携帯電話から携帯端末に
朝日新聞より「ケータイは電話にあらず? 通話「ほとんどない」44%」
ケータイはもう「電話」ではない? 携帯電話のヘビーユーザーの4割強が、携帯をほとんど通話に使っていない実態が、民間研究所の調査で浮かび上がった。1人当たりの利用料金も減少する一方で、携帯電話会社は新たな収益源探しを迫られている。
民間研究機関「モバイルマーケティングデータ(MMD)研究所」(東京都渋谷区)が携帯サイト経由で調査。9584人の有効回答を得た。約97%はデータ通信の定額サービスに入っており、携帯電話をよく使うヘビーユーザーといえる。
だが、1日の通話回数は「ほとんどない」が最も多く、44%を占めた。「3回未満」(35%)と合わせ、約8割がケータイを「電話」として活用していない格好だ。
1日の平均通話時間も、最も多いのが「5分未満」(49%)。「5~10分」(23%)、「10~30分」(15%)と続き、「携帯の長電話」も過去の話のようだ。
同研究所は「ヘビーユーザーの4割以上が『電話』として使っていない結果には驚いた」。
NTTドコモによると、利用者が払う1人あたりの月額「通話料」は減少の一途。03年3月に6380円だったが、07年3月は4690円まで落ち込んだ。
一方、メールや音楽ダウンロードなどネット利用によるデータ通信量は増え続けているのに、定額サービスなどの普及で、同じ期間のデータ通信使用料は、1750円から2010円と伸び悩んでいた。利用総額では、約1400円減った計算だ。
同社は「もはや『電話』サービスには頼れない。クレジット機能など新しいビジネスモデルの開発が急務だ」と話している。
今さら何を言っているのかという印象ですが、電話は即時に連絡を取る必要が場合に優れた手段であって、それを携帯できるようにしたことも重要なことではありましたが、実際にそれほどの即時性が必要か?となると、出先で待ち合わせる場合など以外にはあまり用がないわけです。
一方で、即時性は不要だが連絡はしておきたい、という時に有効なのかメールでパソコン通信では大勢にメールをしてオフを成立させた時には「便利になったものだ」と思ったものでした。
携帯電話が電話から端末になったことでこの二つの連絡手段を一つの機械に同居させてしまったわけですが、そりゃ即時性の方が利用機会が少ないのは明らかで「電話として使わない」方向に向かうのは当然でしょうね。
この文章を書いていて「あれ?なんで無いのだ」と思ったのは、留守電というかボイスメールとでも言うかといったサービスです。
- 音声でデータを作る
- 相手には留守電のように伝わる
- 即時会話は出来ない
- 操作は電話とメールの中間
要するに携帯メールのすごく面倒なキーボタン操作を減らそうというのもので、例えば複数人で集合するといったシーンで、一斉に連絡する場合などに便利だろうと思うわけです。
こんなサービスの携帯電話ってありますか?
7月 23, 2007 at 10:02 午前 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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コメント
ってか、電話って相手の都合にお構いなしに割り込む「野蛮」な道具なわけで、そういう野蛮な機械を堂々と恥ずかしげもなく使うのは「年寄り」だけってのが世間の感覚でしょ。
電話を野蛮だと感じるかどうかで世代の切れ目が明らかに存在するように思う。
投稿: alpha2 | 2007/07/23 12:20:58
はじめてコメントさせていただきます。
メールは通話と質の違う連絡手段である、ということは、世代によってはあまり意識されていないかもしれません。
若い世代はメールをメッセンジャ代わりに使っており、相手に即時性を要求します。彼らはメールを通話と質が異なる手段として捉えておらず、通話を代替していると感じます。留守番電話のように、都合の悪い時には返事ができないが、基本的にはリアルタイムに会話をするツールと捉えているようです。
そんなわけで、メールと通話の特性の違いもありますが、それよりもコストの違いが大きく寄与しているように思えてなりません。
投稿: aquila | 2007/07/23 20:03:33
うちのau端末(W51T)はできますよ。
ボイスレコーダで録音した音声を、e-mailに添付して送信できれば良い訳ですよね?
投稿: Craftsman | 2007/07/23 22:52:54
普段ROMっておるものですが,私も aquila さんの意見に同意します。携帯メールも着信したら(通話のように)できるだけ早く返信すべきというのが一般的なマナーとされている感さえあります。完全定額サービスは別として,通話は喋って無くても金がかかるが,メールならやり取りの手間はかかっても格安に済むということだと思います。
投稿: 北七条線 | 2007/07/23 23:46:07
>ボイスレコーダで録音した音声を、e-mailに添付して送信できれば良い訳ですよね?
結果的にはそうなんですけど、それをもっと簡単にできるというか、送る方も聞く方も意識しないで出来ないものが良いですよね。
投稿: 酔うぞ | 2007/07/24 1:19:47
Nariです
ウィルコムさんのZERO3愛用者ということもあり、電話機能以外の使用頻度の方が遥かに高い状況にあります。
通話は、もともとかなり怖いものだという感覚があります。相手のことを考えると電話しにくいことが多いし、メールのほうが気楽なのは事実です。
私的に辛いのは、最近の事情として、メールについても即時性というか、返事をすぐしなきゃいけないみたいなところがあることです。
私は、ほとんどメールを即時に返すことはできません。メールは手紙と考えているので、文章を考える時間が欲しいし、うち間違いとか嫌だし、ゆっくり返事をしたいというのがあるのですが、相手はそう考えてはもらえない時代なんですね。
投稿: Nari | 2007/07/24 9:51:00