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2007.02.25

ヤマハ発動機の無人ヘリ輸出問題

サンケイ新聞より「ヘリ不正輸出 規制機種、熟知か ヤマハ発、省令改正に協力
ヤマハ発動機が軍事転用可能な無人ヘリコプターを中国に不正輸出しようとした事件で、平成17年に無人ヘリの輸出規制を強める経済産業省令が改正された際、同社スカイ事業部の社員らが経産省の担当者と意見交換するなど、改正作業に協力していたことが24日、関係者の話で分かった。

無人ヘリの輸出をめぐっては従来、航続距離300キロ以上の機種を規制していたが、テロ防止を目的に17年1月に施行された改正省令では、20リットル以上の農薬を積むことができることに加え、自律的な航行能力を備えるか視認できる範囲を超えて操縦できる機種も対象になった。

この省令改正で経産省は複数の国産無人ヘリメーカーに意見を求めたが、ヤマハ発動機は国内で圧倒的なシェアだったため、経産省の担当者は同社社員との話し合いに多くの時間をかけて条文を作成したという。

一方、同社が中国へ輸出しようとしたヘリは操縦者から3キロ程度離れても操縦できることが、合同捜査本部の調べで分かった。

関係者によると、このヘリは発信機を搭載すれば、機体を視認できない場所でもパソコンで遠隔操作できるように設計されている。
なんでヤマハ発動機はこの段階まで言い逃れをしているのでしょうかね?
近年では、民生品の技術進歩がすごくて軍需製品=高度な技術・高級な製品といった図式が崩れてしまっていて、カーナビに搭載されている半導体ジャイロを開発したメーカに最初に来たのは各国大使館の駐在武官だったそうです。

だからこそ、メーカはエンドユーザも含めて顧客が社会的に許容される取引相手なのかは慎重に判断するべきで、他国の軍隊と直接取引しちゃ問題になるに決まっているでしょう。

農薬散布用無人ヘリコプターというあまりにもニッチな製品であるために、国内市場が飽和してしまって事業の存続に危機感があったという報道があって、それはもっともかと思いますがそれくらい計算しろような、というのが印象ですね。

こんな事を続けていると、ヤマハ発動機のイメージはどんどん悪くなる一方ですが・・・・。

2月 25, 2007 at 09:07 午前 もの作り, 事件と裁判, 経済・経営 |

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コメント

今日の報道をみると、逮捕された3人は処分保留で釈放、YAMAHAは略式起訴で、罰金の支払いで終結...。

これって検察が事件性を立証できず、振り上げた拳の下ろし先が見つからなくて、面子を保つための処理だったのでしょうねぇ。あれだけYAMAHAは悪質だとメディアに情報を垂れ流し続けた結果がこれじゃぁ検察の面子は丸つぶれって事ですねぇ。 ひでぇ話だ...

投稿: fish | 2007/03/17 10:11:47

売国企業とはこの会社のこと。
今後はヤマハの製品は買わない運動をしましょう。

投稿: おっさん | 2007/05/27 16:33:38

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