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2005.07.23

MS-OneNote 買ってしまった

「MS-OneNote はすごいや」で書いた通り、かなり使えるということで買ってしまいました(^_^)
MS-Office2003 ユーザは1万3千円ぐらいですね。
今「中西 vs 松井裁判」のネット情報のまとめに使ってみましたが、こういったバラバラの情報をまとめるのには非常に有効です。
その後「これで良いですか?」とまとめた結果を問い合わせるメールを出しましたが、これはいきなりメールのアイコンをクリックして「チェックして下さい」といった内容とは別のメールのための文章は「備考」に書き込めばOK。
つまりわざわざメーラを立ち上げて、コピー・ペーストしてが無くなります。
まだ良く分からないのですが、それでも便利。

7月 23, 2005 at 10:34 午前 新商品やお買い物 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.22

MS-OneNote はすごいや

「MS-OneNote はけっこう良いかも」では正に「結構良いかも・・・・」だったのですが、すごいことができます。

昨日ファックス文章のテキスト化をすることになりました。
当然OCRでテキストにしますが、誤認識の文字は最終的に手修正になります。
普通だとファックスデータつまり画像情報を開いた窓、テキストだからエディタでも開いて作業することになりますが、何ページにもなる画像情報と全然ページになっていないエディタ画面を比較することがけっこう面倒です。

そこで OneNote の使用を思いついて、エディタで作った文章とファックス画面を並べて貼り付けました。
OneNote の美点は、一つのデータとして画像とテキストを同居させることが標準であることです。

実際にファックス画面とテキストを並べてみると、テキスト画面の方が遙かに長さが短い。これは当たり前で、ファックスの画面には余白が沢山ありますが、テキストではページを考慮していないのだから・・・・・。
「これじゃ比較が面倒だな」と一瞬思ったのですが、テキスト画面に十時矢印つまり画面移動のカーソルが出ることに気づいてやってみました。

反転した行の部分だけ、引きずって行ける!!
これで、フッァクス画面の合致している部分単位で隣に並べて見ることが出来ます。
だいたい、テキスト画面とグラフィック画面の区別がないのは Macintosh の得意としたところですが、極めて簡単に出来てしまいました。
色々なデータを集めてきて整理するためのソフトという今まであまりないアプリケーションですが、これは良いですね。

7月 22, 2005 at 08:51 午前 新商品やお買い物 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.21

中西 vs 松井裁判・新情報

横浜国大の益永先生が「中西 vs 松井裁判」関係のリンクセンターを設置してくれました。

益永先生の第二回口頭弁論傍聴報告がアップされています。
さて、ここからは感想などである。今回は原告の反論があったのだが、中下弁護士がプレスリリース(http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/keijiban/keijiban_master.html)において、本訴訟に至った経緯として、「本件は、決して、松井氏が個人的な名誉回復だけを求めて提訴したものではない」の(2)として書いた主張は、さすがになかった。ということで、名誉毀損の事実の有無を中心に審理されることになると考えられる。そこで、松井三郎氏が講演でナノ粒子について紹介した際の発言が専門家として適切なものだったか否かがポイントになる。弘中弁護士の発言からすると、録音テープの提出でそれが明らかになるとのことで、期待したい。また、中下弁護士が主張した新聞記事が十分に検証されているのかについては、今回のナノ粒子の記事がどうだったのかが問題になるべきと思われた。この辺りの審議がどうなるのかも気になる。
益永先生の感想はこのようなものですが、わたしはちょっと違う感想です。

確かに名誉毀損となる事実がいまだに分からないという問題がありますが、これについて「これが事実です」と現時点で原告側が述べていないことを明確に出してくるのか、「総合的に名誉を毀損している」というあいまいな「事実の指摘」になるのかまだ分からないな、と思うのです。

傍聴しミーティングでお話しを聞くまでは、わたしも含めて複数の人たちは「松井教授をダシにして、弁護士などが暴走したのでは?」と考えていたのだが、その場合は「批判が名誉毀損と言えるのか?」というそれこそ事実関係を含んだ狭い範囲について検討すれば裁判の目的は達成されます。
これは正にわたしが考えているインターネット上での表現や批判と名誉毀損といった問題です。

ところが中西先生の「雑記・最新版」
しかし、裁判所に出された松井さんの陳述や、私宛のe-mailを読むと、それだけでない、どろどろしたものを感ずる。政治的なもの以外に、松井さん本人の考え方が、この裁判の推進力の一つにはなっている。底流にそういうものがあると強く感ずる。
どういう底流かと言えば、“俺は偉い”という強い主張である。見方によってはどろどろとした、他の見方によれば実に子供っぽいものであるが、それがすごい。
と書かれていて、われわれネットワーカレベルではまるで分からない「業界内の事情」のようなものが問題なのかもしれない、と理解しました。
現実問題として、どんな裁判でも裁判で争いになっているのはいわば氷山が海面に出ているところを見ているようなもので、背景や思惑が海面下にあるのは当然ではあるが、それがあまりに「知らない世界の話」になると「裁判全体が理解しがたい」となってしまうのは、今までいくつもありました。

民事訴訟の本質は、当事者である原告と被告の間の問題解決であって、社会的な常識だからといって、原告も被告も主張しないない第三の方向の判決が出ることはありません。
わたしは原告でも被告でも、また業界人でもない単なる野次馬の立場は変わらないわけですが、インターネット上の表現の自由という観点では色々と動くつもりでいます。
ですからこの裁判でも「HPに意見を発表したら名誉毀損とされた」という点に注目するのですが、だからと言って当事者である中西先生のお立場を軽視するなんてことは出来ません。
しかし同時に「業界内の力関係(?)」のような話になっても「そうですか・・・・・」としか言いようが無いのが、まどろっこしいですね。

しかし、今後どういう展開になるのでしょうか?ネットワーカとしては原告の提訴の本文の部分である「HPに発表した意見は名誉毀損」といった見解には反対します。具体的に「この言い方(書き方)は名誉毀損に該当する」とはっきりした見解を示すべきです。

7月 21, 2005 at 09:04 午前 裁判傍聴 | | コメント (7) | トラックバック (0)

2005.07.20

MS-OneNote はけっこう良いかも

マイクロソフト OneNote を試してみています。
なにしろ「60日間評価版」が使えます。 書き込んだデータは商品版を買えばそのまま活かせるとのことです。 そもそもなんでこんなマイナーなアプリに手を出す気になったのか?というとアノトペンです(^_^;)
アノトペンのデータはビットマップなので、わたしは JPEG で開いていますが、わざわざ手書きで記録しているのですから、議事録などであって公開する場合もありますから、キーボードで入力しなおすことになります。
「OCR処理出来ないのかい?」という声もあるでしょうが、手書きで完璧に記録できるのは速記者ぐらいでしょうから、忘れてないようにポイントを手書きして、キーボード入力で完成形にすれば十分に実用的と言えるでしょう。

アノトペンのデータを読み込むアプリケーションは画像情報だけを扱っているわけで、テキスト文章にするのであれば、エディタでもメーラーで良いわけですが、議事録として整理するということになる、二つのアプリでバラバラにというのがいささか抵抗がありました。

OneNote はタブレットPC技術と連動していて、手書き文字情報を扱うつまり JPEG データとテキストデータの同居といったことが出来ます。
それで、アノトペンのデータのテキスト化に使っていたのですが、もう一つ別の要求にも使えそうだと感じました。

議事録集とでも言うのでしょうか?
どなたも同じだと思いますが、プロジェクトが進行中の時にその記録を残しておくのは必要でしょう。
しかも、普通はプロジェクトといっても複数を抱えていますから、イメージ的にはカードに書き込んで整理するなんてことなるでしょう。
「エディタでも、ワープロでも同じだろう」というのはその通りですが、データファイルとして「Aプロジェクト」「Bプロジェクト」・・・・と並んでしまうと、どうも一覧性に欠けるわけです。

OneNote は普通はファイルを保存する必要がありません。書き込んで終了すると保存されています。
つまり単なるメモです。そして、メモの束にラベルを付けておいて並んでいる、といったところなので、全体としてはメモの箱といったところですね。
これで安ければ文句ないのですが、いささか高い。
2万6千円ですからね~、9月末までは無料版が使えるので、当分このままやってみます。

7月 20, 2005 at 11:16 午前 新商品やお買い物 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.17

中西 vs 松井裁判・第二回口頭弁論

7月15日に横浜地裁で「中西 vs 松井・学術批判が名誉毀損裁判」を傍聴してきました。
結論から言えば傍聴してもさっぱり分かりません。

一般に裁判については「ナントカ事件」と名付けて話題にします。しかしこれは裁判所が名付けているのではなくマスコミが付けているもので、裁判所の案内には「名誉毀損・原告名・被告名・法廷番号・開廷時刻」などだけが知らされます。
もちろん弁護士の名前とか出ませんし、会社名が出ることも滅多にありません。非常に有名な事件であっても「ナントカ事件の裁判」ということは裁判所に行っても分かりません。
まして、関係者が「○○会社の社長」といったように肩書で有名とか、芸名しか知らない人の裁判では裁判があることが分かりません。

こんな理由で裁判に名付けるというのはとても大事であって、わたしが注目している裁判の例としては「日本平和神軍裁判」や「ホームオブハートとToshi問題を考える会」が当事者の裁判があります。「ホームオブハート関係の裁判」と言えば、元の事件が元X-JAPANのToshiやMASAYAが関わっている、自己啓発セミナー絡みの問題であり、児童福祉法の問題などである、と伝わります。

ところが「中西 vs 松井」事件はこういった分かりやすい説明が出来ません。
実際に裁判を傍聴した方のネット上での報告でもコレといった明確な書き方がありません。
apj さんの blog の「環境ホルモン濫訴事件」と題した記事の事件名は「インターネット上の表現の自由を考える会」の掲示板上で提案された名前です。というわけで名前も簡単に決められないほど「ヘンな裁判」=「濫訴」ということでしょう。

この事件をわたしが知ったのは、山形大学助教授で水をめぐるトンデモ商法を取り上げている apj さんが「インターネット上の表現の自由を考える会・掲示板」に5月15日に報告したからです。
実際の騒動については、横浜国大の益永先生の報告の通りです。
2004年12月15日に第7回内分泌攪乱化学物質問題に関する国際シンポジウムが開かれ、セッション6リスクコミュニケーションは中西準子座長で後に名誉毀損の原告となる、京都大学の松井三郎教授がプレゼンテーションを行った。

2004年12月24日づけで中西先生はご自身のサイトの「雑感」に松井教授のプレゼンテーションについての記事(今は読めないが「雑感」なのだろう)を発表した。

2005年1月17日に松井教授は中西先生にメールで抗議した。

2005年1月20日付けの「雑感」で中西先生は「抗議があったので削除した」と説明しています。

2005年3月16日松井教授、提訴したことを「化学物質問題市民研究会」の掲示板で公表
という経緯のようです。

原告側の主張は訴状の概要を示しているプレスリリースによれば
中西氏は、自らのHPに「雑感286-2004.12.24『環境省のシンポジウムを終わって―リスクコミュニケーションにおける研究者の役割と責任』」と題する記事を掲載し、その中で、松井氏が、

① 「環境ホルモン問題は終わった、次はナノ粒子問題だ」というような発言をした
② 新聞記事のスライドを見せたが、原論文も読まずに記事をそのまま紹介した旨の記述をした。


しかしながら、松井氏は、自身の環境ホルモン研究結果から、ナノ粒子の有害性に言及し、新聞記事のスライドを紹介したのであって、中西氏の上記の記述は事実に反するとともに、松井氏の名誉を著しく毀損するものである。
はっきり言えばなんでこれが名誉毀損になるのかが分かりません。わたしとしては問題点は中西先生の学問上の見解や社会的な立場などに関係なく「自分のHPで意見を発表したら名誉毀損になった」であり、かつその内容というか論争の舞台が国が主催した専門家のシンポジウムつまり学会での発表についてであることだと解釈しています。
拡大解釈をすると学問上の批判は名誉毀損になるのか?ということで、原告にはこの点について明快な主張をする社会的な義務があると考えます。

第二回口頭弁論でも原告の主張が不明瞭であるとは apj さんの blog や同じく傍聴した com さんが「インターネット上の表現の自由を考える会・掲示板」でも述べていることと同じです。

民事裁判では原告・被告とも意見の主張は書類で行われるために原告側が読み上げた概略ではあまり判然としませんが、法廷で原告側弁護人の中下弁護士が前回(第一回口頭弁論)でのく被告側弁護人の弘中弁護士の主張に反論する形で新聞記事を単に見せたことを批判の対象にすることが名誉毀損である、という論理を展開したように聞きました。 この部分は現実に聞いていても「なぜなのか?」という点には答えていないので、中下弁護士の主張を推測しないと、ここに書くことが出来ません。

なぜ新聞記事を「漠然と紹介した」(中西先生がこのような記事を書いたのかは分かりません)といった批判が名誉毀損を構成するのか?というと、中下弁護士は
新聞記事は多くの人手によって作られるのだから、客観的事実である。
はっきりしているのは上記の部分ですが、仮に客観的事実であうが「新聞記事を無批判に提示した」というのが、名誉毀損になるものか?としかなりません。はなはだ分かりにくい話しで、松井教授が新聞記事を紹介したことについて仮に批判的であろうとも意見表明したように見えることが名誉毀損になっていくのは説明してもらわないと分かりません。意見表明は意見は自由ですから名誉毀損にはならないのです。 もうちょっと、実際のやり取りについて具体的に説明が無いと、原告・被告の主張がそもそも分からないから、裁判の勝ち負けについても分かりません。
その一方で、インターネット上で意見表明したことについて、あまりに勝手な解釈で名誉毀損とされるようなことは、提訴されること自体を含めて減らすべきだと思います。
そうしないとせっかく手に入れた個人が社会に意見を発表する途を閉ざすことになります。

それにしても「名前の付けようがない裁判」なんてのは困ったものだ、ということは確かですね。

7月 17, 2005 at 12:36 午後 裁判傍聴 | | コメント (2) | トラックバック (0)