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2006.03.10

折り紙・Origami

IT Pro より「ベールを脱いだMSの「Origamiプロジェクト」、Tablet PCの新たな展開目指す
2006年3月2日からティザー広告で関心を集めていた「Origamiプロジェクト」の内容が明らかになった。
同プロジェクトのサイトによると、米マイクロソフト、米インテル、韓国サムスンの3社が、ドイツで開催中のCeBITの会場で発表した「Ultra Mobile PC(UMPC)」である。
わたしが最初に「Origami」を知ったのは engadget japanese の記事でした。
ティザー広告の紹介記事マイクロソフトが漏らした情報紹介記事などです。

この結果として分かったことは、タブレットPCと同様にキーボード無しの Windows Xp で大きさが20センチ×15センチだそうです。仕様的に900グラム以下だそうで、結構重いですね。
マイクロソフトがハードウェア発売か、ということで X-BOX の次の製品か?という記事もありましたがタブレットPCと同様で、複数のメーカからハードウェアが発売されそうです。

わたしはNECの「ピュア・タブレットPC」を持っているのですが、確かに携帯用の機器にキーボードが不要というシーンはあってピュアタブレットは便利ですが、コンパクトにしたことよる制約もあり(これはノートPCでも同じ)もっと問題は、Windows Xp が要求するハードウェアを動かすための電力が大きすぎるから電池寿命が問題になる、さらにはHDD利用などで立ち上がりにかなり遅い、といった携帯することに反する性質があります。

わたしは最近、HPのPDA IPAQ ht2190 を買いました。
OSが POCKET PC 5.0 ですから、 Windows Xp によく似ていて、携帯してちょっとインターネットを見る、メールを受信するぐらいであれば、大変に気楽に使えます。

UMPC がPDAとどこが違うのか?となると大変に微妙でしょう。
タブレットPCの10インチ級の液晶画面は「ほれほれ」といって2~3人を相手に見せるといった用途は十分に実用になりますが、UMPC で一人に手渡すといった形でしょうからPDAとそれほど変わりは無いですね。
じゃあ、PDAでは出来ないような業務たとえばHP作成ソフトを使うなんてことを、こんな小さな画面でやる理由は無いですねぇ。

そんなわけで、これに500ドル(日本仕様だと10万円でしょうか?)を払う値打ちがあるとはちょっと思えないです。
むしろ、もっとバランスの良いタブレットPCの方が可能性があるんではないかなぁ?
スラッシュドットでも否定的見解の方が多いですし、日本ではあまり期待度が高くないようです。


【参考・色々な記事】
+D PCUPdate 「ベールを脱いだ“Origami”、MicrosoftとIntelがOrigamiことUMPCを披露
IT pro Windows クライアント 「ベールを脱いだMSの「Origamiプロジェクト」、Tablet PCの新たな展開目指す
IT media News 「OrigamiはやはりUltra-Mobile PCだった
Broad Band Watch 「【CeBIT 2006】Microsoft、超小型PCプラットフォーム「Origami Project」発表
INTERNET Watch 「Intelの「UMPC」はMicrosoftの「Origami Project」!?
PC watch 「Microsoft、超小型PC“Origami”プロジェクト公開
CNET Japan 「やはり「Origami」はUltra-Mobile PCだった--マイクロソフト、全容をついに公開

3月 10, 2006 at 05:39 午後 新商品やお買い物 |

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最近Ultra Mobile PCについてよく記事を見るのでとりあえず書いてみましょうか。 まぁいわゆるOrigamiといわれているものなんですよね。 Ultra-Mobile PCは「新しい種類のコンピュータ」で、Windows XPと、外出先でのアクセスやソフト利用を容易にする各種のモバイル対応技..... 続きを読む

受信: 2006/03/12 17:27:38

コメント

SONY の TypeU が万人受けしなかったのだから、万人受けはしないと思うけれど、でも、一部からは熱狂的に支持されることでしょう(笑

って、TypeU よりでかいぢゃん。

ちなみに XP や Vista は専用の BIOS と組み合わせると、スリープからの復帰が強烈に早くなりますので、バッテリーが、サイズに合わせて(TypeUよりOrigamiの方が実はずっとでかくて重い)強力になれば、軽く12時間とか16時間とか持つように出来るはずです。

投稿: Tiger | 2006/03/10 22:17:55

一番の問題は「用途が思いつかない」だと思うなあ(爆)

中途半端過ぎるよな。

ノートPCではなくてカバンPCを作った理由の一つはディスプレーを大きくしたかったこともあるしね。
本体は小型でディスプレーは大きいとかなっちゃう。
段々とパーツ毎に別の要求になっていくだわな・・。

投稿: 酔うぞ | 2006/03/10 22:31:45

酔うぞさんの用途に合わないってだけだと思う(笑

投稿: Tiger | 2006/03/11 11:24:53

なははははは(^_^;)

しかしだ、ノートPCが無い時代にはデスクトップPCを送ってデモしたりしていたわけで、使い勝手に応じて色々な製品が出てくるわけで、当然だんだんと平均値ではなくなって「用途に合わない」というヤツが増えてくる。

何が驚いたといって、ノートPCのベアボーンが拡充していることです。
一部のオタクに出回って終わりかと思った(高いし)のに、拡充しているからねぇ。
色々な携帯用のPCをカスタマイズ出来る時代は来るのだろうね。

投稿: 酔うぞ | 2006/03/11 12:31:50

多分、デスクトップからノートに、スタンダードが移っているんだと思います。だから、ノートのバリエーションが増えるのは当然の流れでしょう。上へも下へも。

まあ、全部が同じOSである必要は全然無いんですが、同じものが使えた方がいろいろと効率はよいわけで、それはもっと云えばハードウェアのアーキテクチャが同じことを意味するので、OSの載せ替えも可能という意味合いを持ちます。

別の流れとしては仮想化が、急速に進んでいますが、仮想化はハードウェア性能をかなり要求するので、携帯や小型PCに取っては、ちょっと辛い。デスクトップは仮想化によって、ハードウェアファクタの統一と同じ効果を上げられますが、携帯や小型PCはハードウェアのファクタの統一が今のところ、現実的な解なんでしょう。ケータイキャリアやメーカーに対しても大きな圧力となって、それがゆえの動きはどんどん大きくなっていますからねぇ。

とりあえず、UMPCの上で Linux も動くと云うこと、そして、同じハードウェアファクタの元で大量生産されたとき(されない可能性の方が高い気もしますが(笑)、どのような変化が訪れるのかは、結構、おもしろげですよ。

ただ、歴史的に見ると、成功はかなり難しい気がします。マイクロソフトが主導で作るハードウェアは成功しないというジンクスがあるので(爆

あと、平均値でないものを大量生産に馴染ませる手法としてはモジュール化というものがあるわけですが、UMPC が、その方向に進むかは分からないですが、一つのモジュールとして使える様になった場合、バッテリーとディスプレーだけカスタマイズできれば、酔うぞさんが望むものに近づけることが出来るわけです。

ちなみに、UMPC がマイクロソフトにとって、どういう意味があるかというと、ライセンスが増える、ということがあるんでしょうね A^^;;

投稿: Tiger | 2006/03/13 16:30:55

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