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2004.10.09

ダイエー再生問題は山場に

産経新聞より「経産相、ダイエー再建で仲裁案提示 再生機構を批判」

中川昭一経済産業相は8日、産業再生機構の斉藤惇社長を呼び、ダイエーが独自再建案に基づく支援企業の選定作業を継続する必要性を強調。その代わりに、ダイエーも再生機構の本格的な資産査定に応じる仲裁案を提示した。
経産相は会談で、機構がダイエーに対して12日までに支援を受け入れるよう決断を迫ったことを厳しく批判。12日の期限を撤回するよう要求した。
一方、三井住友銀行の西川善文頭取ら主力銀行トップは同日、ダイエーの高木邦夫社長と会談、再生機構の活用を直接促したが、高木社長はあらためて拒否した。

ダイエー再建問題は、ダイエーの主張する民間支援と銀行と再生機構が主張する再生機構主体になる案の衝突になっている。

簡単に言えば主導権争いなのだろう。
ダイエーを再建しないといけないというのは、会社更生法など法的処理に移行してしまうと、連鎖倒産など周辺への影響が大きすぎるからだと言われる。
また、みずほ・UFJ銀行にとっても大問題となる。
銀行→再生機構→金融庁(財務省)とダイエー→経産省という役所間の争いなのであろう。
そこで中川経産省大臣が再生機構の社長呼びつけて非難したというのは、かなりすごい話しであるが、再生機構も12日まで決断せよと言いつつ、同時に民間の支援企業との交渉を打ち切れと言うのも無理難題に近いと言える。
では、再生機構と銀行が同時に手を引いたとすると、ダイエーを買い取った企業(グループ)にとっても、その後の運転資金などの問題が出るからちょっとやそっとでは決断出来ない。という解説もあります。

これらを綜合するとどうも誰がリスクを取ってダイエー再生という難事業に手を出すのか、という度胸試しの側面が強いような気がする。日本ではこのような度胸のある企業は無いかもしれない。その場合、中国というのもあるかな?

10月 9, 2004 at 01:09 午前 経済・経営 |

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