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2006.05.05

ペットボトル再生の新技術

毎日新聞より「ペットボトル:275度の水で再生産 原材料まで分解
ペットボトルなどを高温の水を使って原材料まで効率よく分解することに、独立行政法人・産業技術総合研究所が成功した。原材料まで戻す完全リサイクルで、繰り返しペットボトルを再生産できる。
さらにごみ処理場排熱で加熱できるため資源の有効利用につながる。
従来、分解には毒性の強いメタノールを用いていたが、水を使えば有害な廃液も出ず、環境にもやさしい。
同研究所は2~3年後の実用化を目指す。19日に東京都内で開かれる石油学会で発表する。

テンレス製の密封反応器内で、ぺットボトル片などのポリエステル系樹脂と水を一緒に加熱。
300度の高温で原材料のテレフタル酸とエチレングリコールに分解することに成功した。
さらにテレフタル酸を、加熱前に水に加えておくと、もっと低い約275度でも分解できることを突き止めた。

ごみ処理場に年間数百トンを処理できる分解用の装置を併設し、一定の地域内でリサイクルシステムが実現すれば、ペットボトル原料を石油から新しく生産するより、2~3割安い費用で作ることが可能という。
石油から新しく生産するより、2~3割安い費用で作ることが可能

が本当ならすごいですが、コストには輸送とか収集など化学プロセス以外の部分が大きいのではないでしょうかね?
昔は金属などは細かく分けて収集して原材料化していました。今はこれがなかなか出来ないのはこの収集コスト問題であって、デポジット制度も集めた先からの経済合理性が成り立ってないから進まないわけで、技術開発しても全体のコストダウンになるのか、さらにはコストダウンすると全体として経済的な成り立ちが改善されるのか?という社会的な問題が大きくなっていくでしょう。
メーカーなどで作るPETボトルリサイクル推進協議会によると、ペットボトルの国内生産量は年間約51万トンで、推定約75%がリサイクルされている。
ということだそうですから、新技術が社会・経済的に画期的なことになるのかどうか微妙で十分な研究が必要だと感じます。

5月 5, 2006 at 10:40 午前 経済 |

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コメント

ペットボトルを新規に作るのに10円かかっていて、リサイクルのために収集するのに26円かかるそうです。
ということは絶対に採算はとれないということになると思われます。税金を投入して、石油資源を無駄に使うことになるのでしょう。
出典はこちらです。
http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/kankyou/kankyounoronten/petbottle/index.htm

投稿: 西川 | 2006/05/08 13:25:32

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