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2007.12.23

福島県教育長の記者発表

福島民友新聞より「白河高未履修で、校長を停職1カ月

白河高が昨年度の3年生必修科目の未履修を隠ぺいした問題で、県教委は21日、「昨年の調査以降も校内の実態を適切に把握せず、所属教員に対する必要な是正を行わなかった」などとして、校長(60)を停職1カ月の懲戒処分に、また適切な対応を誤ったとして同校教頭(57)、同(51)を戒告の懲戒処分にした。

県教委の学習生活指導グループ参事についても、昨年調査したにもかかわらず実態を把握できなかったとして厳重注意とした。前任の教育指導領域総括参事についても、現在所属している町教育委員会に指導上の措置を依頼した。

また、FIS(国際スキー連盟)フリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会の開催費膨張問題で、県と県教委は同日、「財務計画の見直しなどを怠り、大会組織委員会の財務計画に疑義を生じさせ、県や県教委の信用を失墜させた」として、前県教委生涯学習領域スポーツグループ参事の県立高校長(56)と前生涯学習領域総括参事だった消防学校長(57)、現同領域スポーツグループ参事(55)と、大会組織委員会の前事務局長(55)=22日付で異動=の計4人を戒告の懲戒処分とした。

県教委によると、4人はそれぞれの時点で、大会予算が変動する見込みがある、もしくは予算を超過していることを認識しながら、適切な対応を怠った。

野地陽一教育長が同日、記者会見して一連の処分を明らかにした。

「白河高校・既卒生の必修漏れが発覚」の続報であり、しかも「校長が停職一ヶ月」という聞いたことのない重い処分でありますが、良く見ると

  • 白河高校履修偽装で卒業させた事件
  • フリースタイルスキー開催に関する予算計画がずさんであった事件

をセットにして「処分を発表しただけ」ですね。

たまたまいずれの問題もわたしは取り上げていますが、両方とも「処分は後回しで良いから対策をきちんとしろ」というべき事柄でしょう。

特に、白河高校の必修科目の履修偽装は、他の方も指摘していますが「通信教育ででも、なんとかする義務がある」のであって、何もせずに放置する一方で行政内部で処分すれば良いという問題ではないですよ。

そういう視点で、この報道を見てみると、福島民報は「白河高校長停職1カ月 未履修で懲戒処分」で

福島県教委は21日、白河高で未履修の隠ぺいが発覚したことを受け、同校の遠藤教之校長(60)を停職1カ月としたほか3人を懲戒処分にした。停職1カ月は一連の県立高校の未履修問題で最も重い。国際スキー連盟(FIS)フリースタイルスキー世界選手権大会で適切な対応を怠り、県教委と県の信用を失墜させたとして現県立高校長の前生涯学習領域スポーツグループ参事(56)ら4人を戒告にした。

野地陽一県教育長自身も21日開かれた、県教委の定例会で異例の厳重注意を受けた。

と報じています。
県教育委員会で、教育長が厳重注意を受けたというのでは、これまた内部の処分であって、本質的には県議会とか県知事が扱うべき問題を「どうやって閉じこめようか」と考えて「処分したと記者発表した」としか思えません。
両新聞社がこのような「異様な感じ」を伝えようして、福島民報新聞は2つを並べ、福島民友新聞は3つを並べた、ということでしょう。

天網恢々疎にして漏らさず、という言葉を思い出しますね。

12月 23, 2007 at 10:11 午前 教育問題各種 |

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