« 現代F1のすごい安全性能 | トップページ | 振り込め詐欺事件を発表しないというのだが »

2007.06.13

横浜市金沢のヘリ不時着の不思議

サンケイ新聞より「横浜の公園に米軍ヘリ不時着 けが人なし

13日午後3時半ごろ、横浜市金沢区、「なぎさ広場」に、米空軍横田基地(東京都)所属のUH-1Nヘリコプター(乗員7人)が不時着した。けが人はなく、ヘリに目立った損傷はなかった。
Up1_3

無事着陸ではあるが、飛行場ではないところに降りてしまったことに間違えはない。
飛行場に降りことができればなんの問題もなかった。

Up2_3

新聞の写真から推測するとこのあたりに降りたらしい。
ところが東に1.6キロほど先に、神奈川県の県警と消防のヘリコプター基地があって、立派な飛行場になっている。

Up3_1

Up4

航空交通管制という観点ではどうなっているのか?と強く思う。
パイロットとしては地上から支援が受けられるということを考えても、飛行場に降りる方がよほど良いわけで、考えられるのは

  • 極めて緊急の事態で、目と鼻の先の飛行場まで飛ぶことが出来なかった
  • すぐそばに飛行場があることを知らなかった

ぐらいしか思い当たらない。
全く見当が付かないのは、どこの管制に対してでも「緊急で不時着する」という趣旨の連絡をすれば「すぐそばに飛行場があるぞ」というアドバイスはあるはずだ。

ヘリコプターが安全に広場に降りた、というのはヘリコプターの普通の機能なのだからなんの不思議も無いが、飛行場のすぐそばの場外にゆっくりと降りたというのは、極めて普通ではない。

何が起こったのだろうか?

6月 13, 2007 at 10:13 午後 事故と社会 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2299/15420568

この記事へのトラックバック一覧です: 横浜市金沢のヘリ不時着の不思議:

コメント

米軍機の中でも特にヘリは、過去にも学校校庭や片瀬海岸にも、下りるところに人が居ても、爆音と風圧でどかして平気で不時着しています。日本の航空管制など鼻から無視しているとしか考えられません。
厚木基地の防音対策地域内に住む私も、当然怒っています。

知る限りでは、米軍管理下にある飛行場および自衛隊機が使っている飛行場を除き、日本の警察・航空局の管理下にある敷地に不時着したことが有るという記憶はありません。航空地図は絶対に持っているはずなので、自分たちが降りやすいところならどこでも良いと考えているのでしょう。

日米間地位協定の中身が全て公表されているわけではないので、どこに原因があるのか、不時着地点の扱いがどうなっているかは判らないですねー。

投稿: 昭ちゃん | 2007/06/14 11:58:07

今回の事象では、エンジン関係の異常を伝える警報灯がついたとか。
実際に故障が発生していなくても、故障の可能性を考えると事態が悪化する前に直ちに安全に着陸するのが当然と考えます。
最寄の飛行場やヘリポートに着陸しようと移動中に民家に墜落でもしたら目も当てられません。

ただ、遠慮なく着陸しているという印象は受けますね。

投稿: | 2007/06/14 22:30:17

コメントを書く