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2006.09.20

横浜地裁に裁判員制度対応法廷が稼働

神奈川新聞より「裁判員用に改装の法廷が初披露/横浜地裁
裁判員制度のスタートを控え、横浜地裁一〇一号法廷の改装が終了し十九日、報道陣に公開された。地裁では順次、刑事裁判に使う他の七法廷のうち、六法廷を裁判員裁判用に改装する。

一〇一号法廷は、旧地裁庁舎の仕様を壁面や家具のデザインに盛り込んだ、歴史を伝える法廷。
傍聴席は八十四席と、同地裁で最も大きい。

改装では、三人の裁判官が座っていた法卓を約一・五メートルのばして約七・四メートルとし、裁判員を含め計九人が座ることができるようにした。
また、裁判を分かりやすくするための映像機器などの導入を図りやすいよう、配線に配慮したフロアにした。



同法廷は、二十日から使用開始される。

いよいよ、裁判員制度対応の法廷が実用されるのですね。
10月27日には「環境ホルモン裁判」で横浜地裁に行きますから、見てこよう。


裁判員裁判は2009年5月まで始まることが法律で決まっていますから、たぶん2009年4月からの裁判では裁判員裁判が始まるでしょう。

最高裁判所のサイトにある「裁判員制度」に詳しい説明がありますが、その中の「裁判員の選ばれ方」を見てみると、
  1. 裁判員候補者名簿を作ります。
  2. 事件ごとにくじで,裁判員候補者が選ばれます。
  3. 裁判所で,候補者から裁判員を選ぶための手続が行われます。
  4. 裁判員が選ばれます。
裁判員候補者に選ばれると、通知が来るのだそうです。
手順を逆に辿ると、個々の裁判で裁判員を揃えるためには、
  1. 裁判員を決める
  2. 裁判員候補者の面接
  3. 裁判員裁判の適用を決める
  4. 裁判員候補決定通知
となりますから、有権者名簿から抽出して裁判員候補決定し個人に通知されるのは、余裕を見ると3ヶ月以上前になるでしょう。
もし、2009年4月に裁判員裁判が始まるのであれば、

2009年の正月からすぐに
「あなたは、裁判員候補に決定しました」
という通知が来る

ことになりますね。
2年半後に来ます。

平成17年(2005年)の全刑事裁判11万2千件を対象に裁判員裁判の適用を計算すると、3.2%である3629件であるとされています。
これを「各地方裁判所別の裁判員候補者の必要数の試算表」(PDF)で見てみると、横浜地裁では、1万2700人から2万5400人の候補者が必要となります。有権者の0.18%から0.36%です。
400人に一人ぐらいですから、町内から一人は選ばれるといった感じでしょう。
最近は裁判を傍聴する人も着実に増えていると思いますが、もっと傍聴する人が増えるべきだと思います。

9月 20, 2006 at 09:42 午前 裁判員裁判 |

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