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2006.07.27

パロマ工業は・・・・・その4

共同通信(Yahoo!ニュース)より「老朽化で92年に事故多発 パロマなど注意喚起せず
パロマ工業(名古屋市)製のガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故で、機器の老朽化が始まった1992年に事故が集中し、翌年以降の死亡事故はパロマなどが不正改造を注意喚起したLPガス用器具では発生せず、都市ガス用器具だけで起きていたことが26日、分かった。

パロマは「都市ガス用器具に対する注意喚起が不十分だった」とし、ガス事故を担当する経済産業省の原子力安全・保安院の幹部も「LPと都市ガスで担当課が異なるなど、連携が不十分だったの一言に尽きる」と対応の不備を認めている。
何がすごいといって

死亡事故はパロマなどが不正改造を注意喚起した
LPガス用器具では発生せず、
都市ガス用器具だけで起きていた

これほど「右手のやっていることを左手が知らない」的な状況があり得るのか?と考えてしまいますが、読売新聞より「パロマ、リコール基準なし…不具合に対応できず
パロマ工業(名古屋市)が、ユーザーに対して製品の欠陥を早期に知らせ、無料で部品交換などを行うリコールの届け出基準を設けていなかったことが分かった。

リンナイ(名古屋市)は「火災や一酸化炭素中毒などで人命にかかわる事故が発生した場合」、ノーリツ(神戸市)は「人への危害が連続して起こりうる場合」と、それぞれ届け出基準を設けており、両社とも、担当部署に事故情報が入った後にどのような手続きで届け出を決定するかについても定めている。

しかし、パロマ工業には、こうした基準や手続きに関する規定がなく、事故への対応は品質管理部長に一任されていた。
リコール基準がなかったという記事ですが、結局は情報の共有がなされてなかった、ということでしょう。
総合的にどうあるべきかを考えていなかったから、事件が報道された時点での対応も後手後手に回った。
広い意味での危機管理が出来ていない。といったことが現れたように思います。

わたしが大学を卒業した直後に入った会社は電取法の対象製品を作ってかつ保税倉庫も持っていたので、製品不具合も含めて管理情報は毎日のように回覧がありました。
パロマは実際にはどうだったんでしょうかねぇ?

7月 27, 2006 at 01:00 午後 事件と裁判, 経済・経営 |

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