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2006.11.22

著作権の期間を延ばすとは

読売新聞社説より「著作権延長 作品の流通を損なわない工夫も
著作権の保護期間を欧米並みにしてほしい、と文芸家や音楽家の団体が求めている。

現行の著作権法では、「著作者の死後50年」で保護期間が切れてしまう。
これを、ほとんどの先進国が定める「死後70年」へと延長するべきだと要望している。

最大の理由は、格差の解消だ。保護期間が欧米より20年短いということは、その分、日本の著作者の権利が損なわれていることになる、と訴えている。

国際的にも、肩身が狭い。死後70年まで保護された国の著作物が、日本では20年早く、許可を得ずにタダで使えるようになるためだ。
得をしているように見えるが、海外から、日本は他国の知的財産にタダ乗りしている、と批判されかねない。

延長は文化の発展を阻害する、とも指摘される。既存の作品を活用して新たな創作が生まれることも多い。実際、平原綾香さんがホルストの曲を基に「Jupiter」をヒットさせた例もある。

著作権法を巡っては、テレビ番組のネット配信やデジタル録音・録画制限など新たな課題が次々に浮上している。今国会にも、一部のネット放送を可能にする改正案が提出されている。

著作権の保護・活用で世界に遅れないよう、論議を急ぎたい。
根本的に著作権の有効期間を「死後」を基準にしているのか理解できません。
「死後」というのだから著作権者は自然人であって法人ではないのでしょうね。
これが「作品の著作権登録後100年間」とかであれば人に属するのではなくて作品の社会での地位を示していることにはなりますが・・・・。
「権利」ですから自然人・法人に属するのでしょうね。そして、さらに「死後」だから自然人に属していると。

こうなると、「死後の権利」は相続人のものになるわけですよね。
相続人の権利をより長期間守ることのどこが良いのかが分からないのです。

確かに著作権者の権利は守るべきだと思うのですが、相続人の権利を守ることは作者の権利を守ることに比べてより重要と言えるものでしょうか?
一世代を40年ぐらいだとすると、著作権保護期間を作者の死後50年とすると作者の子どもの世代の権利をカバーしています。これを70年かと90年とかにすると、作者の孫とかひ孫の世代の権利となってしまう。

ひ孫の権利なんてものは守るべきものなのだろうか?
「死後」なんてことにするからこんな事になるわけで、著作権登録制度で作品発表(登録)後100年間、といったことで著作権を独立した資産とした方が良いのではないだろうか?

11月 22, 2006 at 08:58 午前 日記・コラム・つぶやき |

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