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2005.02.01

一太郎・特許裁判で敗訴

日経新聞 より「「一太郎」「花子」は特許侵害、製造販売禁止命じる」

いきなりのトンデモないニュースという感じで驚いた。
ま、記事によればすぐに実害は無いようだが、株価に影響するのではないか?

松下電器産業が、ジャストシステムの「一太郎」「花子」に松下の特許権を侵害する部分があるとして、販売差し止めなどを求めた訴訟で東京地裁は1日、松下の請求を認め、製造、販売の差し止めと製品の廃棄を命じた。
高部真規子裁判長は、松下側が求めた判決の仮執行は宣言しなかった。

仮執行宣言が無いので、控訴して判決が確定するまでは何も起きませんから、直ちに販売停止になるといったことはありません。

しかし、一太郎のように枯れたソフトウェアの特許問題が係争になっていたとは驚いた。夕刊各紙が取り上げるくらいのビックリニュースではある。
しかも全シリーズの製造・販売を禁止するというのはただ事じゃないね。非常に根幹的に部分の特許について係争したということでしょう。
どういうことなのだろう?

なんかアイコン関係の特許の裁判が8月に出ていて、ソーテックが販売中止に追い込まれますが、どうもその延長の裁判のようです。
それにしても、これが一太郎と花子の全製品の販売禁止・製品廃棄という判決になるものなのでしょうか?判決文をみてみたいです。

その後の続報で、何が問題の特許なのかが明らかになってきた。
日経新聞の記事によれば

問題になったのは、「ヘルプモード」の絵文字ボタンを押すことで、別のボタンの機能説明が簡単に表示される機能など

だと言うことだが、どうもこれは Windows の機能であって、松下が特許を取ったこと自体に問題があるのではないだろうか?
それとも違う、機能なのだろうか?
この特許であれば、8月にどちらも勝利せずという判決の流れであって、記事によれば松下はジャストにライセンスなどの契約を持ちかけて、ジャストが拒否したことが今回の裁判になった理由のようである。
こうなると、なんかかなり世間の常識から見て?な判決になってしまった、と言われても仕方あるまい。

2月 1, 2005 at 05:06 午後 経済・経営 |

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