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2007.08.30

連座制とは内部統制そのもの?

突然、ひょいと思いついたのだが選挙の連座制とは内部統制違反ということか?

「小林温議員・選挙違反で当選無効の可能性その7」に紹介した小林議員の側の言い分は

  • 出納責任者は現金を渡したことは認めながら、「買収ではない」と否認を続けている。
  • 陣営幹部は、「事務所としての体制が薄かった」
  • 弁護人には「大学生らは労務者などとしてかかわっていた。設営や場所取りがほとんどで、選挙運動には当たらない」
  • 「事務員でも選挙運動用の腕章を着ければ、ビラ配りなどができると勘違いしていた」と犯意はなかった

これらをまとめると「確信的な公選法違反の意志はなかった」という主張のように見えます。

内部統制について詳しいとは言えませんが、基本的には「ちゃんと管理することは保証しろ」ということだろうと、理解しています。
それに罰則が付いてしまった。

会社で内部統制で問題ありとされた場合、経営者に責任が行くわけですが、問題になるのは社内の規則に反した場合のはずで、実際にそれによるトラブルが問題になってからでしょう。

小林議員の選挙では、すでにアルバイトの側はお金を受け取ったということで決まっていますから、外見的には「日当買収」が成立しています。
そこに「知らなかった」が通用にするのか?という問題ですが、選挙実務の立場としては毎回手引き書とにらめっこの上、警察とも相談しながら進めているのですから「知らないことはない」ところまで、つめています。

そういう立場の経験者としては「知らないでは済まないだろう」としか思わないのですが、逆に「知らなかった。時間がなかったのだから、手加減してくれ」という主張があった場合、どう考えれば良いのか?なのです。

まぁ知らなかった、間違えだったでは通用しないのは当然ですが「知ることを義務づける」のがどの範囲なのか?
送検された出納責任者と実質上の事務長は「知っていること、部下にもそれを指導することが義務づけられていた」なのだとすると、これは内部統制そのものじゃないでしょうかね?

8月 30, 2007 at 11:53 午前 選挙 |

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