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2006.03.26

日航整備未了運行

読売新聞社説より「[日航二重ミス]「再発防止策はどうなったのか」

事のいきさつは、日航がMD87型機が左主脚の点検を450飛行ごとに「磁粉探傷検査」をメーカーから義務づけられていたのに、作業指示のミスで飛行回数41回超過した時点で点検することにした。 ということを発表したのだが、実は点検を完了させずに「問題ない」としてさらに12回飛行した。
これで国交省が怒った、ということです。読売新聞社説は
ところが翌23日には、北海道の新千歳空港で、この主脚部品を緊急点検した整備士が、細かな亀裂を発見しやすくする薬剤を使わず、安全性を確認しないまま運航を再開していたことがわかった。

配送担当者の手違いで薬剤が新千歳空港になかったことも一因だが、明らかなマニュアル違反だ。ミスの後始末のはずが、その上塗りをしたことになる。

整備士は、運航再開時刻に間に合わせるため「時間内に終了させたいという焦りがあった」などと説明している。
これは、うっかりミスとは違う。不備を承知の確信犯的な行為だ。整備ミスは大惨事にもつながりかねない。日航は事の重大性を深刻に受け止めるべきだ。
日航も、経営と現場との意思疎通の欠如や効率優先の弊害があったことは認めている。
じゃあどうすれば良かったのか?と言えば、新千歳で整備が出来ないのであれば例えば羽田に移動することは出来るわけです。もちろん、整備機材を新千歳に送っても良い。結果として、運行再開までの時間が掛かるし路線として運休する可能性もあるでしょう。

いくつかの選択肢の内で「バレたら大騒動」という選択をなんでやってしまったのだろう?
やったことはどう考えても抜本的な対策ではなく「戦力の逐次投入」ですから避けるべき戦略です。戦争でも企業でも、全体を把握せずに習慣的に「戦力の逐次投入」を繰り返すと「大破綻」になりますね。日航の将来は破綻かもしれませんね。

3月 26, 2006 at 11:38 午前 経済・経営 |

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