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2005.07.14

明日(15日)は横浜地裁

「続3・学術論争ではなくて名誉毀損訴訟になるものか」などで取り上げていた、学術見解を名誉毀損であるとした裁判の第二回口頭弁論が7月15日10時半から横浜地裁で開かれます。

この話題を「インターネット上の表現の自由を考える会・掲示板」で取り上げた apjさん(天羽・山形大学助教授)も傍聴に来るとのことで、わたしも傍聴する予定です。
横浜地裁はここで、交通機関としてはみなとみらい線の日本大通り駅が一番便利です。

法廷番号が分からないので、裁判所の玄関にある一覧表で調べることになりますが「名誉毀損・原告松井三郎・被告中西準子」であり、法廷は7・8・9階のいずれかです。

朝の10時半というちょっと厳しい時間ですが、原告の主張は化学物質問題市民研究会の「掲示板」にプレスリリースと題して表明されています。
中西氏は、自らのHPに「雑感286-2004.12.24『環境省のシンポジウムを終わって―リスクコミュニケーションにおける研究者の役割と責任』」と題する記事を掲載し、その中で、松井氏が、
   ① 「環境ホルモン問題は終わった、次はナノ粒子問題だ」というような発言をした
   ② 新聞記事のスライドを見せたが、原論文も読まずに記事をそのまま紹介した
旨の記述をした。
つまりHPに学術上の意見を述べたことが問題だとしているが、これが世間一般の名誉毀損に至るとはちょっと思えないのだが、被告の中西先生には上記HPの記載について責任があると次のように説明している。
ましてや、中西氏は単なる一科学者ではない。科学者を指導育成し、国の科学技術のあり方を決定するという重責を担っている。前記シンポジウムでも、「リスクコミュニケーション」問題の座長を務めていたのである。本件行為は、そのような立場にある者の言動として、看過できないものである。
たしかに中西先生の立場はこの通りであるかもしれないが、立場によって学術上の見解が名誉毀損に該当するとはどういう論理なのだろうか?これは裁判に注目せざるを得ないし、原告側の見解を詳しく知りたい。

個人的には、労働運動でHPを作ったことが名誉毀損に当たると提訴されたり、 Google の検索結果に問題があるから掲示板全体の削除を要求する、など提訴に至ったものも含めて「濫訴ではないのか?」と思われる例が非常に増えてきたことが問題であると考えています。
この裁判(「環境ホルモン濫訴事件」という名前に落ち着きそうです)は注目したいと思います。

7月 14, 2005 at 08:42 午前 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2005.07.13

アノトペン・モバイルは単純に限る

昨日(7月12日)はNPOの仕事で朝から出かけました。
アノトペンを持って出かけたのですが、歩いている途中で「忘れ物は無いかな?」と頭の中で確認しいたのですが「アノトペンは単純で良いな」と改めて思いました。

昔から携帯機器というかモバイルは大好きで(^_^;)、携帯電話以前の自動車電話をたぶん1979年か80年に導入しています。
乾電池駆動のワープロを出先で買ったりしてます(^_^;)

今では、携帯電話、PDAなんてのは常時携帯ですが、たまにデジカメを持って行くと「電池が充電してない」とかなります。
blog にも「電池切れていた」なんて書き込みもちょくちょく見ますが、どうも二つのことが必要なのは、片方を忘れる確率は飛躍的に上がるようです。

以前、クロスパッドを使っていた時も、クロスパッド本体と専用ボールペンをセットで持ち歩くのが問題で、一度ペンを置き忘れたことがありました。

この点、アノトペンは基本的にペンさえ持っていればOKで特に充電に注意するほどのことも無いですし、ノートはカバンに放り込んでおけば十分。
ノートをカバンから出すのは書くときで、読むときにノートをカバンから出す必要が無い、というすごいことになります。
やはり人間はあまり面倒なことをさせると、忘れるということですね。

7月 13, 2005 at 10:49 午前 新商品やお買い物 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.07.12

アノトペンと OneNote

アノトペンがタブレットPCに比べて圧倒的に良いのは、文字を書くことに集中できることで、タブレットPCではうまく字(絵)が描けるのか注意しながらやるので、紙に書くのとは大違いで、うまく書けないボールペンで書くような印象がある。

JPEG データの画像もボールペンで書いた文字そのもので大変に実用的であるが、画像データであるから、報告書を作るような場合にはキーボード入力することになります。
問題は画像データはアノトペン(Logitech io2 Digital Writing System)のアプリにデータとして保存されます。
その一方でテキスト起こしした文章は、例えばメールにした場合にはメールの送信済みフォルダーに保管されるといったことなります。
要するに元データである画像データとテキストデータがバラバラのところに保管されます。

これを小さな問題とするのか、まとめた方が良いのかは実用性の点からは検証する必要がありますが、そもそも画像データとテキストをうまくまとめる手段が無いことが問題なのですが、そこで思いついたのがマイクロソフト OneNote
試用版がダウンロードできるので、やってみたところそこそこ使えそうです。
本来は、タブレットPCとの連動ということになっているのですが、画像データで受け取るのは同じことですし、やってみると単なるコピー・ペーストで出来るので簡単。
まだトータルでの使い方は手探りですが、無いよりはマシといったところです。

7月 12, 2005 at 12:24 午前 新商品やお買い物 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.07.10

ホームオブハートの監禁事件起訴なしの背景

「続々・ホームオブハートの監禁事件起訴なし」「ホームオブハートとToshi問題を考える会」の意見表明を紹介しましたが、かなり分かりにくいと思います。
また、今回もですが、当事者の最も主要な人物である倉渕透は、人の影に隠れるのではなく、自ら堂々と表に出て、具体的事実を話してもらいたいと思います。
とありますが、報道では
自己啓発セミナーの施設内で1~15歳の6人が監禁されたとして、運営していた「ホームオブハート」や元ロックグループ歌手ら4人が監禁と児童福祉法違反(児童を支配下に置く行為)の疑いで昨年11月、書類送検されたが、宇都宮地検は4日、関係者すべてを不起訴処分とした。
なのですから「ホームオブハートとToshi問題を考える会」の見解から背景にMASAYA(倉渕透氏)の言動が問題の中核であると「ホームオブハートとToshi問題を考える会」が主張していることが分かります。

ところが、今回の記者会見ではToshiが弁護士らを批判しているわけで、見かけ上は別人のことを問題にしている、つまりすれ違いのように見えます。
これで「いったい全体としてどうなっているのか?」となってしまいますが、実は「ホームオブハートとToshi問題を考える会」のホームページにけっこう詳しく書いてあります。

注目するべきは「MASAYAの言葉」でしょう。一見「何が問題なのか・・・?」の方が重要度が高いように感じるタイトルの付け方ですが、「何が問題なのか・・・?」の出だしは次のように始まっています。
1 「自分を観る」自己啓発セミナーを行う会社であると称しているが、実際はトレーナーであるMASAYAこと倉渕透氏を絶対的指導者として、あらゆる観念を捨て万物に貢献するために人生の全て(それまでの人間関係、家族関係、財産、仕事など一切)を捨てなければならないと教えている。
この一節からも「MASAYAの言葉」に注目するべきだと分かります。詳しくは本文を読んでいただくとして一部を紹介します。
【学校について】
 ・子どもを学校に行かせるなんて異常者の親のすることだ。

【社会について】
 ・社会はエゴの人間が作り出したもの。だから人類は破滅の道を歩いている。

【家族・子どもについて】
 ・我を落すトレーニングをしない=その家のカルマどおりの醜い地獄の人生になる。

【宗教性その他について】
 ・真の宗教性というところでいくと、俺のところの方が本当の宗教だ。

【お金について】
 ・金の観念に異常に強いやつが、ネットワーカーになる。

【MASAYA自身の能力について】
 ・TM瞑想で初回で空中浮遊が出来た。
これはカルト宗教とでも言うのでしょうか? 報道されている事件・裁判の背景にこんな問題があるというのは、あまり知られていないでしょう。

7月 10, 2005 at 02:25 午前 事件と裁判 | | コメント (0) | トラックバック (1)