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2007.10.21

核弾頭行方不明

CNN.co.jp より「将官4人を解任、戦略爆撃機による核弾頭ミサイルの空輸ミス

ワシントン(CNN)
米空軍のB52戦略爆撃機が今年8月、核弾頭付きの巡航ミサイル6基を積み米本土上空をほぼ縦断、核兵器空輸に関する国際条約違反の疑いも出ていた問題で、空軍は19日、出発地のノースダコタ州マイノット空軍基地などでの規則違反が原因として大佐3人を含む将官4人の解任を発表した。

6週間にわたる調査報告書を受けた措置。米空軍ではこれまで起きなかった前代未聞の不祥事で、ミサイル管理で本来実施すべき確認作業などが無視されていたという。

調査の責任者、ニュートン空軍少将は徹底的な再発防止策を速やかに打ち出すと述べた。ただ、あくまで例外的なミスだったとも説明している。

解任されたのは同基地、到着地のルイジアナ州バークスデール空軍基地の飛行隊隊長、機体整備・管理、作戦担当の将官ら。この不祥事発覚後、マイノット基地の飛行隊隊長が職を解かれている。

少将によると、マイノット基地ではまた、100人以下が兵器担当の資格をはく奪された。空軍は今後、報告書を受け、刑事立件などを検討する。

空軍によると、問題のB52戦略爆撃機は8月30日、廃棄処理が決まったミサイル6基をマイノット基地からバークスデール基地まで運搬した。これらのミサイルには核弾頭が装備されたままになっていたが、乗員らは気付かなかった。

空輸中に万一墜落などの事故が起きても、核爆発が起きる恐れはなかったとみられるが、放射能汚染などの可能性はあったとされた。

この問題は、結局は小説や映画の中だけと思われていた「核兵器の盗難」が現実に起きた事になるわけですね。
だから大騒ぎになっている。

それにしても、

  1. 廃棄処理が決まったミサイル6基をマイノット基地からバークスデール基地まで運搬
  2. これらのミサイルには核弾頭が装備されたままになっていた

というのはいささか以上に意外でした。

今まで核兵器を積んだまま墜落事故を起こした例の紹介では「核物質カプセル」といった言葉や、「弾頭」という言葉が出て来ているので、核戦争の危険が少ない現在ではミサイルと核弾頭を分離して管理しているのが通常だろう、と思っていました。

それが「廃棄予定のミサイルに核弾頭が付いていた」とのことですから、ビックリです。
こんな観点からも大騒動になっているのでしょう。

10月 21, 2007 at 09:42 午前 海外の政治・軍事 |

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