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2004.11.19

西武鉄道・コクドを子会社化?

日経新聞より「西武鉄道、コクドに役員派遣へ・経営実態解明急ぐ」

西武鉄道はコクドの不透明な経営実態を把握したうえで、コクドの子会社化を含むグループ再編に着手する。 コクドは来月にも開く臨時株主総会で西武から役員を迎える人事を決議する。コクドは西武に48.6%(2004年9月末現在)出資する親会社だが、非上場で情報開示義務がない。

コクドは西武鉄道株のほぼ50%を保有する親会社でありこれを解消するためにはコクドが保有する西武鉄道株を10%以下にする必要がある。一方コクドは非上場であるから西武鉄道が子会社にするためには、おそらくは堤氏が保有する株式を購入するか、コクドが増資してそれを引き受ける必要がある。

互いに親会社というのでは世間は納得しないから、コクドが保有する西武鉄道株の売却は不可欠だろう。
ところが市場取引がほとんど出来ないのだから、どこかが大量に引き受けることになるのだろうか?それだと、外資系のファンドが出てきそうに思う。
いずれにしろ、きちんとした投資家にとってはコクドと西武鉄道の情報開示が必要なのだが、情報開示し同時に資本構成を明確化することが出来るのだろうか?
なんか、ジャスダック上場とやってジャスダックが怒るとか、野村證券を幹事にして野村證券が困惑するといった「その場しのぎ」のための妙に焦った動きとしか捉えられない。
ちょっと時間をおいて状況が落ち着くのを待つことになりそうだ。

11月 19, 2004 at 03:29 午後 経済・経営 |

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コメント

 上場市場の乗り換え、子会社の親会社化。
 いずれも、「早く看板を架け替えなければ!」という、グループ上層部の苦闘が見て取れて、他人事としては喜劇ですな。何が喜劇と云って、どんなに看板を架け替えても看板ごときでは世間様はもう前のようには扱ってくれ無いという、単純な事実にグループ上層部の誰もが気付かない(もしくは気付いていないフリをしている)トコロが、喜劇です。
 一度失った信頼は容易には還って来ないということが、雪印の惨状を見てもまだ実感されていないから、こんな小手先の打開策が出て来るんでしょう。
 いくら頑張っても自社の手持ち看板の掛け直しでは駄目だと気付いたら、次は、池袋線を東武に、新宿線を京王に、不動産部門を森ビルに、それぞれ売却し、株主として資本参加する……とか言い出すんじゃないかな。ま、相手が受け入れてくれたらだけどね。

投稿: 神北恵太 | 2004/11/19 16:42:20

どもども

もう一つの側面として、ジャスダック上場で世間か?状態の時にコクド子会社化と言い出すと、世間では「次はどうなるのだろう。とりあえず待つか」と評価自体を止めてしまう。
良い評価を得ようとしてやっていることが、評価を止めるという全く効果の無い結果になってしまう。
これは、三菱自動車(ふそう)の対応なんかも同じことだと思います。

投稿: 酔うぞ | 2004/11/19 17:12:13

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