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2006.02.07

教育学部の入学者は2割しか物理をやっていない

毎日新聞より「物理嫌い:教職目指す大学生の6割、高校で未履修
教育系学部に在籍し、教職を目指す大学生の6割が高校で物理を学ばず、「物理が好き」な学生も2割に満たないことが経済産業省の調査で分かった。
以前から「教育学部が文系に分類されているので、教員の多くが理科が不得意」という話はありました。

それが数字的に裏付けられたということですが、これが遠因になって「水からの伝言」を実験に取り上げるなんてことになるのだろう。

実際に高校で、モノ作り的なアプローチを教えると生徒はけっこう面白がってやっていくものだ。
大人が理科も含めて教えてないことが、さらに理科嫌いを増やしているのだろうと思う。

日本は地面を掘れば売れるモノが出てくるという国ではないのだから、何かを作る力を維持することこそが国のあるべき姿だろう。
それがこれでは「モノ作り立国」なんてのは無理だ。教育学部の入学資格に理科を必須にするべきだ。

2月 7, 2006 at 03:28 午後 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

 それもそうなんですが・・・。
 教員の大半が、学校を卒業して学校に就職してしまった人であると言う事。
 これ、かなり問題だと思うんですよ。
 一般社会を知らない教員に、一般社会に適合できる教育ができるとは思えませんよ。
 大学を卒業してから、あるいは大学入学前に数年以上の一般企業での業務経験が必要なんじゃないでしょうかね。

投稿: craftsman | 2006/02/07 16:18:50

>大学を卒業してから、あるいは大学入学前に数年以上の一般企業での業務経験が必要なんじゃないでしょうかね。

先日、予備校を運営する会社が教員養成大学院を作りましたが、入学条件は「社会人」です。

これは父兄の要望が「社会人経験のある先生」だったからだそうで、こうして養成された「スーパー教師」は私立学校に派遣されるとなります。

今、高校に社会人講師として行ってますが学校間でかなり違います。
だからと言って簡単に序列が付くものではないですが、現実にはまるで違う学校が同じ「高校」なんですよね。

とても大変です。

投稿: 酔うぞ | 2006/02/07 16:43:25

国語科や社会科の志望者も含めての数字ですよね?4割近くも物理を履修していることの方がびっくりです。

また、逆に言えば、理系クラスの生徒で小学校教員を目指す人が少ないということも想像できるのでは?

投稿: 中山 | 2006/02/07 19:24:28

>理系クラスの生徒で小学校教員を目指す人が少ないということも想像できるのでは?

これは教育学部が高校の理系コースの進学先になっていない。
教育学部は文系というのが一番でしょう。

通常学部で教職課程を取っただけでは、教員として職を得るのは難しいでしょうね。特に小学校は公立だけになりますから、就職浪人状態ですしね。

あれやこれや重なってことなことになっているだと思いますよ。

投稿: 酔うぞ | 2006/02/07 19:39:47

 教育関係については、細かく、みていくと色々とありますね。
 数学を教える先生の大半は代数が専門なので、確率とか統計を教えるのが苦手な先生が多いという話を聞いたことがあります。
 現実に大抵の大学生は、確率・統計が苦手ですが、遠因としては、そういったところにもあるようです。
 微分とか積分ができないと嘆く以上に、確率は難しいらしく、統計にいたっては、最初っから理解してもらえない。

投稿: nari | 2006/02/10 16:36:30

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