思ったりしています。

しかしながら、行政のように広範囲に影響するところで「ワードでやり取りします」なんてわざわざ注釈するようなことは全くのムダで、OSやアプリケーションを無視しても情報交換がで切る方向に向かうのは必然であります。

実際問題として平成15年度(2003年度)から国土交通省は電子入札に切り替えています。
技術的には XML だそうですが、情報伝達の標準化だと考えると特定メーカのフォーマットといったものは社会的に許されない、という時代が見えてきたということなのでしょう。

5月 3, 2007 at 10:59 午前 ネットワーク一般論 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007.05.01

鉄道ホームにホームドアの設置を

産経関西より「JR大阪環状線桃谷駅、目の不自由な夫婦が転落

29日午後2時半すぎ、大阪市天王寺区のJR大阪環状線桃谷駅で、針灸師、恵坂さん(70)と妻(69)がホームから線路に転落。
外回り線の普通電車(8両編成)にはねられ、恵坂さんが右腕を切断し意識不明の重体、幸子さんも右あごや鎖骨を折るなどの重傷を負った。

2人は目が不自由で、電車が到着したと勘違いし、乗り込もうとしたところ誤って線路に転落したとみられる。

つえを持たず、2人で手をつないで電車の到着を待っていたが、電車がホームに到着する直前に線路へ向かって歩き出し、そのまま転落した。運転士が急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。

妻は「電車が到着した気配を感じたので先頭車両に乗り込もうと思った」と話しているといい、電車が速度を落としてホームに入ってきたのを「止まった」と勘違いしたらしい。ホームには点字ブロックが設置してあったが、転落防止用の柵などはなかった。

2人は天王寺駅にある百貨店に買い物へ行く途中だった。

最近は電車に乗るたびに「以前より危険になったのではないか?」としばしば感じます。
なんかホームがいつも混雑している感じで、またホーム上にヘンな設備が増えたようにも感じます。

考えてみると、エレベータやエスカレータが増えてホームの通路も階段も狭くなってきました。
さらに、わたし自身も含めて電車に乗る人の荷物が増えていると感じます。

極端なことをいえば、男性であれば週刊誌一冊だけ、女性ではハンドバック一つだけ、という方をほとんど見かけません。
コロの付いているバッグを引きずっている人は男女とも珍しいものではなくなりましたし、中学生や高校生が通学カバン以外に巨大なバッグを持ち歩いていることも多いです。
さらに、自分も含めて携帯電話をを常時扱っていることなど、ホームが通路として機能しにくくなっていて結果として「混雑している」という面があるのでしょう。

だから危険に感じる、ということだとするとこれはホームドアの設置を早急に進めるべきでしょう。
わたしの地元の横浜市営地下鉄はホームドアの工事を進めていますが、ホーム自体が不便になるような印象は全く受けません。
東急池上線などはワンマン運転化のために固定式の柵を置いて光センサーでホームと電車の扉の間に人が居ないかを検知しています。

現在のほとんどの電車のホームが何もないという方がいささかヘンなのであって、何らかの柵を置くべきだし、柵を置けば光センサーを設置することで、ある程度の対策になるでしょう。
柵自体をホームドアにすれば非常に安全になると思います。そんなに難しいことではないし、既存の施設にさほど影響しないで設置できるようです。鉄道各社には、ホームの積極的な安全向上を進めて欲しいものです。

5月 1, 2007 at 11:24 午前 事故と社会 | | コメント (7) | トラックバック (1)