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2006.02.03

PAGE2006・Webと印刷の壁

昨日(2月2日)は PAGE2006 を見てきました。

基本的に印刷業界の展示会ですが、なんでこんな展示会を入場料を払ってまで見に行くことになったのか?というと今なかなか難しい問題に直面しています。

昨年から本格的にNPOコアネットで社会人講師として高校に「仕事をするとはどういうことか」なんて授業に行っています。
(そこで「お前は仕事をしてないだろ」と突っ込んでいるでしょぉ~~)

今まで行った学校はほとんどが神奈川県の県立高校が対象ですが、1年間で10校に行っています。
現在のところ学校が企画した授業内容に応じて複数の講師で授業しています。
学校での授業の基本はクラス単位なので複数のクラスに応じるために複数の講師を派遣できることがNPOの価値があるところです。

神奈川県の県立高校では2008年度からこの「職業講話」の授業が全校で実施されることになっています。
現在は先に書いたとおり基本的に学校が授業を企画してそれに応じるお話しをする、という型式なのですが中にはヘンなことを言ってくる学校もあります。
進路のアドバイスになるように、大学のどの学科に進んだから現在の職業についている、ということを説明して欲しい。
ついては以下の条件の人のお話しを・・・
法学部を卒業して、弁護士をしている
建築学科を卒業して、建築設計をしている
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
こんなことを指定されると、「化学学科を卒業して機械屋やってます」なんて講師は行けません(^_^;)。
第一ソフトウェア業の説明を出来る人は居なくなります、情報学科が一般化したのはずっと後ですから、OBの人は社会人になってからソフトウェア業に転じた人の方がずっと多いからです。
だいたい、大学を卒業して就いた職にそのまま、なんて人に職業経験を語らせても面白くないでしょう。
さらには「大学」→「職業」ということでは済まないから「OBの職業経験や職業観」が話題になり、学校の先生ではこれを幅広く教える事が出来ないから社会人講師が必要という話しのはずなんですね。
それを「学校の中だけで企画すると」こんなことも起きるのです。

そこでNPOとして色々な企画をして最終的には売り込みをするか?となったのですが、今までの情報はそこそこ記録してありますが整理していないから公開出来ないのです。
色々な高校に行きましたが、多くの学校で同じようなお話しをしていて、大半の話題は重なっています。
しかし、高校生の質問は「えっ、今は分からないから調べてから連絡する」という例も多く、先日わたしが直接受けた質問は「赤十字で仕事をしたい」でした。

赤十字が国際機関の一つであって日本には日本赤十字があって、イスラム世界では赤新月社と言う。
というぐらいの説明しか出来なかったので「後で調べて連絡します」と言って帰ってきました。調べたらこんなことで、後から「とても参考になった」と言われました。

今の時代、現場というか生徒の情報ニーズに対応するにはインターネットの活用が一番目に来ますが、学校へのプレゼンテーションとか授業での教材としては印刷物の方が向いています。
しかしNPOレベルの活動では同じ内容をHPと印刷物で作る、さらには情報の蓄積がデータベース化するといったことも考えておかないと、一度作ったHPが更新できない、なんてことになりそうです。

そんなことで色々と考えたのですが、HPと印刷物は全く関係なく進化してきたので、HP作制ソフトウェアにページ設定が無いなんてことになっています。
最初にこの問題に突破点となるアイデアを教えてくれたのがTiger氏で「一太郎で書いて、HTML を書き出せばHPが出来るでしょ」と言われて「そうかページレイアウトソフトを使えば良いのね」となりました。

神北氏は出版・印刷関係が仕事ですから「XMLに移っていくはずだが」と言われて「そういえばCAD/CAM業界内の情報共有の手段としてXMLは指定されているが・・・」となって、PAGE2006 を見に行く事になったのです。

PAGE2006 で色々な業者に聞いた結果、まだまだNPOで使えるほど安くないです。
Web と印刷物で同一データを使うとか、データベースとして更新情報をチェックするといった機能の基本的な技術は完成しているようですが、ひと揃いでザッと1000万円をちょっと切るぐらいでした。
また、HTML ほど一般的ではない手法も多く現在の学校ではアクロバットリーダですらダウンロード出来ないなんて情況では極めて難しい。
学校や図書館といったところでは、フィルタリングでダウンロード禁止、掲示板を見ることが出来ない。といったシステム的なブロックの上にキーワードでブロックされます。
このため「酔うぞの遠めがね」では「悪徳商法」が禁止ワードになってアクセス出来ません。
もちろん先生のインターネット・スキルがネットワーカー級になっていないことも多いし、メールが個人に届かないといったこともあります。
こういう「インターネットはかえって面倒」という現実もあって、紙にもすぐなるデータをHP上に置いておく、といったことを狙いたいのですがまだ遠いということが分かりました。

複数の業者が「同じような(小口の)話を受けています」と言っていたので、あまり大げさではない仕組みは一年以内ぐらいで出来そうに感じましたが、今回は意外なところに壁を見つけて驚いています。

2月 3, 2006 at 09:12 午前 新商品やお買い物 |

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