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2007.04.20

三菱ふそうのハブ問題裁判

「三菱ふそうのハブ問題」の続きと言えます。

読売新聞・神奈川版より「三菱自ハブ欠陥 隠ぺい「殺人に比肩」 検察求刑で指弾
「殺人に比肩する」「組織犯罪」。
横浜市瀬谷区で三菱自動車製大型車の脱落タイヤの直撃により、主婦岡本さん(当時29歳)が死亡し、子供2人が軽傷を負った事故から5年余り。
検察側は19日の公判で、業務上過失致死傷罪に問われた同社元市場品質部長に禁固2年、同部元グループ長に禁固1年6月を求刑した。
論告では、強度不足に疑念を抱きながら、製品の安全を守る立場の2人が、「三菱自の欠陥隠しの中心になった」と厳しく指弾した。
被告弁護側は「証拠に基づかない指摘」と対決姿勢を強めた。

論告によると、2人が所属していた品質保証部門は、販売した車両の不具合情報が集まり、リコール検討会議を開くなどの権限を持っていた。
検察側は、2人がその職責を放置したことが過失にあたると指摘した。

母子死傷事故の2年半前に起きた広島県の中国JRバスのハブ破断事故で、「昔、トラックでもありました」と報告。
トラックではそれまでに15件のハブ破断があったが、整備不良や過積載が原因でユーザーの責任とされていた。
そのため、社内会議で「バスの過積載はあり得ない。(中国JRバスは)大手だから整備もいいはず。うちが悪いとなるとリコールになる」とハブの強度不足を隠ぺいする方針を決めた。

さらに、三菱自は運輸省(当時)が求めた原因調査に「今回の事故が全国で初めて」と虚偽報告した。

2人の対応について、検察側は「組織的に虚偽を作り上げた。自動車メーカーへの社会的信頼を裏切った」と指摘した。

被告の弁護人は「ハブの強度不足を知りながら隠ぺいしたというが、証拠に基づかない指摘。なぜ過失犯なのか、論点が欠落している」と批判した。
刑事事件の裁判の進行はとにかくとして、バブの強度不足問題について原因は解明されたのだろうか?
そもそも、大型車のハブは世界中のメーカでそうそう違ったモノが作られているわけではない。
理由はハブに取り付けるホイールは共通規格だからで、他社製品でもバブ破断が頻発しているとは言えないから、根本的に問題があると考えるべきで、その問題とは何でどうやって解決したのか?という話しかないと思う。

ところが何度も指摘しているが、これが今ひとつはっきりしない。
「大丈夫です」と言うだけでは世間は信用しないという当たり前のことを三菱ふそうは理解していないのではないだろうか?

事故については刑事責任の追及よりも原因の究明を優先するべきだと強く思います。

4月 20, 2007 at 09:55 午前 もの作り |

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