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2005.04.09

タテマエ社会になりつつあるのではないか?

読売新聞より「大館の救急救命士、病院内で違法の除細動を実施」

秋田県大館市で3月、男性救急救命士が心肺停止状態の患者に対し、電気ショックを与える「除細動」を搬送後の病院内で行った。救急救命士法違反にあたるとして、同本部は大館署に報告した。

要するに病院内では医療行為は医師の専決事項だ、ということなのでしょうがごく最近になって病院内での対応測定などについて医療資格(医師・看護師)が無い人でも出来る、と改正になるという報道があった。
これなどは、体温測定に資格が必要という方が驚きだ。

血圧測定ですら街頭で出来る時代である。
除細動器も街頭などに設置するという話しがある。そこでこんな話しになる。

同本部の鳴海義衛消防長は「原点に返って再発防止に努めていく。救命士の処分も検討したい」としている。救命士は同法違反容疑で書類送検される可能性もあるが、総務省消防庁は「現場の状況や流れを把握しないと一概に違法とは言えないのではないか」としている。

大館市の消防本部はこの救急救命士の行為を処分するべきとするが、総務省は「実態に合わせろ」と言っているわけだ。

このところの「手続き過多社会」はなんとかならないものかね?
個人情報保護法もその代表で「群盲像に触れる」状態で自分が関係する部分だけを取り出してルールを作るから各会社のそれぞれの担当部署で微妙に手続きが違う、というトンデモ状態になりつつある、そして個人レベルでは個人情報保護法は情報コントロール権である、という解釈になりつつあって、この先いったいどうなるのだろう?

常識というのを見直すべきだと思う。

4月 9, 2005 at 09:44 午前 医療・生命・衛生 |

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コメント

3年前まではナースによる採血、点滴針挿入、注射が違法だったことをご存知でしょうか?現場では普通に行われてましたけどね。守っていたのは大学病院ぐらいです。毎朝の採血のためだけに研修医が睡眠時間もそこそこに叩き起こされて、本来の研修時間を削られていました。
こんな状況は半世紀前には解消されていなければならなかったはずです。

投稿: Inoue | 2005/07/10 14:15:12

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