« 日本は国際標準規格に乗り出せるのか? | トップページ | 新幹線新駅騒動その8 »

2006.10.24

ホームオブハート裁判・第1弾目が結審

10月23日は「裁判の予定」に書いたとおり「ホームオブハート事件・損害賠償事件」の最終弁論でした。

最終弁論は双方の口頭弁論の最終日で、裁判所は判決の期日を知らせて終わりになります。
なんと「判決まで4ヶ月掛かるので、来年の2月に判決」ということなりました。

ホームオブハート事件での裁判は複数あって、今回結審した損害賠償事件が最初の判決となります。

わたしがホームオブハート裁判に関わって2年半ぐらいになりますが、自己啓発セミナーの主宰会社ホームオブハートが経済的被害を与えた、とするのが今回結審した裁判で2004年4月に報道された時には、児童虐待問題が大々的にテレビで放送されました。

自己啓発セミナーには多少とも洗脳的な要素はあるようで「自己を見つめ直す」などということは良く聞きます。
カルト宗教問題と呼ばれる事件で、寄付が必要だということで何百万円・何千万円というレベルの壺を売りつけたりするのも、ある種の暗示あるいは誘導で社会常識に反する経済行為をさせる手法があるということでしょう。

これらのある種の心理操作の元祖は、アメリカ軍の第二次大戦後の研究成果の応用(悪用)と言われています。
最初は兵士がよく戦うための誘導あるいは動機付けの手法だったようですが、それがセールスの手法になったところでマルチ商法になり、新興宗教(カルト宗教)になったようです。

結果としては「言葉巧みに金を巻き上げる」といったところに集約されてしまうようですが、裁判を継続的に傍聴していても原告(被害者)と被告の話がまるでかみ合いません。
一般に民事訴訟では、ある特定の価値に対する判断の相違が争われるわけですから、事実関係についてはどこかに合意するところがあるはずです。
今回の裁判では、そういう合意する部分がほとんど無いようで、弁護団からの説明でも「食い違っている」といった説明は何度もありました。

こういった裁判(口頭弁論)を長々と繰り返した結果ようやく来年2月に判決となりました。
結審から判決まで4ヶ月も掛けるとは「裁判所は真面目に考えている」(紀藤弁護士談)だそうで、また自己啓発セミナーをめぐる裁判で判決に居たる初めての例でもあるそうです。これからも注目したいと思います。

10月 24, 2006 at 01:47 午前 裁判傍聴 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2299/12398599

この記事へのトラックバック一覧です: ホームオブハート裁判・第1弾目が結審:

コメント

コメントを書く