« ネットオークション新法?? | トップページ | 退職挨拶→個人情報保護法違反? »

2005.05.24

白浜シンポジウムその3

興味のある講演を紹介します。

「個人情報保護法施行~企業の対応は本当に正しいか?」弁護士 岡村久道氏

個人情報保護法が完全施行された4月1日直前の駆け込み公表で増加したと思われる個人情報流出報道は岡村弁護士の報告によると、2004年1月から2005年3月までで総計が1300万人分となっていて、岡村さんも「全人口の10人に一人は個人情報が流出していると見て良い」と説明していました。

こんな点で、刑事罰を付けることが国会の議論になっていますが、個人情報流出の原因を調べてみるとそう簡単には決められないこと見えてきました。
実際の個人情報流出の経緯では、車上荒らしや窃盗によってPC紛失といった亊案が3割。
紛失、置き忘れなども多い。これの中にはUSBメモリを落とした思われる事件があります。

結局のところ、刑事罰を強化するにしてもそれ以前に個人情報の入っているPCを持ち歩くことのリスク対策としての綱紀粛正といったことを同時に行わないと無理だと言えます。

さらに、下請け・派遣社員などを含む従業者による事件がかなり多いこともあり、個人情報を最初から意図して盗み出すといった、情報窃盗的なものは割と少ないとも言えるので、刑事罰強化が個人情報保護そのものに効果があるのか疑問がある、となってしまいます。

結局のところ現段階で社会や会社が個人情報保護法をきちんと理解しているのか?というと、HPに発表しているプライバシー・ポリシーが個人情報保護法違反であるケースすらあります。

5月 24, 2005 at 02:57 午後 白浜シンポジウム |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2299/4261078

この記事へのトラックバック一覧です: 白浜シンポジウムその3:

コメント

個人情報・個人情報といわれながら、
それに見合う収入が無いなと思った時期がありました。

それは、カードの入会促進業務です。

投稿: Megumi | 2005/05/24 22:04:53

コメントを書く