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2004.10.07

UFJ銀行、金融庁が東京地検に告発

読売新聞より「UFJ検査妨害は組織ぐるみ、「朝会」で隠ぺい指示」

融資資料の隠ぺいや改ざんは昨年7月以降、大口融資先からの債権回収の見通しを判定する担当審査部の朝のミーティングなどで、当時の同部次長(退社)が部下に資料を配るなどして具体的に指示していたことが7日、関係者の話で分かった。
昨年10月、金融庁がUFJ銀行に特別検査を実施した際、同行関係者とみられる人物から「資料が3階に隠されている」という内容の電話が入ったことがきっかけで発覚。
UFJ銀行は当初、「意図的な検査妨害はなかった」「段ボールの資料は正式なものではない」などと反論していたが、7月になって、金融庁の指摘を全面的に認めて謝罪。今回、同庁から刑事告発される元執行役員と上司の元常務執行役員に、審査担当の最高責任者だった元副頭取を加えた3人を解任、元同部次長ら検査妨害行為に関与した行員78人を降格、けん責などの処分とした。

こんな経過のようですが、経営危機だからといって隠してなんとかなるとは思えないのですが、当事者は何を考えていたのでしょうか?
どうもここらへんは、業務上過失致死罪などで裁判が始まった三菱自動車の旧経営陣などと同じ思考パターンを感じます。

最近の社会の動向は以前とはパターンが変わってきたと思っています。
10月5日の「HDD付きDVDレコーダーがインターネットを攻めてくる。その後」に書いたように blog に書いたら会社が反応したというのは今という時代です。
三菱自動車のリコール隠しは一部長がやってしまっています。いわば縦に昇っていくと、一人の門番が通さないから、その先には伝わらない。といったイメージですね。
ところが blog に書いたなんてのは、苦情として会社に申し入れても無いのでしょう。これはいわば先の縦に昇ったに対して横に動いた。と言えるでしょう。

縦は従来からの厳然たる組織ですから、横に行ったのを見ていても「お達者で~」みたいなノリだったのだと思います。具体的には横に行けば行くほど会社(縦)とは無縁になる。
それが今では「横に動いても会社も動く」なのですから、これは横倒しになってしまった社会の到来、とでも言うのでしょう

三菱自動車の元社長ら被告は無罪を主張していますが、無罪を主張するからには誰に責任があるのかを指摘できるのでしょうね。でもそれは検察の挙証責任の範囲だから「他人であることは確かだが、それは述べない」となるのでしょう。これはヘンだよ。少なくとも良き市民の取る態度ではない。さらに言えば犯人隠匿とも言える。
それでも無罪を主張するのは、やはり縦構造でしか考えてないからだろう。
例えば「知ってはいたが、正式の報告ではなかった」といった主張にをする可能性もあるだろう。

当たり前の話しだが、縦がダメなら横から攻めるが人類社会のやってきた最も基本的な対応だろう。それに彼らは気づいていないのだろうか?

10月 7, 2004 at 07:52 午後 経済・経営 |

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UFJ銀の法人向け貸し出し業務一部停止…金融庁処分http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041007i113.htm 続きを読む

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