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2005.10.27

個人情報保護法の過剰適用問題

2005年3月1日に書いた「個人情報保護法・お勧めの解説本」に下記のコメントをいただきました。
18歳になる子供(学生)が病院に通って薬を服用しています。親はどういう医療を受けているか子供がどんな病気か。保護者として子供の健康を守る義務があります。病院は個人情報保護法で子供の同意がないと教えられないと回答しています。未成年者で扶養者を病院任せでいいのでしょうか?治験では未成年者の同意には法的に問題があり、通常親の同意が必要です。 親の責任は、個人情報保護法に及ばないのでしょうか?私ども親も医療人で病気・薬に知識は十分あります。どなたか回答を下されば幸いです。
個人情報保護法の過剰な適用というべき問題はあっちこっちで起きていますが、コメントいただいた内容はなかなか重々しい問題だと思いますので、ご本人の了解の元に新たにエントリーして議論してみたいと思います。

10月 27, 2005 at 11:59 午後 個人情報保護法 |

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読売新聞より「民生委員困った…秋田市が母子家庭名簿の提供取りやめ」 これも「個人情報保護法の過剰適用問題」の代表でしょう。 秋田市が、個人情報の保護を理由に、民生委員に対する母子家庭の世帯名簿の提供を、今年から取りやめていたことが、27日わかった。 同市は約10年前から毎年夏、児童扶養手当の受給申請をもとに、母子家庭の... 続きを読む

受信: 2005/10/28 12:52:38

コメント

昨年末から今年前半にかけて、実家(佐世保市)に住む母が具合悪くなり、埼玉県在住の私をはじめ、千葉県在住の妹、神奈川県在住の弟が心配して、母と同じ個人医院にかかっている父を通して、様子を聞いてもらったことがあります。
でも、配偶者である父も、母の病名など具体的な話を聞くことができなかったそうです。

ずっと同じ医者にかかっているのに、少しも病状が好転しないので、家族としては心配して話を聞こうとしているのに…

母も父も高齢になってきたので、遠隔地で生活している子供たちとしては、母が要介護にでもなったら、父一人に任せておくわけにもいかないので、あらかじめ何らかの体制を整えておかないといけないのに、配偶者である父でさえも話を聞けないというのは、何ともおかしな話です。

どんな薬を処方されているのか位は聞いておかないと副作用のこともありますし、何せ高齢ですから、その医院以外にも定期的に通院しているわけで、そちらで処方される薬との兼ね合いもあるので、やはり、家族としては最低限の情報は知っておきたいですよね!

母が認知障害にでもなってれば教えてくれたのでしょうか?

投稿: Yamag | 2005/10/28 0:43:11

いつコメントつけようかと悩んでおりましたが、書くことにします。

まず個人的なことを書きますが、私はパニック障害およびそれに伴ううつ状態を抱えております。
もちろん家族にははっきりと明かしてありますが、カルテ開示レベルになると正直ちょっと知られたくないこともあります。
医師という中立な立場の方だからこそ話せることもあります。

薬に関しては併用の問題、副作用の問題などありますから、治療について家族が知っておくべき範囲はあると思います。
緊急事態がおこった場合に現在服用している薬についてわかっていないと二次的な問題が発生する危険性は否めません。

こんなことを申し上げるのは大変失礼かとは存じますがigaku様の場合、お子さんとのコミュニケーションを図って、同意の上で医療情報の開示を受けられたほうが良いのではないでしょうか。

友人には治療に対して理解がないため、両親には告知していないと言う人もいます。
(20は超えておりますが)
医師は家族に告知することによって患者の治療を受ける権利が侵害されてしまうと考える人もいるのではないでしょうか。

投稿: Megumi | 2005/11/04 1:20:04

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