« 2004年1月18日 - 2004年1月24日 | トップページ | 2004年2月1日 - 2004年2月7日 »

2004.01.31

青色LED発明対価200億円

産経新聞より

>東京地裁は、青色発LEDを開発した
>米カリフォルニア大サンタバーバラ校の
>中村修二教授(49)が、
>開発当時勤務していた日亜化学工業に
>特許権譲渡の対価の一部を求めた訴訟の
>判決で、東京地裁は30日、
>200億円の支払いを命じた。
>
> 判決は特許の相当対価を総額約604億円
>と算定した。

会社側は発明自体では赤字であったとして、報奨金2万円だったそうですが、いくらなんでもこれはない。
昭和30年代の町工場でも、優秀社員の表彰として月給1月分ぐらいは出していた。
公式の発明であり、事業化できる可能性があるのなら、それだけで生涯賃金相当分ぐらいは、発明の内容に関わらず支払うぐらいが常識的な線ではないだろうか?
事業化できるとか、儲かるという話しを発明家に負わせるのはヘンだ。事業化や儲かるかは会社の営業活動そのものであり、現実に発明したことで会社を作って成功した例もあることを考えると、発明家が会社を買い取らなかったことに感謝するべきだろう。

お金が動くと言うことは、需要と供給という冷厳な現実に他ならないわけで、極論を言えば犯罪でない限りはお金を生みだした人の勝ちであって、それまでのいきさつなどを持ち出しても、じゃあ需要と供給を変えることが出来るのか?と言えば、アメリカのGE社が発熱電球の生産ラインの償却が済むまで蛍光灯の特許を塩漬けにしたと言われるが、それでも蛍光灯は白熱電球に代わった。

日亜化学工業が「代用可能な技術であり、会社が得た利益はゼロに近い」と言っているようだが、意味不明である。東京地裁の1200億円の利益はどこから出てきたと説明するのだろう?

1月 31, 2004 at 12:07 午前 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (2)

2004.01.30

興味深い記事あれこれ

電子ブック専用リーダーΣBookいよいよ発売。

ΣBookの現物は昨年の WPC EXPO で参考展示されて、本格的な電子ブックシステムのためのハードウェアとして、話題になっていた。ΣBookは写真のとおり見開きであること以外はほとんどB5版のPCのような「固いモノ」であるが、曲がる液晶などより紙に近いモノの方が紙の本に取って代わるのには大事な要素ではないかと個人的には思っています。また、コンテンツの配布方法も販売した場合には違法コピーの防止技術が問題になり、一定期間だけ読むことが出来るというリース(利用権販売)の場合にはデータのチャージ(購入)には、書店やキオスクで出来ないとメリットが無いでしょう。いずれにしろまだまだ不透明であります。

017a.jpg 017b.jpg


裁判員制度の骨格案を政府が公表

裁判員制度が、裁判官3人、裁判員6名を原則とすることで、政府案がまとまった。
対象となる裁判は、法定刑に死刑か無期懲役(禁固)を含む事件か、故意の犯罪で人を死亡させた事件、とされて第一審(地裁)だけで行われる。対象事件は全国で2800件程度になる見込みで、補充裁判員も含め年間約12万4000人が裁判員候補になる計算。裁判員は、特定の要件で免除される人以外には選挙権を有する20歳以上の人とされ、国民の義務となります。

地方裁判所は次の46裁判所です。この他に地裁の機能がある支部があるかと思いますが、いずれにしろ、裁判所の数は少なく、例えば東京だと霞ヶ関にあるだけですが、島嶼部の住民の方々は他にも多々の不便がありますが、それでも23区内と島嶼部は霞ヶ関、それ以外の市部、と三多摩地区は八王子支部の扱いになります。まして、北海道だと札幌、旭川、釧路、函館ですから、そこに裁判員として裁判所に通うのはとても大変です。

札幌地方裁判所、旭川地方裁判所、釧路地方裁判所、函館地方裁判所、仙台地方裁判所、福島地方裁判所、山形地方裁判所、盛岡地方裁判所、秋田地方裁判所、青森地方裁判所、東京裁判所、横浜地方裁判所、さいたま地方裁判所、千葉地方裁判所、水戸地方裁判所、宇都宮地方裁判所、前橋地方裁判所、静岡地方裁判所、甲府地方裁判所、長野地方裁判所、新潟地方裁判所、名古屋地方裁判所、津地方裁判所、岐阜地方裁判所、福井地方裁判所、金沢地方裁判所、富山地方裁判所、大阪地方裁判所、京都裁判所、神戸地方裁判所、奈良地方裁判所、大津地方裁判所、和歌山地方裁判所、広島地方裁判所、山口地方裁判所、岡山地方裁判所、鳥取地方裁判所、松江地方裁判所、福岡地方裁判所、佐賀地方裁判所、長崎地方裁判所、大分地方裁判所、熊本地方裁判所、鹿児島地方裁判所、宮崎地方裁判所、那覇地方裁判所

1月 30, 2004 at 12:19 午前 新商品やお買い物 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.01.29

鳥インフルエンザ、色々な問題

タイでは全国76県の内、前日の25県から31県に拡大したことが確認された。タイで処分された鶏は1000万羽にのぼった。

英科学誌ニュー・サイエンティストの電子版は28日、鳥インフルエンザの発生時期は「昨年上半期」で、流行源は中国と見られると報じた。

動物園に大丈夫か?学校の飼育当番は安全か?との問い合わせ。

台湾でアヒルに感染、1万羽を処分。

鳥インフルエンザの人への感染が確認されたのは、1997年に香港で感染した18人のうち6名が死亡した例とされています。ニュー・サイエンティストはこの時に中国で防疫に失敗したと報道しています。タイでの大流行も当初タイ政府が鳥コレラであるとして、対処が遅れたことが原因であるとされている。これらはいずれも、昨年のSARS流行における情報開示の遅れが世界的な流行にしたと言われたことと、同根であると言われても仕方ないだろう。EUではペットの鳥の輸入を規制した。

1月 29, 2004 at 11:18 午後 医療・生命・衛生 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.01.28

拡大続く鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザは、バンコックで13ヶ国の閣僚級会合を行った先から、バンコック市内でウイルスが検出されるなど、拡大は続いています。
単に家禽の大量死とか日本では輸入先が確保できない、といった問題から価格の上昇、人間への感染、渡航注意勧告とさまざまな方面に同時に問題が起こり始めました。

バンコックでの緊急閣僚会議の共同声明案では「鳥から人への感染について、深刻な問題である」とする一方で「人から人への感染の証拠はなく、観光旅行などには影響がなく、渡航制限の必要はない」となるもようです。

感染地域は、タイ、ベトナム、中国、香港、日本、韓国、パキスタン、インドネシア、カンボジアの9ヶ国と地域が確認されていいます。
WHO(世界保健機関)は鳥インフルエンザが人の伝染病とはしていませんが、アメリカ疾病対策センター(CDC)は渡航者に「家禽の飼育場や、家禽のふんで汚染されている可能性がある場所に足を運ばないように」と注意を呼びかけました。

ベトナムで女性2人の死亡が確認され、ベトナムの死者は8人になりました。タイでは2人の死亡が確認されています。

タイから鶏肉の輸入先を中国に変更する計画をした、牛丼チェーン、ファーストフード、コンビニ、ファミレスなどはさらなる輸入先の変更を迫られていますが、鶏の3大供給地の最後の一つブラジルは来日中の農業使節団が記者会見を開き、積極的な鶏肉輸出体制をアピールしています。
すでに、ブラジル産鶏肉の卸値は前週末より45%の値上がりとなっています。

1月 28, 2004 at 11:30 午後 医療・生命・衛生 | | コメント (0) | トラックバック (0)

中国で鳥インフルエンザ

26日に「中国ではアヒル200羽が死亡しました」と書きましたが、27日午前中の段階では外交ルートで「中国政府は中国では鳥インフルエンザは確認されていない」という報道がありました。ところが、夕方には日経新聞に「(1/27)中国産鳥肉の輸入停止、鳥インフルエンザ確認で」との記事が出ました。

この記事によれば、
中国からの鶏肉の輸入は12万2000トン(2002年度)で全輸入量の24%。
タイ、ブラジルに続く3番目の輸入先。
焼き鳥など加工品の輸入は14万6000トンで、全輸入量の65%。

タイ、中国産を合計すると、国内需要の2割近くの鶏肉。
鶏肉の加工品(焼き鳥など)については輸入量の約98%。となっています。

日本は鶏肉を年間173万トン消費(2002年度)し、約54万トンを輸入している。
鶏肉の輸入はタイから19万トン、中国から12万トンで合計31万トン。単純に言って鶏肉の輸入は6割減となってしまう。
言うまでもなく、輸入している鶏肉と加工品は安いもので、高級品は国産であるので、鶏肉は価格上昇になることは確実でしょう。

1月 28, 2004 at 12:27 午前 医療・生命・衛生 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.01.27

ETC廃止?

「あそびをせんとやうまれけむ」に次の記事があったので、トラックバックで話しを続けることにする。

>やっとこ、入れる気になったところなのにぃ・・・。
>日本道路公団は、低価格なICカードによる高速道路の
>料金収受システムを導入する考えを明らかにした。

わたしはETCは最初期からのユーザである。当初は使える路線が成田空港方面だけだったので、まったく役に立たなかった(^_^;)
それでもETCを早急に導入した最大の理由は、もともとクレジットカードに支払を一元化していたからである。
道路公団、首都高速、阪神高速、本四架橋などはハイウェイカードによって割引があったが、決算上はプリペードカードは現金支出になり、この手のものはクレジットカード払いにしたい、と思っていたからだ。

日本道路公団は低価格のICカードの導入というが、わたしが使っているETCカードはICカードの専用カードである。つまりクレジットカード機能は無い。
しかし、やり取りしているデータは異常膨大で、高速処理するのは大変だろうと思う。
そこで新システムとして考えられるのは、スイカと同じものだう。つまり現金をチャージしておいて、利用するごとに引き落とすという形式である。ところが、これも実は割引を条件しているが現行のETCで実現している。

つまり、現行のETCは、プリペード機能とクレジット決済の二方式が併用できるようになっている上に、カードを利用する車つまり使用料金も瞬時に計算している。これが、やり取りするデータが多すぎるというか、例外処理が多すぎるという話しの根拠だ。

例えば、車載器を所有する全ての車に取り付けて、ETCカードは1枚だけで済ませる。という使用方法にどの程度の意味があるのだろうか?むしろ、1台の車に1枚のカードを発行した方が合理的なのではないか?
例えば、ETC車載器の付いている車に同乗した場合に、同乗した人が車の持ち主ではない人が支払うことが出来るというのだが、意味あるのか?

つまりは、現行のETCシステムがややこし過ぎるという以上の意味が無いと思うので、現行のETCシステムそのものをハードウェア的には利用して、ソフトウェアの書き換えとカードの交換で実現可能だととは思うが、システムが二重になることは確かだし、クレジット契約と現金チャージの両方を処理するのだから、それ自体がさほど利用者促進にはなるまい。そうそう簡単にはいかないと思うが、ORSEというトンデモな組織が必要ではなくなるかもしれない。

1月 27, 2004 at 10:16 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年1月は大事件連発

SARSふたたび

SARSの感染者が確認された。幸い、素早い患者の隔離と、事実の公表によって流行になる気配は無いが、前回に流行した地域でまた患者が出たこと、ハクビシンからSARSウイルスが検出されたことを考えると、公衆衛生の問題というべきだろうと思う。

鳥インフルエンザの大流行

人間への感染によって死者が出ている。現在のところ人間の間での感染は起きていないが、可能性はあるとしてWHOも警戒態勢に入っている。
東アジア全体が感染地域と言ってよいので、伝染病としては近年にない大規模なものと言える。

イラクの大量破壊兵器は元々無かった?

大量破壊兵器発見のための米調査チームのデービッド・ケイ団長(CIA特別顧問)は「イラクに大量破壊兵器は存在しない」との見解を示した。
パウエル米国務長官も「開戦前に旧フセイン政権が保有していなかった可能性がある」との見方を示したと伝えた。

ドル安

円が買い支えた形になって、円・ドル安のユーロ高になってしまった。
そのために金価格などが上昇している。2003年10月から10%も上昇してしまった。さすがに、アメリカの経済立て直しの話しが出てきているが、日本は参議院選挙でアメリカは大統領選挙があるために、為替はそうそう動かせないだろう。

BSE騒動決着の見通し無し

アメリカでカナダ産といわれるBSE(狂牛病)発見は、一方では牛丼業界の右往左往とか、シカゴ市場での牛の価格の暴落、オーストラリアでの暴騰といった経済問題の側面を明らかにした。
その一方、アメリカのBSE対策が日本や韓国など輸入国の消費者を納得させるようなものではないことも明らかになり、BSEに耐性のある牛を遺伝子操作で作ろう、などという話しも出てきて、さすがに「牛には動物性の資料を与えなければよいだけの話しだ」と強い非難が起きた。

自衛隊のイラク進出

わたし個人としては、国際関係の点からは自衛隊を送るのは正しい選択だと思うが、NGOの派遣が済ませることが出来る今まで国際協力をしてきた地域に比べると、かなり危険だろう。だからこそ、武装を強化して送り出したわけだ。
事実上の戦闘になった場合に、対処する法律が体系的に整備されていないことを考えると、無謀に近いのでは?という面も強く感じる。何事もなく無事な帰還を願うばかりである。

1月 27, 2004 at 01:43 午前 医療・生命・衛生 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.01.26

鳥インフルエンザ深刻化

鳥インフルエンザについては、一度に幾つかの問題が出てきたようです。
一つは感染地が、複数の国に広がっていることが明らかになってきたこと。
もう一つは、人間が感染して死亡したとされる例が出てきたこと。
三番目は、政治危機になりそうなことです。

タイは初の鳥インフルエンザによる六歳男児の鳥インフルエンザ感染による死亡を発表しましたが、ベトナムで6人が死亡しているので、7人目ということなります。ベトナムでの6人目の死者はホーチミン市で初めて発生しました。これまでの5人の死者はいずれもハノイであったので、北部ベトナムから南部ベトナムに拡大したことになります。

さらにインドネシアでも流行が報告され、中国ではアヒル200羽が死亡しました。

これら鳥インフルエンザの急速な拡大に対する、政府の対応について、タイのタクシン首相は、情報を隠していたというして非難されています。
同様にインドネシア政府に対しても、公表が遅れたとして政府が非難されています。

このため、大量の家禽が死んでしまい、タイ900万羽、インドネシア1000万羽、といったばく大な損害になっています。以前紹介したように日本の鶏肉需要は年間173万トンですから、およそ日本の需要の内1%程度が数の上で消えてしまった、と推定されます。もちろん、処分されたり病死した鳥のすべてが日本に鶏肉として輸出されるはずもないわけで、もし日本が全量を輸入している場合には、鶏肉需要の10%程度が生産地で減少するといった事態だろうと想像できます。

1月 26, 2004 at 02:28 午後 医療・生命・衛生 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.01.25

マニュアル(社会じゃなくて)個人(^_^;)

年末にココログが始まったころに、携帯電話を取り替えた。
先日、ほぼ1年間使わないで突っ張って来たPDAも新規にした。
その結果、マニュアルが無いと何も出来ないことになった。
他にも、年に4回出る株価チャートのCD-ROMもどんどんソフトウェアに機能追加が進んで「こんなことが出来るのか(驚)」状態である。
個々の機械やソフトウェアが機能が向上するのは良いことだとは思うが、それを使う側は1人であったりすると、受け止めかねる、というのが本音だ。
デジカメですら、マニュアルが必要だ。
携帯電話やPDA、デジカメといった機械は機械ではなく道具であるべきだし、道具がマニュアルを常備しておかないと使えないというのでは、ちょっと以上に問題だろう。
とは言え、当分この傾向は続くと思う。その結果としてこんな発言も一概に否定は出来ないことになる(^_^;)

1月 25, 2004 at 05:24 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (0)