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2007.12.30

警察官が霊感商法その5

「警察官が霊感商法その4」の続きです。

朝日新聞より「警視は悩みの聞き役 役割分け「奇跡」演出 神世界事件

神奈川県警の前警備課長・警視が関与した疑いのある有限会社「神世界(しんせかい)」グループの霊感商法事件で、警視は、詐欺容疑で家宅捜索を受けるきっかけとなった被害男性(44)から悩みを聞き出し、「ヒーリング(癒やし)」を掲げ青山サロンを運営する女性社長(44)に内容を伝えていたことが29日、分かった。
女性社長はその後、悩みを言い当てることで「奇跡」を信じさせ、数十万円を払わせていた。
県警では、系列のサロンでも同様に聞き出し役や相談役など役割分担して、客にサロンの効果を信じさせていたのではないかとみて調べている。

関係者によると、警視と男性は04年5月、東京・千駄ケ谷のサロンであった神世界系の祭典で知り合った。その際、警視は「神奈川県警公安2課長代理」の名刺を渡した。男性は警視を信用し、様々な相談を持ち掛けた。

04年10月、青山サロンの女性社長から男性に電話があり、男性は「よくないんです。どうしてでしょうか」と尋ねた。女性社長は、男性の近況や悩みを知っていたかのようにほのめかした上で、「最近、行いが悪い。神様が怒っているので、出来る限りのお玉串をあげ、おわびしなさい」と助言したという。

男性は、警視と女性社長が知人関係だとは知らず、警視だけにしか話したことのない悩みを社長が知っていたため、「ぞっとして」奇跡だと信じ込み、すぐに青山サロンを訪れた。千手観音の描かれた額の前で頭を下げ、少なくとも30万円を支払ったという。

警視は、この男性以外にも名刺を渡すなどして、サロンを信用させる役割をしていたとされる。

県警は、被害者らから事情を聴き、サロン側が演出する奇跡の話などの実態とともに、サロンに通わせて金を使わせる手口の解明を進める。

カルト宗教系の被害で必ず出てくると言って良い「インチキ超能力」話そのものですね。

こういうのは何人かが組んで詐欺行為のための組織を作っているのですから非常に悪質というべきです。
事実、被害件数も金額も大きくなっている。

仕組む側は、大きな収益を見込めるから組織的に動くわけで、「組織的犯罪処罰法」の対象にして洗いざらい吐き出させるべきでしょう。

12月 30, 2007 at 03:26 午後 事件と裁判 |

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