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2006.02.06

音楽著作権・もう一つの著作権管理団体

NIKKEI NET IT+PLUS より「ネット番組配信、許諾業務一括代行へ――業界団体
放送番組のインターネット配信について、レコード会社や芸能人の業界団体が簡便な権利処理の仕組みづくりに動き出した。個別交渉が必要だった出演タレントや使用音楽の演奏者からの許諾を各団体が処理する仕組みを4月にも導入する。
一見「これでネット配信が簡単になる」がごときに見えますが、よくよく読むと全く違うというか受け取る側の誤解が確認できる、といったものですね。

音楽の著作権というと「日本音楽著作権協会(JASRAC)」が全部やっているように誤解しがちですが、JASRAC は著作権管理団体で著作権者からの委託で管理をしている団体です。だから委託していない著作権者も居ます。
JASRAC が管理の対象にしている著作権者は「国内の作詞家(Author)、作曲家(Composer)、音楽出版者(Publisher)など」となっていて、演奏家・歌手などの著作権は管理してません。

これで「著作権とはなんなのさ?」となってしまいますが、今回の著作権管理業務をやる団体とは
レコード会社の集まりである日本レコード協会(東京・港)と、歌手や楽器演奏者、俳優などの所属事務所が集まる団体の上部組織である日本芸能実演家団体協議会(芸団協=東京・新宿)。
芸団協は付属組織である実演家著作隣接権センター(CPRA)を通じ、出演俳優、歌手などの許諾や、音楽CDの中で演奏している歌手や楽器演奏家の許諾などを代行する。
だそうで、 これで、著作権法上は当然であった演奏者(歌手)への著作権料支払い(使用許諾)が統一されたとはなりますが、JASRAC と並ぶ強力な団体が出来て、双方と契約することになるでしょうね。なんかもっとスマートに処理できるようにならないモノでしょうかね?

2月 6, 2006 at 08:28 午前 ネットワーク一般論 |

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