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2004.07.17

双日が再度支援要請

読売新聞より「双日が再建計画前倒し、UFJなどに3千億円支援要請

双日は旧ニチメンと旧日商岩井が2003年4月に経営統合して誕生した。
なぜ経営統合したのか?はそれぞれ存続の危機にあったからだが、2003年5月には、UFJ銀などを引受先として約2730億円の増資を実施する金融支援を受けている。

もちろん経営統合の狙いは合理化であり、再生を目指すものであるが1年後にふたたび支援要請となると、前回の支援はどういうものだったのか?ということになる。なんとかなるものなのだろうか?

7月 17, 2004 at 09:09 午前 経済・経営 | | コメント (0) | トラックバック (0)

三菱自動車・産業再生法条件付きで認定

日経新聞より「経産省、三菱自の産業再生法適用を条件付きで認定

経済産業省は1三菱自動車に産業再生法を条件付きで適用することを認定した。信頼回復への取り組みについて毎月報告を求め、途中での計画変更の指示や、認定自体を取り消せる異例の条件を付けた。

経済産業省もずいぶんと苦しい選択をしたものだ。
ここまで怪しげなら認めないとするのがお役所の行動原理だろうが、それだと三菱自動車を否定してしまうことになるので、一気に信用低下になる可能性があり、その引き金を引けないから申請を認めざるを得ないというこなのだろうな。

では、三菱自動車が認定取消にならないように今後やっていけるか?となると五分五分ではないだろうか?
三菱ふそう川崎工場への国土交通省の立ち入り検査でバスのクラッチハウジングの破断した物が見つかった(?)というが、なぜ持ちこまれたのかも不明だという。
どう見ても三菱自動車(ふそう)は社内での取締役会などと現場との情報交換が円滑ではない。部長が独断で情報隠しが出来るといったところに現れている。社内の情報ルートは情報収集ルート(上り)は複数、指示命令ルート(下り)は統一して一つ、というのが普通であるがどう上りも一つにしているようである。それでは、戦国時代のようなもので社内に独立組織が多数あって、それぞれが自分でベストと思う判断をして動いてしまう。つまり会社としての統一が取れていないことになる。

こんなことで、産業再生法認定取消にならないでやっていけるのだろうか?

7月 17, 2004 at 08:55 午前 経済・経営 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.16

三菱ふそう・バスのクラッチハウジングも破断?

朝日新聞より「三菱ふそう、バスの金属部品も破断 立ち入り検査で確認

15日に国土交通省は川崎工場に立ち入り検査を実施して、クラッチハウジングの破断14個などを確認したが、その中にバスのクラッチハウジングがあり、リコール対象ではないので、原因調査を指示したとのことです。

詳細が分からないので決めつけて良いものかわからないのだが、今ではトラックとバスはエンジンの位置が違います。だからエンジン、クラッチ、ミッション、ドライブシャフト、駆動輪という位置関係も別物です。
それがクラッチハウジングが破断したとなると、何があったんだ?です。

バスが運行停止になると利用者が多数なので、大変な大迷惑になるから、早急に情報を開示してもらう必要があります。

7月 16, 2004 at 12:24 午前 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.15

三菱自動車・産業再生法を申請

毎日新聞より「三菱自:産業再生法適用を申請

三菱自動車は14日、産業活力再生特別措置法(産業再生法)の適用を経済産業省に申請した。適用を受けた場合、増資に伴う税制優遇措置などが受けられる。再生法が適用されれば、登録免許税が10億円程度軽減される見通し。
経産省は13日には三菱自が提出した申請を「再建の当然の前提である消費者の信頼回復策について書かれていない」として一度は突き返した。

14日で産業再生法適用の期限だったのだが、最終日に提出したことになる。

産業再生法の趣旨は今後成長する企業を支援するというもので、例えば旧来の事業を整理して新たな事業に進出することを手助けする、といったものである。
だから、敗者復活戦である会社更生法などとはほとんど正反対の意味合いの法律で、申請する企業もいわば身ぎれいであることが条件と言える。
一言で言えば国がお墨付きを与えた企業が後からボロを出したら国の責任を追求されることになってしまうからだ。

さて、三菱自動車に経産省が産業再生法を適用するのか?となると、色々と問題があるだろう。
一つは「後からボロが出る」であるが、なんと言っても現在はまだ増資が予定であるから、増資計画が予定通りに行くのか?がある。
もちろん、旧経営体制でのスキャンダルなどが出てくる可能性もあるだろう。

次に、経産省が産業再生法の申請を却下した場合だが、これは「国は信用してません」というメッセージをマーケットに流すことになる。今度はこれが原因で増資がお流れになる、という可能性もある。

国から見れば「国に判定させるとは(怒)」だろうし、本音は時間切れになれば良かったということだろう。
書類不備で却下、時間切れ、ということになるかもしれない。

7月 15, 2004 at 12:44 午前 経済・経営 | | コメント (1) | トラックバック (1)

飛行機からインターネット接続

毎日新聞より「航空機内ネット:ルフトハンザ・ドイツ航空機に搭乗 実際に使用してみると

旅客機の中からインターネットに接続するサービスが始まった。

「フライネット」のシステムは、米ボーイング社の衛星通信部門である「コネクション・バイ・ボーイング」(CBB)が作った。赤道上に浮かぶ8つのKuバンドテレビ中継用通信衛星に航空機の上部に搭載したパラボラアンテナから電波を発信し、衛星経由で地上局に降ろして、地上のインターネット網に接続する。アンテナ部などのハードウェアは日本の三菱電機製。通信速度は上り1Mbps、下り5MbpsとADSL並み

実は、飛行機の運航について情報の交換は基本的に無線通話である。
よく地上のレーダー画面に航空機のシンボルに便名などが表示されているのは、トランスポンダというレーダー応答装置が返事をしているだけで、特別に高度な情報交換はしていない。

一番の問題はアナログ通信それもAMで通信していることで、聞き漏らしなどがどうしても起こる。また、計器着陸装置(ILS)などの周波数選択などもパイロットの仕事になっている。航空機運航が自動化されたとは言っても、その操作はすべてパイロットの作業であり、外部からチェックが出来ない。
このために、高度と降下率を間違えて設定して墜落した例などもある。

ここらの情報をデジタル通信にすれば総合管制でき、かつ地上・機上でのチェックなど色々なことが出来るようになるが、その基本はインターネットのような(インターネットそのものでも良いけど)通信体系になるだろう。

そのためのテストとしての意味は大きい。

7月 15, 2004 at 12:21 午前 ネットワーク一般論 | | コメント (0) | トラックバック (0)

UFJ・三菱東京・統合あれこれ

備忘録は作らないで来たが、これは備忘録にせざるを得ない。
各紙が色々な記事を書いている。

朝日新聞UFJと三菱東京、統合交渉入り正式合意 住友信託反発
読売新聞より「UFJ、三菱東京との経営統合交渉入り決議
読売新聞より「UFJ・三菱東京、トップ会談で「統合」合意
ZAKZAKより「UFJ大クビ切り時代突入…2~3万人規模削減も

朝日新聞UFJと三菱東京、統合交渉入り正式合意 住友信託反発

UFJ信託銀行を住友信託に売却し22日に調印予定だった。
それを目前でご破算にしたのだから、訴訟沙汰もありだ。

読売新聞より「UFJ、三菱東京との経営統合交渉入り決議

UFJホールディングスは14日午前中に臨時取締役会を開き
三菱東京フィナンシャル・グループへの統合交渉の申し入れと
合意していたUFJ信託銀行の住友信託銀行への売却の白紙撤回を
決議し、即日三菱東京フィナンシャルグループに申し入れた。

読売新聞より「UFJ・三菱東京、トップ会談で「統合」合意

UFJホールディングスは14日夕、都内で
三菱東京フィナンシャル・グループとのトップ会談を開き、
経営統合を進めることで大筋合意した。

ZAKZAKより「UFJ大クビ切り時代突入…2~3万人規模削減も

まあ、社員にとってはいつでも合併は大変なことである。

高木勝・明大教授は「予想された話し」とコメントし。

紺谷典子・日本証券経済研究所・主任研究員は
「竹中金融担当相は『日本のメガバンクは2、3行が適正』と
話していたが、どういう理由で言うのか。
自由競争に任せるという市場原理に反する。
金融ビックバンで便利になるといわれながら、起きたことは何か。
銀行の窓口は遠くなるし、中小企業はA銀に融資を断られたら、
B銀という選択肢も奪われた」
「竹中さんは(統合を進める理由を)不良債権処理を進めるため
というが、彼が景気を悪くしたから、不良債権が増えたのではないか。
最近、景気が上向いているのだって、輸出が増えただけ。
小泉・竹中政権で起きたことはリストラ、リストラ…。
責任をとってほしい。
竹中氏は再編を繰り返す過程で、淘汰される企業をただ同然で
外資に売り渡そうとしている」

と辛口のコメントをした。

7月 15, 2004 at 12:06 午前 経済・経営 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.14

三菱ふそう・新たにクラッチハウジング破断7件

朝日新聞より「三菱ふそうの欠陥クラッチ「破断」、新たに7件

言わんこっちゃ無い、というしかない。

以前から指摘していたように、製造方法も含めての総合的な設計ミスであるから、ある条件では必ずクラッチハウジングは破断するといった種類の現象なのだ。

一言で言えば、総取り替えしないといずれは対象となっている車のクラッチハウジングは破断すると言っても過言ではないはずだ。

ところがクラッチハウジング自体にはさほど大きな力は掛かっていない。
これが同じく三菱ふそうのハブ問題とは違うところである。
ハブについては何件かベアリングが破損した、ベアリングが破損して発火した、という事件が報道されているが、逆に言えばハブというのはそれくらい大きな力が掛かるのが当たり前の部品で、応力集中で破断した。

これに対してクラッチハウジングは点検項目にも交換部品の扱いにもなっていないということで分かる通り、力がさほど掛からない部品であるとなっていた。
それが破断するとは、本来はほとんど発生しないとされている力が発生しているからで、本質的に言えば力を発生させないように部品を交換するべきで、それはクラッチハウジングではないのだ。

どうするつもりなんだろう?

7月 14, 2004 at 11:36 午後 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

拡張性心筋症に再生治療

読売新聞より「拡張型心筋症、心筋・血管の同時再生めざす手術実施

拡張型心筋症は重症になると心臓移植適用の代表的な症例で、心臓移植以外の方法で治療効果があるというのは素晴らしい。

治療としては、本人の骨髄から取り出した「間葉系幹細胞」と呼ばれる細胞を培養して約100万倍に増やし、それを心臓全体の44か所に注入したのだという。

患者は心不全状態だった61歳の女性で、移植後2か月で心臓から血液を送り出す能力が治療前より約10%上昇、息苦しさが改善とのことである。
先日も印刷技術で血管を増殖させるという技術が発表になったが、本人の幹細胞などを利用して再生治療というのは副作用が無いことがなど、大変に有望な技術であると思う。

拡張性心筋症に治療効果があって、しかも副作用が無い、拒絶反応も無いというはとても有望な治療法だと思う。

7月 14, 2004 at 11:03 午後 医療・生命・衛生 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.13

三菱自動車・産業再生法の交渉難航

日経新聞より「三菱自の産業再生法申請、交渉が難航

三菱自動車、産業再生法申請か? で紹介したように、産業再生法の対象になることと狙いは税金の軽減などにあるのだが、文字通り「再生出来る企業」が対象で、国としてこの企業には頑張って欲しいだから特別に面倒見ましょう。という趣旨の法律である。
単純に言えば税金は減免したあげくに潰れました、というのは許さないということでもある。

じゃあ、現在の三菱自動車が将来どうなるか?と言えば、客観的には無くなっても不思議はないだろう。
そもそも、フルラインのメーカの半分が日本にあるかのような状態の方がおかしいのであって、生産車種の制限などが必須だろう。

どうも三菱自動車(ふそう)対応は、戦力の逐次投入であってとても反攻できる戦略とは思えない。
自らの力ではなく周囲の力かげんによって成立するような戦略であり、しかも周囲の動きを自分に都合良く解釈しているのではないか?
太平洋戦争に突入していった戦前の軍部などと同じ思考形態のようにすら思えてしまう。

14日には時間切れになるのだが、それまでに「西行再生法適用」となったら世論は政府に向かって「どういうつもりだ」となることは必須だろう。まして、その後に「実は・・・」と隠していた情報が出てきたら致命傷である。

7月 13, 2004 at 11:35 午前 経済・経営 | | コメント (0) | トラックバック (0)

三菱ふそう・部長解雇

産経新聞日経新聞の情報をまとめてみると、情報を隠蔽した部長は
クラッチハウジングの破断・脱落について「輪切り」やプロペラシャフトの「脱落」という表現が入っていたのを「直観的に『まずい』と独断で判断して」「亀裂が入った」と表現したのだそうだ。

何がまずいと思って、どうすれば良いと思ったのかを小一時間問いただしたいところだが、懲戒解雇になってしまった。

社長の記者会見では「独断であり、他に関係した社員はいない」となっているが、それは「独断で事実を隠蔽した行為だけ」についての話しだろう。
もちろん最初の発表から数時間後には訂正になっているのだから、これは内部告発というべきなのだろうが、そこまで風通しが悪いのか?

そもそもは、事故といういうか事件の報告はだいぶ前にあったわけで、それを集計して発表するということなのだから、非常に多くの社員が知っていて当然なわけだ。
であるならば「あの事件はなぜ発表にならない」と感じていた社員も多いだろう。

それが集計されていく過程が全く見えないのであれば、情報の隠蔽も出来るが、これはいわば複式簿記の考え方で、入ってきた情報と発表される情報を比較対照することで誤りを防ぐことが出来る。そのためには、整理した結果について情報源に「このような処理をする」と通知するだけのことで済む。

今回は「発表する」ということは浸透していたのだから、この「情報源に通知する」を実行するだけで、情報の隠蔽を懲戒解雇も避けられた。
これが、記者会見で 「上層部がなぜ把握できなかったのか」という質問が相次いだ、理由でもある。

日本の自動車が世界最高品質になった理由の一つに組み立て工程の停止権限を組み立て作業員に与えたことにある。
これははっきりしていて、最終的に組み立て作業員が止められないと、適当な部品を取り付けた車が出来てしまったりする。
昔はエンジンを取り違えて付けたとか、組み立てていったら最後にどうしても取り付かない部品が余ってしまった、なんてことが実際に起こっている。

この組み立て段階でのミスに対応する仕組みを作ったのが日本の自動車産業で、アメリカでは組み立て後の検査工程で不良を発見する方式を長く続けて、日本方式に負けてしまった。

実際に、検査段階で不良品を見つけても改修することは不可能でそのまま廃棄になってしまう。組み立てラインでの部品の取り間違えなどというのは、用意してある部品の数の間違えとかが原因だから、1台の組み立て間違えの背後にはラインを流れている何十台もの車が全部不良品だという大変なることになる。

そこで日本では組み立て作業員に検査の権限を与えたのだが、この方式がアメリカなど普及しなかった大きな理由に労働慣行があった。
「なんで組み立て作業員が検査をするのか」「検査員の仕事を奪うのか」などである。

これは、非常に有名な話であって、個々の工程の最適を目指しても全体としては最適にはならない、という命題である。今回の部長の独断での情報隠蔽は正に「個々の工程の最適化」なのであって、部長の立場では「情報を上手に出したい」というのはある意味で当然であるが、会社全体としてはまた社会としては受け入れがたい馬鹿な判断であったことは言うまでも無い。これが個々の工程での最適化は全体を最適化するとは言えない、ということを象徴している。

三菱ふそう(三菱自動車)でここらへんことはまともに処理出来ないのであれば、これは石油ショック(1973年)以前の水準の会社であると言える。

7月 13, 2004 at 12:52 午前 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.07.12

続・参院選の開票

参議院選挙の開票で説明した通り、開票立会人は選挙事務所から派遣されているわけで、自分の属する政党の候補の動向などは気になります。自然に「正の字」を書いてでも得票を勘定することになりますが、わたしはHPの Jornada を持ちこみました。

f1889a.jpg

この機械はエクセルが使えるので、横に候補者名を入れて500枚の束が来るたびにその個数を各候補の下に数字として入れていくという方法を取りました。
確認が終わると10分以内ぐらいに選挙管理委員会から投票結果の確定値が立会人の方にも回ってきます。だから自分で数える意味というのは無いのですが、単に確認するだけでは面白くないというのが最大の理由ですね。

実際に Jornada で確認していて気づいたのですが、横浜市青葉区は有権者数が22万3450人、投票者数が12万6799人、有効投票が12万2855票です。
選挙区選挙の神奈川区は定員3名で、上位の3名の得票数は10万657票でした、立候補者7名ですから4位以下の4名の得票合計は2万2198票にしかなりません。
「二大政党体制になったな」というのがストレートな感想でした。

開票場は青葉区役所に併設されている体育館で、大小二つあるので大きい方が比例区、小さい方が選挙区として使われました。
開票の実務は、最初は開披と呼ぶ投票箱から票を机に広げるところから始まり、分類、計数、といった順序で作業が進むので、最初はほぼ全員が開披台で分類作業をします、作業は区役所などの職員です。そこから徐々に分類や計数に人が移ってきて、立会人が確認作業に没頭しているころには開披台にはほとんど人が居ません。

こういう実務のノウハウはなかなかのもので、数人の管理者が全体を取り仕切ってうまく行くようになっています。
なかなかこんな話しは外部には伝わらないので、地元の地域FM局のFMサルースに「開票立会人をしてきました」とメールしてしまいました。ネットデビューじゃなくてラジオ・デビューでしょうか(^^ゞ

7月 12, 2004 at 05:45 午後 国内の政治・行政・司法 | | コメント (0) | トラックバック (0)

参議院選挙の開票

参議院選挙・選挙区選挙の開票立会人を務めてきました。
開票立会人という制度があるというのはご存じの方も多いと思いますが、実際にどういうことをするのかを知っている方は少ないでしょう。

どうやって開票立会人になるのか?
これは政党からの推薦という形だと理解するのが近いと思います。
横浜市の場合、各区で一ヶ所の開票所ですからその区に住民票がある(選挙人登録している)人であることが条件です。
政党が推薦すると、選挙管理委員会から「じゃあ、本人の承諾を取ってこい」と開票立会人になることを同意する書類が政党に渡されて、開票立会人が承諾し署名捺印して政党経由で選挙管理委員会に戻します。

その後、開票立会人に選挙管理委員会から郵便で開票立会人に選出(定員があります)の通知と開票立会人の打合会の通知があります。今回は金曜日が打合会でした。

開票立会人というと何となく見ているだけのように感じますが大違いです。
基本的にすべての投票を一枚ずつすべて点検(見る)ことが仕事です。
横浜市青葉区は有権者数が22万人ですから、投票率が56%で12万7千票ぐらいを全部見るのです!!

投票用紙は100枚ずつ束ねられ、さらにこれを5個つまり500枚の束で分類されて開票立会人に渡されます。
今回は開票立会人は5名でもう1名が委員長(だったかな?)の6名で開票立ち会い人を構成します。
実際に1枚ずつ見るというのは、右手に500枚の束を持って、左手でトランプをバラバラとやるようにして見ます。
500枚の投票用紙は同じ候補のものですから違う名前があればすぐに分かるという仕組みです。
これを何百回とやるのですが、実際には1時間半ぐらいで処理するのですから大変に忙しいです。
また、6名に順送りするので一人でもつっかえると後の人もどんどん遅れてしまいます。

候補者名で分類するのは地方選挙でも衆議院議員選挙でも同じですが、開票立会人は候補者名が正確に書かれているかを見ているので、すべての候補者名を覚えていないとやってられません。
参議院選挙は選挙区選挙(全県一区)と比例区(全国区)があります。
神奈川選挙区には立候補者が7名ですから覚えるのも簡単です。これが比例区だと大変で、100人単位で覚えることになります。

有効票はそのまま保管されますが、無効票は白票・他事記載・記載不明などに分類されます。それを束にしたものに開票立会人はハンコを捺します。投票結果の書類や全ての投票をまとめた包にも封印のためにハンコを捺します。ハンコだけで数十回は捺します。

今回の開票は9時1分に始まり、計数は10時15分から、計数・確認の終了が11時30分。その後、後処理をして12時10分にはすべて終了しました。これは選挙区選挙だからこの時間で終了しましたが、比例区はこの段階でまで投票を確認していました。選挙区の開票でも200名ぐらいの区役所職員が開票実務をしていました。
実に大がかりなものです。開票立会人になると一応謝礼が出ます。

7月 12, 2004 at 01:44 午前 国内の政治・行政・司法 | | コメント (0) | トラックバック (2)