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2004.10.20

堤会長、売却にあたって説明せず

朝日新聞より「西武鉄道株、堤氏が8月に売却打診 複数企業の幹部へ」

筆頭株主であるコクドの堤義明前会長が、事実を公表する前の8月下旬、グループ外の複数の企業首脳に対し、自ら西武鉄道株の売却を働きかけていたことが分かった。

これの何が問題か?というと日経新聞より「西武株売却で重要事実説明せず」

コクドが公表前に西武株を相対取引で大手ビール会社などに売却、その際に購入企業は上場廃止基準の抵触など重要事実の説明をコクドから受けていなかったことが19日わかった。内部者(インサイダー)取引にあたる可能性もある。西武株は公表前より4割強下落しており、「(損害賠償などの)訴訟を検討する」(購入企業幹部)という企業も出ている。

では売却を持ちかけた企業にどういう説明をしていたのか?は朝日新聞によると

堤前会長は売却の理由を明らかにせず、「詳しいことはグループ会社の幹部に説明させる」としたという。しかし、この幹部からも詳しい説明はなく理由も抽象的だったため、首脳らは株購入を見送った。別の大手企業の首脳にも8月下旬ごろ、堤前会長から株の買い取りの依頼があったが、「理由がよく分からない」として購入を断ったという。

問題は西武鉄道株をコクドを代表とする支配的な株主の保有率が上場基準に反するほど高いために、上場廃止を防ぐために売却する必要があった、その説明をしなかったということで、いわば貧すれば鈍するを絵に描いたような話しらしい。実際に売却したのは7000万株とされるので、金額としては1000億円程度だった計算になる、これが20日前場では420億円程度とざっと600億円の損害を与えたことになります。

10月 20, 2004 at 10:59 午前 経済・経営 |

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