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2006.01.01

人口問題・合計特殊出生率の推移から考える

合計特殊出生率が1.26になるかと新聞にも記事が出ています。
以前にも説明しましたが、一般には「一人の女性が生涯に生む子供の数」とされていますから、常識的に2.0以上じゃないと人口は減少すると理解できますが、実際の計算ルールはもっと大ざっぱというか簡単で、15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したものとされています。

1970年から1995年までは5年おき、1998年から2001年までは毎年の5歳区切りの出生率を現しているデータを見つけました。

母の年齢1970197519801985199019951998199920002001
15~19歳0.020.020.020.020.020.020.020.020.030.03
20~24歳0.520.510.390.320.240.20.190.190.200.20
25~29歳1.050.930.910.890.70.590.530.500.500.48
30~34歳0.430.360.350.440.470.470.470.460.460.44
35~39歳0.10.080.070.080.110.130.150.150.160.17
40~44歳0.010.010.010.010.010.010.020.020.020.02
45~49歳0.000.000.000.000.000.000.000.000.000.00
合計特殊出生率2.131.911.751.761.541.421.381.341.361.33


sb1
これをグラフにするとこうなります。1970年(昭和45年)頃には25~29歳の女性(戦中生まれの方たちですね)は全員が子供を産んでいた計算になるのですね。
他の年代の人たちの出生率はそう大きな変化は無く、20~24歳台と25歳~29歳台の方々が子供を産む率が半分以下になったから、合計特殊出生率も半分になった、というのが良く分かります。

このデータからは、この年代で子供を産んだ場合には児童手当を3倍にする、といった施策が人口減の速度を減速させるのには有効かもしれません。

1月 1, 2006 at 11:34 午前 人口問題 |

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