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2007.04.28

電子メールについて考える

ちょっと電子メールについて調べてみたらなんかすごいというか手が付けられないような状況であることが分かってきました。

事の発端はNPOのMLに html メールでカレンダーなどを配信するようにしたらかなり好評で、もうちょっと積極的に利用することを考えてみると「そもそも html メールとはなんなのだ?」となりました。

もちろん、html メールが www 用の html の応用であることぐらいまでは承知したのですが、その html についての教科書を読んでも www についての説明は将来の方向についても書いてあるのに、メールについてはなんの説明もない。

ネット上で「htmlメール」をキーワードにして検索すると html メールを否定するページばかりが出てきますが、そのいずれもがかなり古いページで更新しているページですら「IE6 で対策されたので・・・」などと説明しています。

もう一つが、html メールマーケッティングに関するコンサルタントの営業ページ。

さらに、迷惑メール対策が出てきます。特に総務省。

一方、アマゾンの書籍検索で「電子メール」とやると技術解説なんてのは出て来なくて、多くがアフィリエート稼ぎの指南書だったりします。

ひょいと思いついて国会図書館の書籍検索で「電子メール」と「2005年以降」で検索したら一冊しかない。
これが迷惑メール対策だった。

要するに今どき電子メールについての解説書なんてものを書いている人は居ないわけで、html メールについての研究といったものも、実質的には数年前で止まっています。仕方ないから直近の本ということで、「電子メールシステムと sendmail」榊正憲 著 アスキー社刊 2003年04月発行を注文しました。

だれかが書いていましたが、www 用の(ヘンな言葉だ)html は css が推奨されてます。基本的に文章構造と文章の修飾の分離です。しかし、html メールでは構造を問題にするほどの文章量には通常ならないけど、修飾するために html にしているわけですから W3C の勧告を厳守すると html メールに css を使うということなって、こんな事は考えられないと言って良いでしょう。タダでさえ「html メールは不当にサイズ大きくなる」というのが批判の一つとしてしっかりあります。

だからと言って、html が各ターミナルが共通して使っている表示機能を利用して相対的にコンパクトに情報を送ることができるのは厳然たる事実であって、これが今更別の修飾機能としてリッチテキストに戻すなんてのは不可能でしょうねぇ?

一体メールの今後はどうなるのでありましょうか?

4月 28, 2007 at 03:50 午後 ネットワーク一般論 |

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コメント

釈迦に説法かもしれませんが2点。

(1)電子メールの最近の話題は、確かにクライアントに近いところでの動きがほとんどなく、Outbound port 25対策などの電子メールインフラよりの話題が中心です。Webメール利用も増えていますし、クライアント系の書籍は売れないような気がします。APOPの脆弱性が見つけられて、POP over SSLが推奨という方向になりそうでもあるので、電子メールをメールクライアントソフトで読むということ自体一部の人向けということになっていくこともあり得るのではないかと思います。

(2)文章構造と文章の装飾を分離することは確かに推奨されていることですが、これはどちらかというとHTMLタグを文章構造を定義するのに使い、CSSをHTMLの要素の表現方法を定義するのに使おう、という使い分けの話のはずで、必ずしも外部スタイルシートを使え、という話ではないはずです。また、書き方しだいですがサイズ的にもそう大きく変わらないような気がします。

投稿: ym | 2007/05/06 11:38:56

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