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2006.08.07

プール吸い込み事故の暗黒面その7

朝日新聞より「事故のプール、二重さく設けず 埼玉・ふじみ野市
市が管理する市内の19カ所のプールのうち、吸排水口のさくを二重にする対策がとられていなかったのは、事故の起きたプールだけだったことがわかった。

文部科学省が例年5月に出している


事故防止に関する通知は、吸排水口の安全対策について、00年以降、

  (1)排(環)水口のふたはネジ、ボルトなどで固定する
  (2)吸い込み防止金具について、丈夫な格子金具とする

とし、

いたずらなどで簡単に取り外しができないよう

さくやふたを二重に設置することを求めている。

市内には小中学校18校のプールのほか、二つの市営プールがある。別の市営プールは老朽化のため営業を休止している。
05年10月に合併する前の旧上福岡市と旧大井町は、今年までに市内にある小中学校18校のふたを二重にする工事を終えた。
一方、事故が起きたプールは吸水口3カ所に付けたさく6枚が二重になっておらず、5枚は針金が使用されていた。
うち1枚は四隅のうち2カ所に留め具がないなど外れやすい状況になっていた。

99年の夏にプールの排水口に吸い込まれる死亡事故が相次いだため、文科省は00年以降の毎年の通知では、学校以外のプールについても、学校と同様の対応をはかるよう求めていた。
ふじみ野市教育委員会は「この通知が市民プールが対象となっていることには気づかなかった。
これで分かることは、何のために何をするのかを全く考えていない、事がはっきりしています。
毎年出てくる通達を何年間も無視したのはどういう事か?という問題でしょう。
さらには、そもそも格子がビスで留まっているのは「いたずらなどで簡単に取り外しができないよう」という通達が要求している水準に達していると言えるのか?

「市民プールが対象か気付かなかった」なんて事よりも、判断基準はどうなのか?の方がよほど問題だと思います。

これから何かを考えるのであれば、プールの危険度判定のようなもので全国のプールを判定してみるといったことをやるべきでしょう。

8月 7, 2006 at 08:54 午前 事件と裁判, 事故と社会 |

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