大物スパマー逮捕
米国の連邦捜査当局が5月30日、インターネットを利用して膨大な迷惑メール(スパム)を送信していたとして、27歳男を逮捕、起訴した。
電子メール関連の詐欺罪や資金洗浄、通信不正行為など、35件の罪に問われている。
当局などによれば、世界でも10本の指に入る、悪質なスパマー(迷惑メール送信者)だという。他人のIDを不正に利用し、他人のドメインを悪用して罪に問われるのは、初めてとなる。
捜査当局によると、容疑者は2003年から、不正なプログラムに感染させたコンピューターを悪用し、膨大な数のスパムを送信。
2005年に米マイクロソフトと、オクラホマ州のプロバイダが被告を相手取って起こした訴訟で、それぞれ700万ドルと1億ドルの損害賠償を命じられたにも関わらず、その後もスパムの送信行為をやめなかったとしている。
また、乗っ取ったコンピュータを使って大量のスパムを送信。送信したスパムにあるリンクをクリックすると、同被告のウェブサイトにつながり、495ドルの費用で、2000万通の広告メールを15日間で送信できると宣伝していた。
記事のタイトルだけを見たときには「どういう罪名で逮捕したのか?」と思いましたが、結構な確信犯のようですね。
警察の講演を聴くとサイバー犯罪であっても犯罪は最終的には利益を得ることを目的にしている、断ずることが多く、それを逆に考えると全くのいたずらと犯罪は区別できると言っています。
今回は、スパムの送信を業務として宣伝していたというのでは、FBIも黙ってはいない、というところでしょう。
インターネットが社会で実用になってほぼ10年強ですが、実用になったということは「インターネットだから」と特別視する対象ではないということです。現実に利益もあれば損害もあるリアルな存在になったということです。今後警察分野でも普通の犯罪扱いされていくのでしょう。
6月 2, 2007 at 10:48 午前 ネットワーク一般論 | Permalink
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