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2005.01.16

個人情報保護法を考えてみる 3-3

個人情報保護法を考えてみる 3-2にyuu2さんからコメントをいただきました。

ビジネスで面談する名刺はお互いに保有しあう内容と、自分を覚えてねとあなたを覚えたいとの双方の合意が成立しています。展示会の名刺では、カタログを渡して後で商談したいとか新製品情報メールを送るとかの用途に限定した旨の表示がいるとのあるコンサルの先生のお話でした。

少なくとも勉強している、yuu2さんを初めとする方々は名刺の扱いについて、上のような見解を問題なく理解していると思います。

わたしは、積極的に勉強してはいない一般の方々に誤解させるよう内容が飛び交っていることに心配しています。

去年の5月ごろからフォーラム管理者向けに個人情報保護法の説明をわたしが(素人にも関わらず)するということなって、説明するいうことなりました。
そこで、実際に説明を作る前に何人かに「どんなことを知りたいか?」とヒアリングしてみたところ、全員が「何をすればよいのか/何をしてはいけないのか」を知りたいとのことでした。

「個人情報保護法」を買ったに書いたように厚さ3センチのハードカバー本が出てくるような内容を「一言で言えば」なんて説明は出来るわけがない(^_^;)です。
結果として「一言で説明できるものではありません」なんていう話から始まることになりました。

手元に「これだけは知っておきたい 個人情報保護」岡村久道+鈴木正朝著、日本経済新聞社刊があります。最後に個人情報保護心得10ヶ条というページがあって1番目に

名刺1枚、社員情報でも個人情報である

とあります。
どういう風に扱うのか?については、この本の中では具体的に書かれてはいません。
このような「○○のデータはどう扱うように考えるのか」というのは、それぞれの企業やさらには企業の中の部門ごとにも違うでしょうから、本来は現場で考えるべきことでありますが、実際には「何をすればよいのか/何をしてはいけないのか」とはっきりと外部から指図された方が気楽だというのも真実でしょう。

そういう背景があるから「名刺は個人情報」「名刺を個人情報として保護する」「鍵の掛かる机に保管する」「そんな面倒なこと、名刺交換しない方が良いので」などと議論の暴走になるようです。

昨日買ってきた「個人情報保護法」の立ち読みした部分は「メールアドレス」ですが、これが諸説が並んでいます。
この項の結論は「今後議論される必要がある」となっています。

こういう話の連続というべきで、個人情報=保護するべきという感覚が先走り過ぎている、という感じは変わりません。

非常に難しいと思うのが「個人情報はプライバシー情報ではない」にあると思います。
どうも「プライバシー感覚の対象になるものは、個人情報であり、保護されるべきだ」といったことに展開しているような気がします。

1月 16, 2005 at 03:18 午後 セキュリティと法学 |

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