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2006.04.21

個人情報保護法・日弁連のシンポジウム

読売新聞より「「解釈誤った拒否多い」個人情報保護法で日弁連シンポ
全面施行から1年が過ぎた個人情報保護法を巡る問題と解決法を考えるシンポジウム「個人情報保護法混乱の原因は何か」(日本弁護士連合会主催)が20日、東京・霞が関の弁護士会館で開かれ、約250人が参加した。
  • 社会保険事務所が、死亡者の国民年金保険料滞納の有無について、相続財産管理人の弁護士に提供を拒んだケース
  • 銀行協会が法人の取引停止の有無について、弁護士法に基づく照会に回答を拒否したケース
などが紹介され、同委員会は「誤った解釈で、『とりあえず拒否すればいいだろう』という事例が多い」と指摘し、保護法の正確な理解と解釈を求めるべきだと訴えた。

パネルディスカッションでは、医療や地域の現場で起きている問題や、行政機関の情報非開示の広がりについて討論した。

内閣府が昨年、幹部人事の発表で、それまで公表してきた生年月日や最終学歴を原則非公表としたことについて、宇賀教授は「国の政策決定にかかわるような影響力の大きい公務員の情報は公開すべきだ」とし、森田教授も「慣行として公開されていた個人情報は出すべきだ」と述べた。
確かに「理由にならない理由として個人情報保護法が使われている」というのは分かりやすい問題提起ですが、個人情報保護法の間違った運用をデメリットであるとするのならば、個人情報保護法の適切な運用によってどのようなメリットがあったのかを評価しないと個人情報保護法の存在意義が確認できていない、となってしまいます。

この一年間で役所が個人情報法保護法による行政手続きを実行した件数が幾つでどんな効果があったのか?が分からないのでは、現在の個人情報保護法にはデメリットばかりが目立つ、という可能性もあるでしょう。

一年経って評価するのであれば「メリット・デメリット」の両方を出してみることが不可欠であると思います。

4月 21, 2006 at 08:49 午前 個人情報保護法 |

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コメント

地方自治体による「がん登録」も足踏み状態になったと報じられていました。

この結果予測される弊害は、人種固有のがん研究の遅滞や新薬の開発および抗がん剤の治験及び許認可の遅れ、社会保険庁の予算策定や修正困難を招くのではないかと思います。

病人にやましさを感じさせる社会のどこがバリアフリーなんでしょうね?

投稿: sicico | 2006/06/14 9:20:45

学校がすごいですよ。
記録がほとんど取れないからそこにいない人に説明が出来ない状態です。

口頭連絡ばかりだから、作り話のやり放題という事もでてくる可能性がありますね

投稿: 酔うぞ | 2006/06/14 10:11:33

小学校もすごいことになっています。

妹の家に留守番に行ったら、緊急時の引き取り訓練というのが不定期、定間隔で行われていると知りました。

専用の用紙に連絡網で伝えられる用件を書き取りながら、伝言が一言一句違わないで伝わるように母親たちが訓練されているみたいです。

我が家の付近では、携帯メールの連絡網もあるみたいです。

そこまでしないと、今の日本では子供の安全すら守れなくなってしまったのです。悲しいことです。

投稿: sicico | 2006/06/14 12:57:12

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