« 続2・携帯電話機種交換 | トップページ | アジアの携帯サービス共通化へ連合 »

2004.11.03

携帯電話ハンズフリーでも危険?

朝日新聞より運転中の携帯、ハンズフリーでも危険 工業大助教授実証」  

運転者の注意力が散漫になることは避けられず、 事故の危険性は電話機を直接手にした時と同じく高いという実験結果を、大同工業大(名古屋市南区)の鈴木桂輔助教授(制御工学)がまとめた。   

実験は、運転シミュレーターを操作しながら、 前方のライトが点灯したらハンドルのボタンを押すという内容。ライトは運転者の前方180度に十数個が等間隔で置かれ、 無作為に点灯する。(1)携帯電話を直接持って通話(2)ハンズフリー器具を使って通話(3)通話しない場合の3通りについて、 それぞれボタンを押す反応の速さを比べ、20~50代の男女24人の平均時間を割り出した。

細かくは記事を読んでもらうとして、この先生はどんな人だろうと検索したら 日本機械学会,計測自動制御学会,自動車技術会所属だった・・・・。

なんか新聞記事がおかしいのではないか?と思ってしまうが、ハンズフリーの運転に対する影響を考える時に容易に考えられる要素は、運転歴、 会話の内容、ハンズフリーか否か、道路環境などがある。
会話の内容というのは話し手にとっての内容だから、どうでも良い会話からとても重大な会話まであるだろう、 こんなものを実験で再現できるものなのか?
非常に有名な実験で、作業能率に環境が及ぼす実験というのがホーソンの実験として知られている。

ホーソンの実験とは、 照明を暗くするなど明らかに作業能率を下げると思われる環境に変化させても、実際の作業能率は上がってしまった、 というものでこの実験で人間にはモチベーションが大きく影響すると分かった。

ハンズフリーの実験など人間の行動や能力を調査するのには、この人間の動機を項目に入れることは必須で、 新聞に紹介してあるような機械的な調査では正反対の結果も出ることを考慮に入れると、明らかに自動車を止めて電話する例も考えに入れると、 およそ無意味とは言わないにしても、現実離れした分析だと言われても仕方あるまい。

PS 13Hzで稼働中さんにトラックバックしました。   「助手席の人と話した場合との比較はどうなるのでしょう?」   これも多くみられる意見ですね。この記事はなんなんだろう?

11月 3, 2004 at 04:13 午後 セキュリティと法学 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2299/1859059

この記事へのトラックバック一覧です: 携帯電話ハンズフリーでも危険?:

コメント

コメントを書く